ボージョレ・ワイン委員会プレスリリース

2014 年 10 月 17 日
発信元:SOPEXA JAPON
EU 協力キャンペーン
BEAUJOLAIS ’14 Communiqué de presse
【ボージョレーワイン委員会】
ヴィンテージ 2014
エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい 期待が持てるヴィンテージ!
MILLÉSIME 2014
Des vins élégants et gourmands, dotés d’un très bel équilibre…un millésime prometteur !
2014 年 10 月 10 日付け ボージョレーワイン委員会プレスリリースより
ボージョレーでは、9 月末に収穫が終了した。収穫は、約 3 週間続いたことになる。
最終的に、ボージョレーの 2014 年は、とても良い気候条件の恩恵を受けた。シーズンの初めは暖かく乾燥
していて、続く春は日照に恵まれ、開花は最適な条件の中で進んだ。夏は少し雨が多かったが、ぶどう樹に
必要な水分をもたらし、かなり涼しかったために、素晴らしい衛生状態を保つことができた。最後に、晩秋は
良く晴れ、夜間は涼しかった。ぶどうにも人間にもありがたい、自然のささやかな後押しであった。
ぶどうの成熟は、完璧な条件のもとで、ゆっくりと少しずつ進んだ。生産者は、並外れて素晴らしい品質の
ぶどうを収穫することができた。ぶどうはよく熟しており、フレッシュで糖分があり、果皮が厚く色が濃い。天然
アルコール度も高い(12~13 度)。
アルコール発酵は素早く始まり、アロマがすぐに現れた 。現在、発酵は終わりに近づき、圧搾された
キュヴェは、とても良いヴィンテージであることを予想させる。
最初の試飲では、ワインは滑らかで、丸く、味わいは素晴らしく長く、完璧にバランスが取れている。わずかな
爽やかさが、アロマの複雑さを引き立てている。
「果汁の発酵はうまく進み、ワインには、アロマの見事な強さがある」と、シカレックス・ボージョレーSicarex
Beaujolais(*)の幹部であるベルトラン・シャトレ氏は認めている。「タンニンは絹のように滑らかで、とても繊細
で完璧に溶け込んでおり、2014 ヴィンテージに、ストラクチュアと味わいの長さをもたらし、エレガンスに溢れ
ている」と同氏は付け加えた。
また今年は、シャルドネもとても品質が良い。ボージョレーとボージョレー・ヴィラージュの 2014 年の白ワイ
ンは偉大な品質で、官能的でボリューム感がある味わいになるだろう。大いに注目すべきワインである!
なお、収量は 750,000hl~800,000hl の見込みである。
*Sicarex : ヴィルフランシュ・シュール・ソーヌにあり、ボージョレーのぶどう畑を専門に研究する機関
***2014 年のボージョレー・ヌーヴォーの解禁日は 11 月 20 日(木)です***
このリリースについてのお問い合わせ:SOPEXA JAPON(フランス食品振興会) 鈴木 靖子
mail : [email protected]
tel : 03-5789-0081
fax : 03-5789-0087