第6章 計画の推進に向けて(PDF:771KB);pdf

第6章
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計画の推進に向けて
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1
計画の推進体制
計画の推進にあたっては、国や東京都の制度を最大限活用することにより、効率的な事
業運営を目指します。また、障害者福祉施策の充実や制度の見直しについて、必要に応じ
て国や東京都に要望していきます。
本計画の見直しに際しては、推進協議会からの意見を踏まえ取り組みます。また、検討
組織を設け、障害者や家族、障害者団体など広く区民の意見を反映した取り組みとします。
さらに、台東区障害者地域自立支援協議会から出される意見や地域の課題等についても、
推進協議会に報告し、意見を反映した取り組みとします。
■計画の推進体制のイメージ
第4期台東区障害福祉計画
各施策の実施
【計画の成果目標】
…年1回中間評価を実施
【障害福祉サービス等の利用実績】
…年1回以上の状況確認を実施
【国や都の制度】
…最大限に活用し、
効率的な事業運営
…施策の充実等の要望
情報提供
検討
計画案
の検討
台東区
障害者福祉施策推進協議会
地域の課題等
報告、意見
計画案
に意見
台東区
障害者地域自立支援協議会
第5期台東区障害福祉計画へ
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2
PDCAサイクルとその実施
PDCAサイクルとは、Pは plan、Dは do、Cは check、Aは act を示す略語で、
業務を円滑に進めるため、まず
(1)計画を立て(plan)、その計画に基づいて
(2)施策を実行し(do)、
(3)実行した施策について評価を行い(check)、評価の結果、
(4)改善が必要な部分はないかを検討(act)することで、
次の計画策定(新しい“plan”)に役立てるものです。
これまでの障害福祉計画でも、このPDCAサイクルについては考え方としておお
むね取り込まれていたものではありますが、今回の障害福祉計画の改定にあたり、成
果目標及び活動指標の設定や評価について導入する旨が国の基本方針にて示されてい
ます。本計画においても、この考え方に基づき、策定を進めてまいります。
◇国の示す PDCA サイクルのプロセスのイメージ
計画(Plan)
■「基本指針」に即して成果目標及び活動指標を設定するとともに、
障害福祉サービスの見込量の設定やその他確保方策等を定める。
改善(Act)
実行(Do)
■中間評価等の結果を踏まえ、必要があ
ると認めるときは、障害福祉計画の変
更や事業の見直し等を実施する。
■計画の内容を踏まえ、事業を実施する。
評価(Check)
■成果目標及び活動指標については、少なくとも1年に1回その実績を把握し、障害者
施策や関連施策の動向も踏まえながら、障害福祉計画の中間評価として分析・評価を
行う。
■中間評価の際には、協議会等の意見を聴くとともに、その結果について公表すること
が望ましい。
■活動指標については、より高い頻度で実績を把握し、達成状況等の分析・評価を行う
ことが望ましい。
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