校 長 挨 拶 相馬養護学校がある相馬市は、戦 国時代後期から江戸時代にかけて相 馬氏の本拠地であり、特に江戸時代 には中村藩 6 万石の城下町として栄 えました。学校は、この相馬中村城・ 中村神社の北西の高台に位置し、今 年3月に全線開通した常磐自動車道 も見ることができます。昭和46年 に「相馬市立養護学校」として設置された学校も、平成22年4月に県立に移管され今年 6年目を迎えました。本年度は、小学部3名、中学部9名、高等部21名の新入生を迎え、 昨年度末より11名多い、小学部24名、中学部13名、高等部53名の計90名の児童 生徒が元気に学んでいます。 平成27年度の学校経営・運営ビジョンは、 『つなぐ、つづける、つみあげる』3 つの基 本理念の下、学校として努力する事項をそれぞれ3点ずつ記載しました。 “Along with school children, parents and community !” (児童生徒、保護者そして地域とともに!) をモットーに保護者、地域、関係機関、教職員が互いに手を取り合い、目標達成にむけて 児童生徒を支援していきたいと考えております。ホームページに学校経営・運営ビジョン を載せましたので、是非ご覧いただくとともに、ご理解とご協力をお願いいたします。 さて、昨年度末の 2 月県議会定例会 において、長年の懸案事項であった「相 馬養護学校の移転・新築」について動き がありました。議員からの質問に対し、 杉教育長から「相馬養護学校を、相馬・ 南相馬地区内に移転・新築する」との答 弁がありました。場所や時期は決定して おりませんが、新しい校舎の建設に向け て、大きな大きな“第一歩”が記された と考えられます。今後は何らかの動きがあれば皆様にご説明を行うとともに、児童生徒と ともに新しい校舎の青写真を考えていきます。 平成27年4月 福島県立相馬養護学校長 須田 康仁
© Copyright 2024 ExpyDoc