〔巡回情報紙〕定期発行隔週火曜日発行(祝日の場合翌日) 発行日 対象期間 発行者 項目 品目 茶 平成26 年 4 月 22 日 平成26 年 5 月 22 日~5 月 6 日 JAハイナン 営農企画課 生育状況・病害虫発生状況 担当 外部用 課長 部長 管理・病害虫防除 一番茶生育状況をよく観察し、計画的な摘採を心掛けてください。 低温の影響を受けた茶園では、下葉が硬化し、さらに芽伸びのわりに硬葉化する可能性があります。今年 は特に品質重視の取引がされることから、硬化した下葉は刈らず、みる芽~適期浅刈りを進めて下さい。 また、昨年秋に再萌芽して春にならした茶園では、樹勢の維持を図る為にも充実した芽を浅く摘採するよ うにして下さい。 浅めの摘採 ☆一番茶新芽を1~2節残す ○外観、内質とも品質良好 ○2番茶の芽伸び良好 ○2番茶の品質良好 深い摘採 ★一番茶新芽が残らない ○品質劣る (古葉、木茎の混入、白茎目立つ、水色悪い) ○2番茶の芽伸び悪い ○2番茶の品質劣る 馬鈴薯 メロン 水稲 これから暖かくなってアブラムシが発生する 時期ですので防除をしましょう。 また雨が降ると疫病・軟腐病も発生するため防 除をしておきましょう。 ランネート45DFは露地での使用は問題あ りませんが、ハウス内など噴霧のこもりやすい 場所では、使用しないでください。 現在、苗の生育は天候に恵まれ順調ですが、立 枯症状とベト病に注意して下さい。 また、定植以降アブラムシが発生しますので対 策をお願いします。 また、品種によっては交配前後のステージにな りますので、交配蜂の影響がでない農薬・日数 での管理をお願いします。 早期コシヒカリの田植えは 4 月 11 日より本格 的に始まり順調に進みました。 普通期栽培では種籾の塩水選、種子消毒も始ま っています。 (アブラムシ) ダントツ水溶剤 4000 倍(7 日-3 回)※露地・施設 ランネート45DF 1000 倍(7 日-5 回)※露地 (疫病・軟腐病予防) カスミンボルドー 500 倍(7 日-3 回) またはフェスティバルC水和剤 500 倍(14 日-3 回) (疫病発生時) リドミルゴールドMZ 500~1000 倍(30 日-1 回) (立枯病) オーソサイド水和剤 800倍(14 日-5 回) (ベト病) ダコニール1000 1000倍(3 日-5 回) リドミルゴールドMZ 1000倍(7日-3回) (定植時 アブラムシ) ベストガード粒剤 1g/株(交配前14日まで) アブラムシ・オンシツコナジラミ ベストガード水溶剤1000倍(7日-3回) ①早期コシヒカリ ○田植え時の箱施用(いもち、ニカメイチュウ他) ・ビルダープリンス粒剤 50g/箱 ○田植え後の除草剤 ・フォーマット1キロ粒剤 1kg/10a 田植え後 7 日~10 日 ・プラスワンLジャンボ 10P/10a 田植え後 7 日~10 日 ②普通期栽培 ○本田の除草剤 ・ラウンドアップマックスロード 薬剤 500cc 100ℓ/10a (200 倍) ・タッチダウンIQ みかん いちご 4月中旬現在、発芽 5mm~1cm程度にな っています。発育枝のほか花芽も見えるように なってきました。開花は例年5月上旬~中旬に なっています。灰色かび病の防除時期は満開時 期と落弁期の2回となっています。花の様子を 確認し防除できるようにしましょう。 また、そうか病が近年増えていますが、幼果へ の感染が落弁期以降になります。右記に記した 灰色かび病の防除薬剤はそうか病の予防にも なりますのでしっかり防除をしましょう。 ・灌水 イチゴは基本的には水分を好む作物です。 多頻度灌水を行い水分不足にならないよう にしてください。 ・温度 温度管理は基本的には日中は28℃、夜間 は10℃で管理してください。ただしこの時 期からは徒長が始まりますので徒長を抑えた い場合は夜間の温度を低めに管理すると有効 です。 ・病害虫防除 スリップス、アブラムシ、ハダニ、うどん こ病、灰色かび病の発生が多くなりますので 予防並びに初期防除を行ってください。 親株の準備 4月中に親株を定植してください。 定植時には下記等の粒剤を使用してください。 《アブラムシ防除》 ・アドマイヤー1粒剤 0.5g/株 1回 定植時(植穴土壌混和) 育苗期後半(株元散布) 《疫病、根腐病》 ・リドミル粒剤 0.5g/株 1 回 土壌混和 薬剤 500cc 100ℓ/10a (200 倍) ※代かき 20 日前まで散布が効果的です。 ○籾種消毒、催芽 ・テクリードCフロアブル 200 倍 24 時間浸漬 その後4日間の浸種(2 日で水の交換) その後の芽出しは 1 ミリ程度までとする。 ○播種、育苗中のカビの防除 ・ダコニール 1000 500 倍 500cc/箱 灌注 ※播種時の覆土前が有効的です。 (灰色カビ病) 開花から落果直後に掛けて降雨や曇天が多いと幼果に 張り付き、発病が多くなります。 (そうか病) 開花から落果直後に掛けて降雨や曇天が多いと、拡散 し果実への感染が多くなります。 灰色カビ・そうか病は、この時期の農薬が同一の為、下 記の通り防除を行って下さい。また、開花~落弁期まで の2回の防除が、ポイントになります。 5分~8分咲 ストロビーDF 2,000倍(14日-3回) 落弁期 ナリアWGD 2,000倍(30 日-3回) 訪花昆虫(開花期) 開花時は、花粉採取する昆虫が、子房(将来果実にな るもの)に傷をつけていきます。花が開き始めたら防除 をしましょう。 《徒長を強制的に抑える》 ・ビビフルフロアブル 400~600 倍 10~25ml/株 (前日-3 回) 《アブラムシ防除》 ・ウララ DF 2000 倍(前日-2 回) ・モスピラン顆粒水溶剤 2000 倍(前日-2 回) 《スリップス防除》 ・ウララ DF 2000 倍(前日-2 回) ・モスピラン顆粒水溶剤 2000 倍(前日-2 回) どちらかと ・ボタニガード 500~1000 倍(前日---)を混用 《ハダニ防除》 ・ムシラップ 500 倍(前日----)アブラムシも ・粘着くん液剤 100 倍(前日----)アブラムシも ・カネマイトフロアブル 1000~1500 倍(前日-1 回) 《うどんこ病防除》 EBI剤は種類が多くありますので連用にならないよ うに気を付けてローテーション散布してください。 ミツバチが必要なくなった圃場の防除は 《アザミウマ、アブラムシ、コナジラミ》 ・モベントフロアブル 2000 倍(前日-3 回) ハチ-翌日 マルハナ-2ヶ月 天敵-2 ヶ月 《アザミウマ、アブラムシ、ウドンコ》 ・ハチハチフロアブル 1000 倍(前日-2 回) ハチ-5 日 天敵-影響大 《アザミウマ、アブラムシ、ハダニ》 ・アーデント水和剤 1000 倍(前日-4 回) ハチ-3~7 日 天敵-影響大 次回発行 平成26 年 5 月 7 日
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