第 7 章 堺市産業振興アクションプラン推進に向けて 1.連携による推進体制の構築 本プランの実施に当たっては、これまで様々な事業において協力関係を築いてきた経済団体 のみならず、市内事業者、市民、地域活動団体、大学など、市内産業に関わる様々な主体と 連携し、事業推進の体制づくりを進めるものとします。 また、行政においても、このアクションプランに関係する庁内の関係部局と連携して、目標達成に 向けて力を合わせるとともに、南大阪地域の自治体、国・大阪府、関西広域連合とも適切な 連携を図っていきます。 推進体制 市 民 市内事業者 南大阪地域の自治体 堺商工会議所 地域活動団体 大 学 連携 国・大阪府 関西広域連合 さかい新事業創造センター 2.PDCAマネジメントサイクルの実践による進行管理 本プランに基づき、毎年度の事業内容を企画(Plan)し、事業者をはじめ様々な主体や庁内の 関係部門との連携のもとで事業を実行(Do)します。 また 、 事業実施に よる 成果に つい ては、 目標指標の 達 成 状況や事業目的等に 照ら して 評価(Check)し、目標指標や目的の達成状況が十分でない事業については、改善 (Action)の 方策を検討し、さらに次年度事業の立案に活かしていきます。 こうしたPDCAマネジメントサイクルを徹底し、事業の効率性や実効性を高めます。特に、事業 実施による成果の評価(Check)及び評価に基づく改善(Action)を中心に、進行管理を実施します。 Plan ― Do 企画 目標実現に向けた事業の企画立案 ■事業の策定 ■改善点を踏まえた事業立案 ― 実行 プランに基づく計画的な事業の実行 ■様々な主体との連携による事業の実施 ■庁内関係部門との連携 PDCA マネジメンサイクル Action ― Check 改善 評価に基づく事業の改善 ■事業の改善点の抽出 ■具体的な改善方策の検討 ― 評価 事業の成果の評価 ■目標指標の進捗状況の確認 ■事業の総合的な達成状況の評価 69 3.アクションプランの見直し 毎年度のPDCAマネジメントサイクルの実践によって事業のマネジメントを行いながら、新たな 課題や状況変化等に対応していきますが、堺市産業を取り巻く環境の変化などにより、事業の 必要性やその内容などの大幅な見直しが必要となることも想定されます。 そのため、堺市マスタープランと連動する形で、必要に応じて市内の事業者、学識経験者、 市民などの外部の意見を取り入れながら、適宜本プランの見直しを行ってまいります。 70
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