最大 40%OFF キャンペーン 年度末 機器・消耗品サンクスキャンペーン[製品ページ番号:2222] 期間: ~ 平成 27 年 2 月 10 日 機器 免疫化学 抗原賦活化装置 Decloaking Chamber NxGen 製品ページ番号:5426 機疫 免 器染色製品特集 フナコシニュース 2015 年 1 月 1 日・15 日合併号(No.580) funakoshi news 抗原賦活化装置 Decloaking Chamber NxGen を用いたサイトカイン産生細胞の同定 琉球大学 熱帯生物圏研究センター 感染生物学部門 分子感染防御学分野 准教授 梅村正幸先生 我々の研究室は,結核菌をはじめリステリア菌などの細胞内 その実測データは USB メモリに記録・保存することができ, 寄生性細菌の感染防御機構の解明を目指して研究を行ってい PC 上での観測も可能である。これまで,電子レンジ,オート る。これらの感染における免疫応答の経時的変化を個体,組織, クレーブ,市販の圧力鍋などを用いて抗原賦活化を行ってきた 細胞さらには遺伝子レベルまでより詳細に検討し,理解しよう が,どうしても再現性が乏しかった。本機の温度・時間プロ と数少ないスタッフとお互いに切磋琢磨して研究を進めてい グラムを各々 110℃,15 分に設定し,試料は結核菌感染肺を る。特に,我々は動物感染モデルを駆使した解析を中心に行っ パラフィン包埋処理した薄層切片を用いて免疫組織染色を試 ているが,感染後の病理組織学的解析やその感染局所に集簇す みた。写真は感染肺のⅡ型肺胞上皮細胞を特異的マーカーで る細胞の特性解析など in vivo で生じる現象を把握することが あるサーファクタント・プロテイン (SP) -C (写真 1;標識酵素 重要であると考えている。 としてアルカリホスファターゼを使用)あるいは炎症性サイト 今回,Biocare Medical 社 (メーカー略称:BCM)の抗原賦 カインの一つであるインターロイキン(IL)-17F(写真 2;標識 活化装置 Decloaking Chamber NxGen を導入し,安定した 酵素としてペルオキシダーゼを使用)に対する抗体で染色した 免疫組織染色用試料の抗原賦活化を実証できたので報告する。 ものである。なお,免疫組織化学染色用試薬は全て VECTOR この装置は抗原賦活化専用に開発されたもので,内部圧力や Laboratories 社(メーカー略称:VEC)の製品を使用した。安 温度,処理時間を一定に保つことの出来る優れモノである。 定した再現性を得るために,本機は必須のアイテムと思われる。 SP-C 写真 1. BCG 感染肺における SP-C 発現 (Ⅱ型肺胞上皮)細胞の局在 ● IL-17F ×40 ×40 写真 2. BCG 感染肺における IL-17F 産 生細胞の局在 5 研究室の皆様 (右端が梅村先生) 抗原賦活化専用に開発された装置で,USB メモリーに作動中の 内部圧力値や温度,処理時間の実測データを保存することが可 能です。 ● 温度プログラムは,5 種類(60℃,80℃,90℃,95℃,110℃) から選択することができ,任意の時間を設定できます。再起動 標準的な 110℃加熱の場合,1 時間以内に賦活化処理が完了し ます。 質 量 サイズ 作動温度 スライド収容可能枚数 電 源 6.91 kg 36.1W × 34.3D × 33.0H cm 60 ~ 110 ± 5℃ 最大 72 枚(スライドコンテナ 3 個使用時) 115 V, 60 Hz, 1,000 W 品 名 メーカー 商品コード Decloaking Chamber NxGen BCM DC2012 A 通常 キャンペーン 包装 / 価格(¥) 価格(¥) 1 unit / 500,000 お問い合わせ先: 〈機器〉TEL:03-5684-1619 / FAX:03-5684-5643 / e-mail:[email protected] 425,000 本誌に掲載されている製品はすべて研究用です 時には,最後に設定したプログラムが呼び出されます。 ●
© Copyright 2024 ExpyDoc