車等で場所を移動して調理販売を行う食品営業許可について

車等で場所を移動して食品を調理販売する営業許可について
車等で場所を移動して食品を調理販売する営業許可は、2種類あります。
① 簡易な飲食店営業等(いわゆる屋台営業)
② 自動車を利用して行う営業
どちらも営業区域は、千葉県内一円となりますが、施設基準及び取扱い可能
な食品が異なります。
「①簡易な飲食店営業等」では、テント等の簡易的な施設で営業が可能です
が、取扱品目に制限がかかります。
【簡易な飲食店営業等での取扱品目等の制限】
飲食店営業
おでん、焼鳥、たこ焼、いか焼、お好み焼、ドッグ類(アメリカンド
ッグ等)
、ラーメンその他の加熱調理食品であって、調理工程が簡単な
もののうち、いずれか一品目及び飲料に限る。
※弁当、おにぎり、すし、カレーライス等の米飯類、ハンバーガー、
サンドイッチ等の調理パン類等の食品は取り扱いできません。
喫茶店営業
ディッシュアップアイスクリーム、削氷及び清涼飲料水に限る。
※原材料として使用する氷雪及び清涼飲料水は、食品衛生法第 11 条
第 1 項に規定する厚生労働大臣が定める基準に適合したものを使用し
てください。
菓子製造業
今川焼、焼だんご類、焼まんじゅう類その他加熱製造食品であって製
造工程が簡単なもののうち、いずれか一品目に限る。
※生クリーム類を原材料又は製品として使用したものは取り扱いでき
ません。
自動車を利用している場合でも、作業場が完全な区画ではなく、開放された
部分があるなど「②自動車を利用して行う営業」の施設基準に適合しない施設
は、
「①簡易な飲食店営業等」となり、取扱品目等に制限がかかります。
「②自動車を利用して行う営業」は、完全に区画された車内作業場が必要と
なり、
「①簡易な飲食店営業等」で取扱いができない米飯類や調理パン等の取扱
いが可能となります。
「①簡易な飲食店営業等」と「②自動車を利用して行う営業」の施設の違い
については、
「簡易な飲食店営業等と自動車を利用して行う営業の施設基準につ
いて」(別紙)を確認してください。
【注意事項】
1 ソフトクリーム(機械内で混和凍結等を行うもの)は、アイスクリーム類
製造業が必要のため、簡易な飲食店営業等及び自動車を利用して行う営業
では、取扱いできません。
2 簡易な飲食店営業等では、調理工程の複雑なものや加熱後冷却して提供す
るもの(例:ざるそば、冷やし中華等)の取扱いはできません。
【参考】簡易な飲食店営業等で取り扱いが可能な食品(例示)
業種
分類
取扱品目
飲
煮物
おでん、スープ、モツ煮、豚汁、海鮮汁
食
焼き物
焼き鳥、焼き餃子、ウインナー焼き、焼きトウモロコシ、イカ焼き、
店
磯辺焼き、イワシ焼き、鮎焼き、海鮮焼き、ホタテ焼き、ウナギの蒲
営
焼き
業
お好み焼き類
お好み焼き、たこ焼き、チヂミ
茹で物、蒸し物類
田楽、じゃがバター
麺類
ラーメン、焼きそば、うどん・そば
揚げ物類
鶏唐揚げ、メンチカツ、コロッケ、フライドポテト、揚げたこ焼き、
揚げタコ
ドッグ類
アメリカンドッグ、フランクフルト、ホットドッグ(パンに加熱した
ウインナーを挟むだけのもの)
菓
酒類
生ビール
焼き菓子類
今川焼、たい焼き、大判焼き、焼き餅、五平餅、ベビーカステラ、ポ
子
製
造
業
喫
茶
店
営
業
ップコーン
揚げ菓子類
ドーナッツ、チュロス
団子類
焼き団子、みたらし団子
まんじゅう類
焼きまんじゅう、おやき
飲料
清涼飲料水
削氷
かき氷
アイスクリーム類
ディッシュアップアイス、押し出し式アイス
千葉市保健所への申請が必要となるのは、千葉市内に施設を保管しているか、
主たる営業所所在地が千葉市内の場合です。
【申請の流れ】
申請書提出(食品安全課窓口)
↓
書類審査
↓
申請手数料支払い
業種によって手数料が異なります。現金でご持参ください。
飲食店営業 ¥16,000 喫茶店営業 ¥9,600 菓子製造業
¥14,000
以下、自動車を利用して行う営業のみ
乳類販売業
\9,600 食肉販売業
\9,600 魚介類販売業
\9,600
↓
施設検査
※申請書の確認後、保健所の駐車場で検査を行います。申請書提出時に施設
(車)を持参してください。
↓
適合の場合、後日(翌開庁日)に窓口にて食品営業許可証を交付
(注:即日交付及び郵送はできません。)
*受理後、許可証を掲示して営業開始
不明な点等については、千葉市保健所食品安全課にお問い合わせください。
【問い合わせ先】千葉市保健所食品安全課食品指導係
千葉市美浜区幸町1-3-9千葉市総合保健医療センター2階
TEL
043-238-9934
FAX
043-238-9936