パラリンピック競技 ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設公募要領 1 公募趣旨 文部科学省は、パラリンピック競技におけるトップアスリートの強化活動の場を確保する ため、既存のトレーニング施設を「パラリンピック競技ナショナルトレーニングセンター競 技別強化拠点施設」(以下「NTC競技別強化拠点施設」という)に指定するものであり、 今回は、自転車競技のNTC競技別強化拠点施設の公募を行うものである。 2 拠点施設必須要件 (1)国際自転車競技連合(UCI)が認定し、かつ周長250mの屋内自転車競技場を有 すること (2)上記(1)の屋内自転車競技場に隣接したタンデム自転車のロードトレーニングが可 能な5km以上のコースを有すること (3)自転車や競技用具等の整備・調整、管理が可能なスペースを有すること (4)フィットネス能力向上のためのトレーニングルームを有すること (5)利用調整・関係機関との連絡調整及び連携体制の整備に関する業務のマネジメントや 情報分析及びミーティング等を実施することが可能なスペース、更衣室・トイレ・シ ャワールームを有すること (6)上記(4)及び(5)の施設については、車椅子利用を含む障害のある選手の利用 に配慮した施設構造になっていること 3 指定期間 指定された日から平成29年3月31日とする。ただし、当該指定期間終了後、新たな拠 点施設が指定されるまでの間、暫定措置として延長する場合がある。 また、文部科学省は、指定期間内であっても、次の事項のいずれかに該当する場合は、指 定を解除する。 (1)NTC競技別強化拠点施設において、文部科学省が委託する「ナショナルトレーニン グセンター競技別強化拠点施設基盤構築事業」の実施が困難になった場合。 (2)指定施設の設置者が指定の解除を求めた場合。 (3)公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(以下「JPC」 という)が合理的な理由により指定施設の変更又は解除を求め、文部科学省が承認した 場合。 (4)NTC競技別強化拠点施設におけるJPC加盟競技団体(以下「NF」という)が行 う選手強化等の事業の利用実績が少なく施策の効果が得られないなど、文部科学省が指 定を解除することが適当と判断した場合。 (5)当該施設がNTC競技別強化拠点施設としての拠点施設必須条件に合致しなくなった 場合。 4 企画競争に参加する者に必要な資格に関する事項 (1)予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。 なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約の締結のために必要な同意を 得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。 (2)支出負担行為担当官文部科学省スポーツ・青少年局長から取引停止の措置を受けてい る期間中の者でないこと。 5 参加表明書の提出 参加表明書の提出は不要とする。 6 公募申請書の提出方法等 (1)公募申請書の提出方法 ①用紙サイズはA4縦判、横書きとする。 ②公募申請書は、日本語で記載するものとする。 ③提出は、公募申請書20部を送付(受領の確認ができる方法が望ましい)又は持参し た上で、E-mail により下記(2)のアドレス宛に送信すること。 (2)公募申請書提出場所及び問合せ先 〒100−8959 東京都千代田区霞が関3−2−2 文部科学省スポーツ・青少年局競技スポーツ課 支援第二係 電話番号 03−6734−3492(直通) ファクシミリ番号 03−6734−3793 E-mail [email protected] (3)公募申請書の提出期限 平成27年2月17日(火曜日)17時必着 (4)その他 公募申請書の作成費用については、選定結果にかかわらず申請者が負担するものとす る。また、提出された公募申請書については返却しない。 7 選定方法等 (1)選定方法 選定委員会において、提出された公募申請書にて書類選考を実施する。 なお、今回指定するNTC競技別強化拠点施設は、1施設とする。 (2)審査基準 別紙1審査基準のとおり 8 誓約書の提出等 (1)本公募に申請を希望する者は、公募申請書の提出時に、暴力団等に該当しない旨の別 添の誓約書(別紙2)を提出しなければならない。 (2)前項の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反することとなっ たときは、当該者の公募申請書を無効とするものとする。 (3)前2項は、地方公共団体、独立行政法人及び国立大学法人には適用しない。 9 指定に当たっての条件 別紙3のナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設の指定に係る条件のと おり。 10 スケジュール ① 募集締切:平成27年2月17日(火曜日) ② 審 査:平成27年2月中旬∼2月下旬 11 その他 文部科学省は、NTC競技別強化拠点施設の設置者又は運営者等に対して、「ナショナル トレーニングセンター競技別強化拠点施設基盤構築事業」を予算の範囲内で委託する。 委託の契約締結については、選定の結果、契約予定者と事業計画書を基に契約条件を調整 するものとする。なお、契約金額については事業計画書の内容を勘案して決定するため、企 画提案者の提示する金額と必ずしも一致しない。また、契約書締結後でなければ事業に着手 できないため、企画提案書作成に当たっては、事業開始日に柔軟性を持たせた上で作成する 必要があることに十分留意すること。なお、再委託先がある場合は、この旨を再委託先にも 十分周知すること。なお、契約条件等が合致しない場合には契約締結を行わない場合がある。 ※ 国の契約は、契約書を締結(契約書に契約の当事者双方が押印)したときに確定する こととなるため、契約予定者として選定されたとしても契約書締結後でなければ事業に 着手できないことに十分留意すること。なお、再委託先がある場合は、この旨を再委託 先にも十分周知すること。 (別紙 1) パラリンピック競技 ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設 審査基準 1 採択案件の決定方法 提出された申請書について審査を行い、下記3(1)の得点が最も高い施設を採択案 件に決定する。