ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設指定要項平成１９年１月１１日文部科学大臣決定平成２１年１月１６日一部改正平成２２年４月３０日一部改正平成２３年３月３１日一部改正平成２４年５月２３日一部改正平成２５年７月２６日一部改正平成２６年３月７日一部改正１趣旨スポーツ基本計画（平成２４年３月文部科学大臣告示）に基づき、冬季競技、海洋・水辺系競技、屋外系競技及び高地トレーニングについて、既存のトレーニング施設を「ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設」に指定する。２対象競技等ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設の対象競技等は、次に掲げるものとする。・冬季競技・・・・・・スキー（ジャンプ、ノルディック複合）、スケート（スピードスケート、ショートトラック、フィギュアスケート）、アイスホッケー、バイアスロン、ボブスレー・リュージュ、カーリング・海洋・水辺系競技・・セーリング、ボート、カヌー（スプリント、スラローム）・屋外系競技・・・・・サッカー、ホッケー、自転車、馬術、アーチェリー、クレー射撃、ライフル射撃、近代五種、ラグビーフットボール（７人制）、ゴルフ・高地トレーニング３ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設活用事業の実施（１）文部科学省は、ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設に指定する施設の活用を図るため、「ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設活用事業」を指定施設の設置者又は強化拠点の運営者等に委託する場合がある。（２）上記（１）の事業の実施に係る要項等は、スポーツ・青少年局長が別に定める。４拠点施設の指定（１）文部科学省は、ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設の指定に当たっては公募を原則とする。なお、公募を実施するための要領等は、スポーツ・青少年局長が別に定める。（２）文部科学省は、上記（１）の公募によらない場合は、以下によることとする。・文部科学省は、ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設の指定に当たり、その候補となる施設について公益財団法人日本オリンピック委員会（以下「ＪＯＣ」という。）に推薦を依頼する。また、推薦に関する要件は、スポーツ・青少年局長が別に定める。・ＪＯＣは、指定候補施設の推薦に当たっては、指定候補施設を強化拠点とするＪＯＣの加盟競技団体（以下「ＮＦ」という。）の意見を聴取するものとする。・文部科学省は、ＪＯＣから推薦のあった指定候補施設について、現地調査を行うとともに、指定候補施設の設置者並びにＪＯＣ及び指定候補施設を強化拠点とするＮＦと指定に関する協議を行う。・文部科学省は、前項の調査等の実施後、指定候補施設の設置者の同意を確認した上で、ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設を指定する。５指定の条件ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設の指定に係る条件は、別紙のとおりとする。（別紙）ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設の指定に係る条件１指定の期間は、原則として、文部科学省がナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設に指定した日から、当該競技が実施される次期オリンピック競技大会の開催年度末日とし、以後の更新については、別途、文部科学省において定める。２指定期間内における指定施設の運営に当たっては、指定施設を強化拠点とする公益財団法人日本オリンピック委員会（以下「ＪＯＣ」という。）の加盟競技団体が行う選手強化等事業が優先されるよう、最大限配慮するものとする。３（１）指定施設の設置者又は強化拠点の運営者は、指定期間内において、年度毎に文部科学省が委託するナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設活用事業を実施することができる。（事業に必要な経費は、文部科学省が予算の範囲内で支払うものとする。）（２）上記（１）の事業の実施に係る要項等は、スポーツ・青少年局長が別に定める。４文部科学省は、指定施設本来の維持及び管理に要する一切の経費を負担しないものとする。５文部科学省は、指定期間内であっても、次の事項のいずれかに該当する場合は、指定を解除することができるものとする。ア指定施設において、文部科学省が委託するナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設活用事業の実施が困難になった場合。イ指定施設の設置者が指定の解除を求めた場合。ウＪＯＣが合理的な理由により指定施設の変更又は解除を求め、文部科学省が承認した場合。エ指定施設の強化拠点としての利用実績が少なく施策の効果が得られないなど、文部科学省が指定を解除することが適当と判断した場合。オ指定施設が強化拠点としての施設要件に合致しなくなった場合。