現代文明論2における 出席・成績管理システムの構築 湘南校舎 教育支援センター 教育支援課 はじめに 2010年度より現代文明論2が各学部単位で開講 問題点 :在籍人数の多い学部において、出席・成績管理を いかに正確かつ効率的に行うか? ex.) 工学部:約1500名、文学部:約1100名、 政治経済学部:約500名、体育学部:約500名 ⇒ ミニッツペーパー・システムを用いた効率化 報告の流れ 1.ミニッツペーパーとは 2.現代文明論2における出席・成績管理のための ミニッツペーパー・システムの活用 ⅰ. 体育学部の取り組み実績 ⅱ. 文学部の取り組み状況・課題 3.今後の展望 ミニッツペーパーとは :毎回の授業で学生に配布し、授業のポイントや疑問点、理解度、評価 などを記入させて回収し、次の授業に活かしていく授業改善を目的とする 教育支援課では、FD活動の一環としてミニッツペーパーの利用を促進 ミニッツペーパーを機械的に読み取り、集計 する手段としてOCR:光学式文字読取装置 (ミニッツペーパー・システム)を全校舎に導入 現在230名の教員が利用、年間およそ40万枚 ミニッツペーパー用紙 学生の授業理解度確認 タイムリーな授業改善 現代文明論2へのミニッツペーパーの活用 ミニッツペーパー用紙の様式は変更可能 ⇒ 各学部独自の現代文明論2ミニッツペーパーの作成 ※ご相談いただいた場合 用紙の設計から協力 手作業による出席・成績管理の手順 用紙の作成 ↓ 実施 ↓ 学生による記入 ↓ 回収 × 授業回数 ↓ 教員による採点 ↓ 履修者名簿順に並べ替え ↓ 出席・成績の手入力 手作業の問題点 ・膨大な作業量 ・手作業による入力ミスの 可能性 機械化できれば・・・ ミニッツペーパー・システムを用いた出席・成績管理の手順 用紙の作成 ↓ 実施 ↓ 学生による記入 ↓ 回収 ↓ × 授業回数 教員による採点 ↓ ミニッツペーパー用紙の読み込み ↓ データの出力 ↓ データの集計 (出席・成績管理) ミニッツペーパーの利点 ・作業の効率化 ・入力ミスの防止 教育支援課が協力 マクロ機能を用いたデータ加工 マクロ機能を利用した簡易版出席・成績表の作成 手順書の手順を踏むだけで 誰もが簡単に操作可能 体育学部での取り組み状況 約500名の履修者 2010年度より独自の様式の ミニッツペーパーを作成・利用 初年度は担当教員全員に対し ミニッツペーパー読み込み説明会 を実施 現在は一人の教員が読み込みを すべて担当 学期末にすべてのデータを一度に 加工して簡易版出席・成績表の作成 体育学部での取り組み成果 作業の効率化(作業時間の短縮) ⇒Excelのマクロ機能により、学期末一度のデータ 加工で履修者名簿に極めて近い形式での簡易版 出席・成績表が即座に作成可能 入力ミスの防止 ⇒約500名×15回分の成績入力がコピー&ペースト で入力可能 体育学部での取り組み成果 松浪 稔 准教授(読み込み・成績入力担当) ・500名を越える履修者の成績を手作業で入力 することは不可能 吉村 哲夫 教授(体育学部現代文明論2委員) ・オムニバス形式の授業における 授業運営方法の確立 文学部での取り組み状況 約1100名の履修者 (体育学部のおよそ2倍) 2010年度よりミニッツペーパー・ システムを一部利用 2012年度より全面導入 14名の教員が読み込みを担当 (うち11名はミニッツペーパーを 初めて使用) 文学部からのご要望 操作の簡略化 ⇒文学部現代文明論2用の詳細なマニュアル作成、 (体育学部での取り組みで作成した)マクロ機能の 活用 授業一回ごとに履修者名簿に成績を入力したい その際、出力データを履修者名簿と完全一致した 形式に加工したい 現時点における課題 履修者名簿との一致 ⇒Accessを用い、履修者名簿と完全一致した 成績表を作成することは可能 いかに簡略化できるか? ・システム化 ・マニュアルや仕様書の整備 今後の展望 一連の操作を簡略化 他学部・他校舎での利用展開 ⇒すべての教員が独自に操作可能なシステムを 構築すれば、出席および成績入力に関する 人為的ミスがなくなるのみならず、出席・成績 管理に関する教員の業務負担を大幅に軽減 することができる さらなる展開を目指して 教育支援課員だけでなく、 教員と意見交換しながら改善を あらゆる授業 Plan 文学部現代文明論2 Plan Action 体育学部現代文明論2 Plan Action Do Check Do Check Do Check Action ありがとうございました
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