ただし、1施設のみの審査の場合は、当該得点を踏まえNTC競技別強 化拠点施設としての妥当性を判断し決定する。また、特別な場合にあっては、複数の施 設を採択案件に決定する。 2 審査方法 選定委員会において書類選考を実施する。また、必要に応じて審査期間中に提案の詳 細に関する追加資料の提出を求めることがある。 3 評価方法 (1)施設に関する評価(得点) 選定委員会において、拠点施設必須要件を満たしていることが確認できた施設につい てのみ評価する。評価は下記の項目について次の評価基準による5段階評価とし、選定 委員会の各委員が各々評価した結果の合計を平均したものを得点とする。また、下記の 項目については、中央競技団体の選手強化活動がより効果的に実施されるか否か、とい う観点から評価する。 ① 必須要件に関する設備の特徴 [評価基準] 必須要件に関して、応募施設が備える設備に必須要件を超える優れた特徴がある 場合に限り、以下のとおり加点する。 1)必須要件を超える度合いに応じて1要件当たり最大2点を加点する。 大変優れている=2点 優れている=1点 普通=加点なし 2)各要件の合計加点数を以下のとおり補正する。 各要件の合計加点数 ×5点=補正後加点数 最大加点数(2点×要件数) ② 必須要件以外に関する設備の特徴 ③ 施設利用環境の特徴 ④ 施設における中央競技団体の活動実績 [評価基準](②∼④の項目ごとに1∼5点を配点) 大変優れている=5点 優れている=4点 普通=3点 やや劣っている=2点 劣っている=1点 (2)その他 上記、3(1)により評価が同等であったものについては、選定委員会の意見を踏ま えて決定する。 (別紙 2) 誓 □ 私 □ 当社 約 書 は、下記1及び2のいずれにも該当しません。また、将来においても該当することはあり ません。 この誓約が虚偽であり、又はこの誓約に反したことにより、当方が不利益を被ることと なっても、異議は一切申し立てません。 また、当方の個人情報を警察に提供することについて同意します。 記 1 契約の相手方として不適当な者 (1) 法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法人 である場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の 代表者、団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与している者を いう。)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法 律第 77 号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ)又は暴力団員(同法第 2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であるとき (2) 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的、又は第三者に損害 を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき (3) 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するな ど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているとき (4) 役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれを不当に利用するなど しているとき (5) 2 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき 契約の相手方として不適当な行為をする者 (1) 暴力的な要求行為を行う者 (2) 法的な責任を超えた不当な要求行為を行う者 (3) 取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為を行う者 (4) 偽計又は威力を用いて契約担当官等の業務を妨害する行為を行う者 (5) その他前各号に準ずる行為を行う者 年 月 日 住所(又は所在地) 社名及び代表者名 署名(自署) ※ 個人の場合は生年月日を記載すること。 ※ 法人の場合は役員の氏名及び生年月日が明らかとなる資料を添付すること。 (別 紙 3) パラリンピック競技 ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設の指定に係る条件 1 NTC競技別強化拠点施設指定期間は、原則として、文部科学省がNTC競技別強化拠 点施設に指定した日から、当該競技が実施される次期パラリンピック競技大会の開催年 度末日とする。 2 指定期間内におけるNTC競技別強化拠点施設において、当該施設を強化拠点とするJ PCの加盟中央競技団体が行う選手強化等の事業が優先されるよう、最大限配慮するも のとする。 3(1)NTC競技別強化拠点施設の設置者又は運営者等は、指定期間内において文部科学省 が年度毎に委託する「ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設基盤構築事 業」を実施するものとする。(事業に必要な経費は、文部科学省が予算の範囲内で支 払うものとする。) (2)上記(1)の事業の実施に係る要項等は、スポーツ・青少年局長が別に定める。 4 文部科学省は、NTC競技別強化拠点施設本来の維持及び管理に要する一切の経費を 負担しないものとする。 5 文部科学省は、指定期間内であっても、次の事項のいずれかに該当する場合は、指定 を解除することができるものとする。 (1) NTC競技別強化拠点施設において、文部科学省が委託する「ナショナルトレ ーニングセンター競技別強化拠点施設基盤構築事業」の実施が困難になった場合。 (2) 指定施設の設置者が指定の解除を求めた場合。 (3) JPCが合理的な理由により指定施設の変更又は解除を求め、文部科学省が承 認した場合。 (4) NTC競技別強化拠点施設におけるJPCの加盟競技団体が行う選手強化等の 事業の利用実績が少なく施策の効果が得られないなど、文部科学省が指定を解除 することが適当と判断した場合。 (5) 当該施設がNTC競技別強化拠点施設としての施設必須条件に合致しなくなっ た場合。
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