平成２６年度がん検診受診促進スポットＣＭ制作放送業務委託仕様書平成２６年１０月２０日福祉保健部健康増進課１目的本県においては、がんは、昭和５７年以降死因の第 1 位であり、平成２４年のがんによる死亡者数は３，４８３人と約３．７人に１人ががんで亡くなっている状況である。がんによる死亡者を減少させるためには、がん検診の受診率を向上させ、早期発見、早期治療することが極めて重要であるが、本県における受診率は３０～４０％程度の状況にあり、積極的な対策が必要となっている。本事業は、がん検診の効果的な受診促進を図るため、がんに関する正しい知識の啓発やがん検診の受診勧奨を行うことで、受診率を向上させることを目的とする。２委託業者の選定（１）業者の選定本事業においては、自由な発想による表現や放送時間帯の設定、県民への周知・啓発の手法等を採用し、最良のＰＲ効果が得られるものとするため、企画公募により委託事業者を選定し、業務を委託するものとする。３委託業務の内容委託業務の内容は、テレビ及びラジオスポットＣＭの制作放送とする。（１）企画の内容（共通） ①がん検診の重要性を県民に強く訴え、かつ、実際の受診行動につながる効果的な内容とすること。 ②がん検診の詳しい情報は、実施者である職場又は各市町村へ問い合わせをする旨、わかりやすく県民に呼びかける内容とすること。 ③ＣＭ放送期間は、平成２７年３月中・下旬とする。（２）テレビ及びラジオスポットＣＭの制作放送 ①制作本数・規格制作本数テレビ（１５秒）・ラジオ（２０秒）最低各１本 ②放送の形態等・テレビスポットＣＭの放送社は、株式会社テレビ宮崎及び株式会社宮崎放送の２社とする。・ラジオスポットＣＭの放送社は、株式会社エフエム宮崎及び株式会社宮崎放送の２社とする。・放送時間帯は、Ａタイム、特Ｂタイム及びＢタイムを全て含むものとする。・制作したＣＭを記録したＤＶＤ又はＣＤを納品すること。 ③ＣＭ制作上の留意点・市町村のがん検診対象者には４月以降各市町村より案内がある旨、アナウンスすること。・アナウンスについては、テレビ・ラジオ両方共に必ず盛り込むこと。ただし、テレビＣＭにおけるアナウンスは文字のみによるものも可とする。（３）権利関係委託業務において制作したスポットＣＭは、県主催のイベント等において活用できるものとし、企画、出演者、デザイン、音楽等の権利関係を調整すること。４企画における留意点 ①対象のがん検診と対象者は以下のとおりとする。・肺がん検診４０歳以上の男女・胃がん検診４０歳以上の男女・大腸がん検診４０歳以上の男女・乳がん検診４０歳以上の女性・子宮頸がん検診２０歳以上の女性 ※がん検診を実施する市町村・事業所等により、がん検診の対象とする部位・年齢に違い（自治体の独自の取組として対象年齢を拡大している場合等）があるため、企画の中でがん検診の情報に触れる場合は汎用的な表現に心がけること。 ②特定の部位のがんに特化するものではなく、がん検診全般を対象とする。ただし、ＣＭの演出上、特定の部位を取り上げることは妨げない。その場合は、一般的にがん検診が行われている肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんのいずれかの部位を取り上げること。例）「大腸がんを経験したＡさんは・・・」といった企画 ③検診対象者の多くが自覚症状の無い方であることに留意し、その点を踏まえた効果的な企画を行うこと。 ④がん患者やそのご家族、また、ご家族・友人等をがんで亡くされた遺族の方が、不快な思いをされるような表現・演出の使用は控えること。５その他本仕様書に明記のない事項については、双方協議の上、決定すること。