巡回情報紙 2015年3月24;pdf

〔巡回情報紙〕定期発行隔週火曜日発行(祝日の場合翌日)
発行日
対象期間
発行者
平成27 年 3 月 24 日
平成27 年 3 月 24 日~4 月 6 日
JAハイナン 営農企画課
項目
品目
茶
3月12日の未明から早朝にかけて管内は低
温になりましたが、萌芽期前の管内茶園では対
凍性が強いため凍霜害の被害はありませんで
した。
芽の成長につれて対凍性が下がりますので、今
後も防霜ファンの点検、稼働をお願いいたしま
す。
地
域
御前崎、白羽
地頭方 地域
(150号線以南)
地頭方地域
(150号線以北)
相良地域
(須々木片浜)
菅 山 地域
萩 間
地域
萩間地域
(東名以北)
馬鈴薯
課長
生育状況・病害虫発生状況
牧之原市相良製茶協議会より一番茶前の農薬
最終散布日
一番茶前の農薬散布自粛
大根
担当
外部用
部長
管理・病害虫防除
アブラムシ
アクテリック乳剤
1000倍(7日-1回)
葉面散布
尿素
250倍
結晶粒マグ
500倍
ソイルサプリエキス
500倍
等
葉面散布は葉裏から吸収されますので葉裏に掛かるよ
う丁寧に散布してください。
最終散布日
4月4日(土)
4月5日(日)
4月9日(木)
4月10日(金)
4月11日(土)
4月13日(月)
ハイナン地区での栽培は、ほぼ終了致しまし
た。
ハウス・トンネル・路地栽培で、生育ステージ
が各々違いますが、例年よりも低温で推移して
いて降水量も多いので、生育遅れや病気の発生
が心配です。圃場での病害虫に注意し管理をお
願いします。
収穫する圃場で農薬散布を行なう場合は、使用倍数・
使用回数・使用日数の遵守をお願いします。
アブラムシ
ランネート 45DF
1000~2000 倍
ダントツ水溶剤
4000 倍
(7 日―5 回)
高温時薬害注意
(7 日―3 回)
疫病
予防
ダコニール 1000
500~1000 倍 (7 日―5 回)
予防
ドイツボルドーA
400~800 倍
治療
ホライズンDF
治療
リドミルゴールドMZ
(
― )
1000~2500 倍(14日-4回)
500~1000 倍(30日-1回)
軟腐病
水稲
レタス
早期栽培の播種、育苗が始まってきました。
収穫が9割程度終了していますが、相変わらず
雨が多く、収穫作業は遅れ気味です。
治療
カスミンボルドー
500~800 倍
治療
カセット水和剤
1000 倍
(7日-3回)
(7日-3回)
使用基準の遵守をお願いします。
育苗中のカビ類の発生
出芽時 ダコニール 1000 500 倍 500cc/箱
緑化時 タチガレエースM液剤 500 倍 500cc/箱
処理方法はジョロでの灌注(噴霧ではありません)
※混合はできません。
ベト病
治療 アミスター 20 フロアブル 2000 倍 (7 日-4 回)
品質面でも傷みが見られ、肥大はしていますが
バラつきが多く歩留りは悪い状況です。
サ ニ ー
レタス
みかん
いちご
生育は概ね順調ですが、雨が多く収穫は遅れ気
味です。多少老化気味の株も見られ、結球も見
受けられます。
発芽の時期や発生量を確認しましょう。
本年産が表か裏か見極め、管理計画を立てまし
ょう。
発芽後は、緑化促進の為窒素主体の葉面散布な
どを心がけると同時に昨年そうか病の発生し
た園地は防除を行いましょう。
アブラムシ、スリップス、ハダニ、うどんこ
病の発生時期ですので予防的な防除を行って
下さい。
・カルタス(300~1000 倍葉面散布)
徒長、軟果、チップバーン防止
灰色カビ病、菌核病に効果有
機能性展着剤不可
治療 フォリオゴールド 800 倍 (14 日-3 回)
灰色カビ病、菌核病
予防 スミレックス水和剤 1000 倍(7 日-5 回)
治療 ゲッター水和剤 1500 倍 (7 日-2 回)
治療 シグナムWGD 1500 倍 (14 日-1 回)
ベト病に効果有
機能性展着剤不可
アブラムシ
アグロスリン乳剤 2000 倍 (7 日-5 回)
ダントツ水溶剤
2000 倍 (3 日-2 回)
ベト病
治療 アミスター 20 フロアブル 2000 倍 (7 日-4 回)
灰色カビ病、菌核病に効果有
機能性展着剤不可
治療 フォリオゴールド 800 倍 (21 日-2 回)
灰色カビ病、菌核病
予防 トップジンM水和剤 1500 倍
(21 日-2 回)
治療 シグナムWDG
1500 倍 (14-日 1 回)
ベト病に効果有
機能性展着剤不可
アブラムシ
アグロスリン乳剤 2000 倍 (7 日-2 回)
ダントツ水溶剤
2000 倍 (3 日-2 回)
樹勢回復・維持(雨がない場合など)
尿素(葉面散布) 300倍
灌水(土壌灌水)2t/10a
そうか病 (発芽後)
マネージDF 6000倍(30日―3回)
デランF
1000倍(30日―3回)
ミカンハダニ・カイガラムシ類
アタックオイル 60倍
日照時間が伸び、気温の高い日がみられるようになっ
てきました灌水不足での障害が発生する前に灌水量を増
やしておいて下さい。
葉枚数は10枚程度になるように葉かきを行って下さ
い。
施肥管理はアミノキッポ3号を 10a 当り 20 ㎏/月を
施用して下さい。窒素が効きすぎている場合や花を充実
させたい場合はホップアップを使用して下さい。
樹が徒長している場合や果実が軟化気味の場合はカル
タスを 300 倍~1000 倍で使用して下さい。
病害虫防除は薬剤のローテーション散布を行って下さ
い。
天敵導入している場合は薬剤の影響日数に注意して下さ
い。
天敵が入っている場合の使用薬剤例
・ハダニの防除
ダニサラバフロアブル
1000 倍 2 回
スターマイトフロアブル 2000 倍 1 回
マイトコーネフロアブル 1000 倍 2回
カネマイトフロアブル
1000~1500 倍 1回
注意(カネマイトフロアブルは葉裏にシミのような薬
害が必ず発生します)
・アザミウマ、アブラムシの防除
ミツバチが翌日で天敵に影響のない薬剤
ウララDF 2000 倍 3 回
モスピラン顆粒水溶剤 2000 倍 2 回
どちらかと
ボタニガードES 1000 倍 を混用
(ボタニガードESは 1000 倍より濃い濃度で散布す
る場合や散布後に乾かない場合は薬害が発生しやすい
薬剤ですので注意して下さい)
次回発行 平成27 年 4 月 7 日