新しい地域医療への挑戦/時代をつむぐ男と女(PDF:935KB)

きた の
と
き かず
北野十喜一
新 しい地域医療 への挑戦
多治見市民病院 皮膚科
し て い ま す 。こ れ は U V B の 中 で も
紫外線は雲や窓ガラスを通過して
の 一 部 が 地 球 に 到 達 し ま す 。こ の A
いA紫外線と波長の短いB紫外線
そ う い わ れ ま す 。そ の 中 の 波 長 の 長
の 短 い「 紫 」よ り 外 に あ る こ と か ら
( 目 に 見 え る 光 線 )の 中 で 一 番 波 長
紫外線とは太陽光線の可視光線
準備として事前に皮膚の紫外線に
わ れ て い ま す が 、こ の 治 療 を 始 め る
尋常性白斑などの疾患に有用とい
尋 常 性 乾 癬 、ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 、
治療しているといわれています。
細胞の働きを効果的にすることで
体の中のリンパ球の一種であるT
除 い た 光 線 を 直 接 、病 変 部 に 照 射 し
日焼けの原因となる有害な部分を
肌 に 到 達 す る の で 生 活 紫 外 線 、B 紫
対する感受性の検査が必要となり
当科における紫外線治療について
外線は日焼けの主な原因であるた
ま す 。そ う し て 照 射 量 を 決 定 し て か
当科をお訪ねください。
療 に 興 味 が あ り ま し た ら 、ぜ ひ 一 度
該 当 す る 疾 患 は も と よ り 、こ の 治
からの治療となります。
で き ま せ ん 。個 々 の 適 応 を 見 極 め て
ただいたその日からのスタートは
ら 治 療 開 始 と な り ま す の で 、受 診 い
はく はん
じん じょうせい かん せん
めレジャー紫外線と呼ばれます。
現 在 、当 院 当 科 で は こ の B 紫 外 線
(U VB )を利用 し た「ナ ロ ーバン ド
U V B 」と い わ れ る 治 療 機 器 を 所 有
地域で興味のあることを市職員が説明する「おとどけセミナー」をぜひご利用ください
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2015
25
る男性)がもっと増えるといい」など、男性が子育
てしやすい環境づくりを求める意見が出ました。
男女がお互いを助け合う環境づくりが、
「消滅可能
性都市」を打破する重要な要件だと子どもは感じ
ています。
子どもは自分が生まれ育ったまちがなくなって
しまうかもしれないことに対して、どうしたら良い
かを考えました。私たちおとなも次の世代のことだ
からと思うことなく、
「個
性を輝かせていきいきと
暮らすことができるまち」
にするためにはどうした
ら良いのかを今一度、真剣
に考えてみませんか。
平成27年度に多治見市は
「男女共同参画推進条例」制定10周年を迎えます。
「多治見市男女共同参画推進条例」制定10周年
を迎える多治見市では、
「一人ひとりがお互いを大
切にし、性別にかかわりなく、個性を輝かせていき
いきと暮らすことができるまち多治見」を目指し
ています。
平成26年5月に日本創成会議・人口減少問題検討
分科会が、20~39歳の女性人口が2010~40年
に現在の5割以下に減る自治体を「消滅可能性都市」
として発表しました。この年代の女性の出産率が高
く、次の世代の人口を左右するからです。多治見市
もこの「消滅可能性都市」と位置付けられました。
では、20~39歳の女性人口の減少を止めるに
はどうしたら良いのでしょうか。
1月18日に、小学4年生以上の子どもが多治見
市について話し合う「子ども会議」が駅北庁舎で開
催され、どうしたら多治見市が消滅しないで済む
かということを話し合いました。その中で「男性が
育児休暇を取りやすいまち」
「 イクメン(子育てす
問い合わせ
くらし人権課 森本
内線1152
Vol.132
消滅可能性都市と男女共同参画