(誤) 1.6 浄水方法の変更 (水道法第10条(事業の変更)、第四版水道法逐条解説 P248) 浄水方法の変更は、「水道事業等の認可の手引」(昭和60年6月厚生省水道環 境部水道整備課)に示されています。 1)既認可の浄水処理工程に、補足に示す区分の浄水処理工程を新たに付加す る場合。 2)既認可の浄水処理工程の一部もしくは全部を廃止または補足に示す区分を 超えて変更する場合。 3)同一の浄水処理工程であっても、その目的及び処理能力に重大な変更を生 じる場合。 (例:遊離炭酸除去のためのエアレーション設備をトリクロロエチレン等の除去 のために用いる場合など) [補足] 浄水処理工程の区分 1)沈澱池 :普通沈澱池(薬品処理可能なものを含む)、 薬品沈澱池(横流式で傾斜板等を設置しないもの)、 薬品沈澱池(横流式で傾斜板等を設置するもの)、 薬品沈澱池(上向流式のもの)、 高速凝集沈澱池 2)ろ過池 :緩速ろ過池、急速ろ過池。 3)その他の処理設備 :エアレーション設備、除鉄除マンガン設備、 活性炭処理設備、オゾン処理設備、フッ素除去設備 4)その他 :「水道施設設計指針・解説」に合致しない施設、 または記述のない施設 (正) 1.6 浄水方法の変更 (水道法第10条(事業の変更)、第四版水道法逐条解説 P248) 浄水方法の変更は、「水道事業等の認可の手引」(平成23年10月厚生労働省健 康局水道課)に示されています。 1)既認可の浄水処理工程を変更(追加)する場合。 2)既認可の浄水処理工程の一部若しくは全部を廃止する場合。 3)既認可の浄水施設の処理目的を変更する場合。 (例.遊離炭酸除去のためのエアレーション設備をトリクロロエチレン等の 除去のために用いる場合) 4)大幅な設計諸元の変更等、既認可の浄水処理能力に重大な変更を生じる 場合。なお、既設の沈殿池に傾斜板(管)を設置するなどの軽微な変更や 粉末活性炭の人力による投入等特別な設備を設けずに臨時に行うものは 除く。 〔補足〕浄水方法の変更(他の変更を伴わず、次に掲げる浄水施設を用いる浄水 方法への変更に限る)について、技術的知見が確立し一般的に知識や経験が 蓄積されている浄水方法への変更においては、変更認可は要せず届出で足ると したもの。 ①普通沈殿池 ②薬品沈殿池 ③高速凝集沈殿池 ④緩速ろ過池 ⑤急速ろ 過池 ⑥膜ろ過設備 ⑦エアレーション設備 ⑧除鉄設備 ⑨除マンガン設備 ⑩粉末活性炭処理設備 ⑪粒状活性炭処理設備 ※粉末活性炭処理設備、粒状活性炭処理設備については、変更前の浄水処理 工程に追加整備する場合に限る。
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