平 成 25 年 度 学 校 評 価 書 静岡市立西豊田小学校 経営の重点にかかわること 1 学校教育目標 ① ○話す力の向上のため、発達段階に応じて聞き手を意識して表現でき るように指導している。 ○時と場に応じたあいさつや言葉づかいができるように指導してい る。 ○ペア活動など、ペア学年と仲良く楽しく関わることができるように 指導している。 ○時間いっぱい精いっぱい清掃に取り組ことができるように指導して いる。 2 重点目標 気づき 考え 行動する子 心豊かでたくましい子 学校評価 学校関係者評価委員会から B A 様々な教育活動 で、気づき・考え・ 【学校説明】 行動する ・根拠をもとに考えをもち、聞き手を意識した話し方ができるように今後も継続して指導し ていく必要がある。 ・あいさつは、児童会による呼びかけや各学年のあいさつ運動により、しっかりできる児童 が増えてきた。しかし、地域の方や来客の方へのあいさつを指導する必要がある。 ・ペア活動の計画や振り返りの仕方を教師が工夫したことで、ペアに対して思いやりの心 をもって積極的に関わろうとする姿が見られた。各行事でも、ペアを意識した取組を継続 し、関わりがより深まった。 ・清掃の始めと終わりのあいさつでけじめをつけ、「黙って分担場所をきれいにしよう」と学 校全体で取り組むことができた。 ・清掃やペア活動など、伝統的な良さを 今後も大切にして欲しい。 ・話を聞く力と同様に、自分の考えを伝え る力を更に磨いて欲しい。 ・生活環境や学習環境が整えられてい る。 各指導部・領域等にかかわること 大項目 中項目 評価指標(小項目) 学校評価 確かな学力の定 ②「話す力」「聞く力」に重点をおき、考えづくりの場と伝え合う場を意識した授 着 【市共通項目1】 業づくりを目指している。 学校関係者評価委員会から B B 【学校説明】 1 教育課程 学習指導 ・「話す力」「聞く力」を更に高めるように継 続した指導を進めて欲しい。 ・確かに読み取る力や豊かな表現力の育成に課題が残っていると考えられる。 道徳教育の充実 【市共通項目2】 ③道徳授業の実践を通して、「豊かな心」「感謝の心」を育んでいる。 B B 【学校説明】 ・思いやりのある行動や「ありがとう」と素直に言える児童が多い。今後も継続してできるよ うに指導していきたい。 1 ・日常生活を大切に道徳的価値に迫るよ うに指導を進めて欲しい。 大項目 中項目 評価指標(小項目) 特別活動の充実 ④ペア活動等を通して、異学年との交流を大切にしながら教育活動を進めて 【市共通項目3】 いる。 学校評価 A 【学校説明】 ・宿泊体験活動の前後にお守りやお土産を交換し合ったり、音楽集会の感想を異学年に 渡したりするなど、行事を交流の場として位置づけたことで思いやりの心を育んだ。 2 生徒指導 一人一人を大切 にした指導 ⑤全職員が一人一人を大切にし、子ども理解に努め、関わっている。 【市共通項目4】 【学校説明】 A ・一人一人の個性を大切にしながら児童の実態を捉えて、指導を繰り返してきたことに よって、子どもたちが安心して学校生活を送ることができていた。また、「子どもを語る会」 や「打合せ」等において、学年の様子の報告により全職員が子どもたちの良い表れを共 有することができた。更に、指導につなげることもできた。 3 安全管理 学校安全システム ⑥危機管理意識をもち、子どもたちの安全に対する意識を高めている。 の構築 【市共通項目5】 学校関係者評価委員会から A ・様々な機会を設定していることがすばら しい。交流を更に深める工夫を進めて欲 しい。 A ・児童の良い表れを共有する機会がすば らしい。継続して欲しい。 B B 【学校説明】 ・火災や地震を想定した避難訓練、引渡訓練、防犯教室、色別・一斉下校訓練では、子 どもたちが真剣に取り組む姿が見られた。特に、避難訓練では「あおい」の約束がしっかり 守られ、安全意識の向上が伺えた。 2 ・児童の安全意識は高まっているが、 様々な状況が考えられるので、今後も指 導を継続して欲しい。 大項目 4 保健管理 中項目 評価指標(小項目) 保健教育の充実 ⑦授業や朝・帰りの会、保健指導を通して、健康安全に注意し、けがや病気を 予防しようとする意識を高めている。 