CI演習 デザイン方法論

CI演習
デザイン方法論
第3学年 前期 選択 演習 4単位
◎天野 誠、太田 岳
第3学年 前期 選択 講義 2単位
境野広志
授業の概要およびテーマ
CIとは、企業の特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、
またはメッセージで発信し、存在価値を高めていく企業戦略のひと
つのこと。
CIを導入する背景や目指すべきイメージの設定、シンボルマーク
の制作、デザインシステム、アプリケーションデザインへの展開な
ど、企業や組織の顔作り(ブランドイメージ作り)を実践的な作業
を通して学んでいく。課題は大きく分けて2つ行う。前半の課題
は、ホテル、銀行、建設業の中から1つ選び、各自がイメージす
る会社のCIを作る。後半の課題は、地元長岡の企業や組織にモデ
ルになってもらい、実際にプレゼンテーションを行い、社会へアプ
ローチする。
達成目標
アイデアの出し方や定着方法を学びながら、企業や組織のコミュニ
ケーションの核となる、CIデザインが果たす役割や重要性を理解
することができる。また地元企業に対してプレゼンテーション行
い、社会との関わりを学ぶことができる。
授業計画
(01)ガイダンス/第1課題の説明
(02)マークのアイデアチェック1
(03)マークのアイデアチェック2
(04)マークのアイデアチェック3
(05)アプリケーション制作の説明と事例紹介
(06)アプリケーションのアイデアチェック1
(07)アプリケーションのアイデアチェック2
(08)プレゼンテーション+講評1
(09)プレゼンテーション+講評2/第2課題の説明
(10)マークのアイデアチェック1
(11)マークのアイデアチェック2
(12)マークのアイデアチェック3
(13)プレゼンテーション+講評1
(14)プレゼンテーション+講評2
(15)総合講評/採点
学生に対する成績評価基準
受講態度40%、作業プロセスおよび最終成果物(作品)60%。
テキスト
必要に応じて適宜指示する。
参考書・参考資料等
『プロのデザインルール』CI&ロゴマーク編 PIE BOOKS 3,990円
『VISUAL DESIGN 2』/『タイポグラフィ・シンボルマーク』六燿社
4,620円
用具
通常の演習課題で使用する基本的な用具とパソコン関係。
履修希望者への要望・事前準備
この科目を受講するには『CI計画論』も受講すること。
各自の経験や知識だけを頼りに取り組むのではなく、新たに企業や
組織に対する調査や分析など、実際のフィニッシュワーク以外の作
業が非常に重要になる。
制作途中段階(アイデアスケッチや試作品の提示など)と受講態度
を重要視し、これらと最終的な提出物(作品)の完成度で総合的に
評価する。したがって提出物が優れていても、途中段階や出席状況
が好ましくない場合は、単位を与えられないので、注意すること。
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授業の概要およびテーマ
デザインの分析、評価、設計方法について一般設計論の立場で論じ、演
習として多変量解析等を行う。
デザインワークは感性的なスキルが重要だが、一方で客観的、分析的な
思考も要求される。本講義は論理的、定量的なデザイン方法論を主な
テーマとし、それらを理解することにより、デザインの本質について思
考を深めることを目的とする。
達成目標
・代表的な設計論についての知識習得
・デザイン及び関連する作業のフロー、考え方について理解
・人間の身体的、認知的特性について理解
・データに基づくデザインコンセプト、スタイリングについて演習を行
い、理解と考察を深める
・デザイナーの本質的なスキルについて考察を深める
授業計画
01 ガイダンス、デザインの研究領域について
02 デザイン方法論の概観
03 一般設計学とデザイン
04 逆推論としてのデザインの見方
05 デザインの思考実験
06 グラフ理論によるデザイン行為の分析、考察
07 線形、非線形によるデザイン方法のモデル化
08 多変量解析の概観
09 多変量解析演習 主成分分析、多次元尺度構成法、クラスター分析
10 多変量解析演習 数量化理論III類
11 多変量解析演習 重回帰分析、数量化理論Ⅰ類
12 多変量解析演習 数量化理論II類
13 デザインの記号論的理解
14 デザイン評価の方法
15 デザイン方法論のまとめ
学生に対する成績評価基準
デザイン思考実験のレポート(30%)と多変量解析に関する調査、発表
とレポート(70%)を得点とし、原則として欠席は5点、遅刻は3点の
減点対象とする。ただし、出欠に関して不正があった場合は減点50点と
する。
テキスト
直接必要な資料等はパレット等で配付する。
参考書・参考資料等
『工業デザイン全集1 理論と歴史』日本出版サービス
『システム工学入門』寺野寿郎 共立出版
『経営のための多変量解析』本多正久/島田一明 産業能率大学
『デザインの工学』森典彦 朝倉書店
『キーポイント線形台数』薩摩順吉/四ツ谷晶二 岩波書店
『ラフ集合と感性』森典彦他編 海文堂
『左脳デザイニング』森典彦編 海文堂
『ニューラルネットワーク情報処理』麻生秀樹 産業図書
『多変量解析のはなし』有島哲/石村貞夫 東京図書
『デザイン情報学入門』和歌山大学システム工学部デザイン情報学科日
本規格協会
『官能評価の基礎と応用』天坂格郎/長沢伸也 日本規格協会
履修希望者への要望・事前準備
デザインは方法論だけではできないが、方法論を知ることによって、デ
ザインという行為の本質が見えてくる。プロダクトデザインが主だが、
グラフィック等に関わるテーマも取りあげるので、視覚系の学生も積極
的に受講して欲しい。また、本授業は数学的概念が出て来るが、できる
だけ平易に説明をするつもりである。しかし、数学的な抽象化も、デザ
インを理解する一助となることを同時に感じて欲しい。中学・高校レベ
ルの関数、統計は復習しておくこと。卒研で論文を希望する学生、進学
を希望する学生には特に受講を勧める。