広報誌「Are You Happy?」2014年11月 第13号はこちら(PDF)

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第 13 号
平成26年11月1日発行
サービス残業短縮への取り組み事例 (一般病棟)
当病棟は、急性期から慢性期(手術適応からターミナル)まで、そして多領域疾患の患者様
が入院されております。
一般病棟ゆえ緊急な入院が多く、各種入院対応や日勤者から夜勤者への勤務交代時にお
ける申し送りに時間がかかり、定時で業務を終わらせることが難しいのが現状です。
そこで、申し送りの在り方を見直しました。
① 申し送りは、簡潔・明瞭におこなう。というルールを再徹底。
② 申し送りは、ベットサイドでおこなう。
② について、従来までナースステーション内でおこなって
いた申し送りを、患者様のベットサイドでおこなうことにしました。
これは、
ためです。
申し送り者の言葉だけではなかなか詳細なイメージが湧かないような場合でも、視覚や聴覚
等の情報を併せて得ることにより格段に早く認識することができます。
五感をフルに使って情報収集を図ることにより、さらに質の高い看護の実践も目指して
おります。
これらの見直しにより、従来よりも申し送りにかかる時間が
少しずつ短縮されました。
まだ多くの課題があり、定時で帰れるまでには至って
おりませんが、業務効率を上げ、少しでもサービス残業
や超過勤務を減らせるよう取り組んで行きたいと考えております。
産前・産後休暇とは、妊産婦が母体を保護することを目的に出産前と出産後にとることが
できる休暇のことをいいます。別名を略して産休(さんきゅう)と呼ばれ、
こちらの方が一般的によく使われています。
労働基準法では産休を取得するための条件として女性であること以外の記載はありません。
つまり、就業している女性で、出産予定が決まっていれば、誰もが産休取得の対象者です。
『産前休暇』
産前休暇は出産予定日の6週間前から取得することができ、42日間休むことができます。
もしも双子や三つ子を出産予定の場合は出産予定日の14週間前から産前休暇を取得
することができます。そのため、産休を申請する時は分娩予定日が記載された診断書
などの確認書類を提出する必要があります。
また、産前休暇の期間は出産予定日よりも早く生まれた場合は短くなってしまい、
遅れて生まれた場合は6週間を過ぎたとしても産前休暇が延長されることになります。
産前休暇は任意なので必ず取得しなければいけないものではありません。
申請しなければ産前休暇を取得することはできず、また体調によって出産直前まで働く
ことも可能です。
『産後休暇』
産後休暇は出産日の翌日から起算して8週間取得することができ、56日間休むことが
できます。しかし、この8週間は必ず休まなければいけないわけではありません。
法律で絶対に休まなければいけないと定められている期間は産後の6週間だけなので、
本人が復職したいと希望し、なおかつ医師が支障なしと判断した場合は、出産後6週間
休んだ後に仕事に復帰することができます。
手続きの際には出産したことを確認できる出産証明書が必要となります。
来月に看護職員を対象とした、WLBアンケート調査をおこないます。
各種手続きや、産休中の収入、保険、税金、出産育児一時金の申請方法など、
現状や皆さまの考えをお聞きし、よりよい職場環境の整備を目的に実施致します。
人事・経理課で詳しく説明いたします。お気軽にご相談ください。
回答率が100%になるよう、ご協力よろしくお願い致します。