【市共通項目6】 【学校説明】 学校評価 B B 基本的生活習慣やけがの予防について、様々の機会に保健指導を実施してきた。その 結果、うがい、手洗いや給食後の歯磨きを進んで行う子も増えてきた。また、不注意や ルールを守らなかったためのけがの発生も少しずつ減ってきている。 病気やけがに対する意識が少しずつ高まってきている。 5 学校の実態に応 ⑧コーディネーターを中心に、担任、支援員等、学校と保護者が連携し、一人 じた校内支援体 特別支援教育 一人に合った支援を進めている。 制づくりの推進 学校関係者評価委員会から A ・保護者評価から、生活習慣を更に整え ていく必要がある。家庭を巻き込んで意 識を更に高めたい。 A 【学校説明】 6 組織運営 【市共通項目7】 ・家庭との連携を密にして支援計画を作成し、支援のあり方を確認した。また、担任と特別 支援コーディネーターが協力し、一人一人に合った支援のあり方を探り実践に結びつけ た。今後も継続していきたい。 組織・運営の改善 ⑨子どもの実態を把握し、4部や学年を中心に、事後の振り返りを実施し、改 善策を検討している。 【市共通項目8】 【学校説明】 A ・ステージごとに4部の視点から子どもの実態を把握し、次ステージの取組課題を明確に しすると共に、適切な手だてを講じることができた。 7 研修 研修体制の充実 ⑩全教員が一人一公開授業を実践し、研修テーマに迫る授業実践を積み上 げている。 【市共通項目9】 【学校説明】 A ・常に課題を把握して、次の目標を明確 にして取り組んでいる。 B B ・全職員が研修テーマや研修の方向性について共通理解した。学年部を中心に考えづ くりと伝え合いを具現化し、手だてについて考察してきた。引き続き、授業力の向上に取り 組みたい。 3 ・一人一人にあった支援のあり方を全職 員で追求していることがすばらしい。 ・一人一公開はとても大切である。 ・教室掲示にも学習の様子が伝わってく る。 大項目 中項目 評価指標(小項目) 8 信頼される学校 保護者・地域 ⑪保護者へ情報を発信し、教育活動への理解を求めている。 づくりの推進 住民等の連携 【市共通項目10】 【学校説明】 学校評価 A ・学校、学年便りやホームページにより、教育活動や子供の様子を保護者や地域の方々 に積極的に発信している。また、担任は必要に応じて、的確な情報を保護者へ伝えてい る。 9 施設設備 きれいな学校 ⑫効果的な学習活動が行えるよう学習環境を整えている。また、校内掲示を整 備、工夫している。 A 学校関係者評価委員会から A ・「学校だより」やHPの更新など、効果的 な情報を発信している。 A 【学校説明】 ・所有する教具を有効に活用し、楽しく学ぶことができるように努めている。また、学年掲 示板を活用し、子どもたちの歩みがわかるように工夫した掲示をしている。 学校から 経営のまとめ(成果と課題) 1 経営のまとめ(成果と課題) ・学校内の掲示板は、よく工夫されてい る。 ・興味ある掲示物は学習意欲につなが る。 学校関係者評価委員会のまとめ ・自ら判断して課題を追求し、主体的に生きる力を更に高めるよう継続指導の必要がある。 ・今後も継続して、基礎的基本的事項を活用した思考力・判断力・表現力を更に高めていく必要がある。 ・自他の良さを認めることによる、自己肯定感と他者を思いやる心を更に磨いていく必要がある。 2 学校関係者評価の意見を受けて(改善策) 重点目標「自分から かかわりを もつ子」とする。 4部は、重点目標を具現化するために以下のテーマを掲げた。 学習部:「基礎的基本的な事項を身につけ、自分の考えをもち発信できる子」 生活部:「場に応じたあいさつや言葉遣いができる 心優しく温かな子」 特活部:「みんなのことを考えて進んで行動する子」 環境部:「黙って 精いっぱい そうじをする子」 4 ・職員が児童のために、よく動き心配りを している。 ・職員の努力が実っている。 ・職員の創意工夫で、更なる力を発揮し て欲しい。 ・PTAを巻き込んで、更に学校を良くし て欲しい。
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