A A A 生 A - 静岡市立安倍口小学校

平成25年度
Ⅰ
1
学校評価書
経営の重点に関わること
学校教育目標:
2
重点目標
自ら考え
ともにやり抜く子
学校(園)名:静岡市立安倍口小学校
評価(A非常によい B良い C課題がある D改善すべきである)
心豊かなたくましい子
自己
評価
(1) ス テ ー ジ 目 標
ステージ目標を、学校生活の中のどの部分で習得活用させるの
をもとに PDCA
かを学年経営案に明記して取り組むことで、確実にステップア
サイクルを生か
ップしていく。
した活動づくり 【学校説明】
教
の推進
ステージ目標が書かれている学年経営案をもとに、ステージごとの見直
しを行った。その都度達成度を評価し、加除訂正を繰り返しながら、子ど
務
も達の成長に合わせてステップアップを目指した。評価委員の方には、第 3
ステージの中で音楽学習発表会へ向けた取り組みなど、授業を中心に参観
して頂いた。
学校関係者評価委員会から
A
(2) 道 徳 心 を 育 て
る教育の推進
毎週木曜日に全校一斉道徳を行い、相手を思いやる気持ちを職
員全員で育てる。自分を見つめるために、振り返りを書く場を
位置づける。
A
A
生
徒
指
【学校説明】
導
毎週木曜日の道徳を大切に行うことが定着している。行事や児童の表れ ・
によって、教材を入れ替える等、より心に落ちるような授業を意識して構 道
徳
成している。
A
学級経営案に明記して位置づ
けたことが大きい。様々な行事
が行われるが、そのたびに子ど
も達が思いを伝える場を設け
ている。それがどの子も言える
という姿は、日々の学級活動で
そのような子どもを育てたと
いう成果だと思う。
週の中に位置づけをしたこと
によりどの学級もしっかりと
実践がつめている。授業展開の
工夫や道徳コーナーの設置な
どにも熱心に取り組まれてい
る。今後は、授業後半でもう一
度自分を振り返り、見つめ直す
時間の部分が課題となる。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
ステージのめあてに沿った行事を計画し、実行してきた。それらを経験した子ども達には、その都度感想を求める場
面を設けてきたが、子どもが自分の思いを自分の言葉で語れるようになってきた。その部分を評価して頂いたことが、
大変うれしく、来年度へつなげていく自信となる。ステージのめあてが今後も御題目だけになることなく、子どもの心
に落としていく努力を今後も続けていきたい。
Ⅱ各指導部・領域に関わること
大項目
1
教育課程
学習指導
中項目
(1)確かな学力の育
成
【市共通項目1】
評価指標
長期休業前まとめテストや朝のドリル学習、赤ペン先生など
を通した指導や、相手意識をもって聴いたり伝えたりする指
導を行うことで、二極化の改善を図る。
自己
評価
学校関係者評価委員会から
A
【学校説明】
赤ペン先生に向けての家庭学習促進ウィークを通して、定着を図るため
のプリント学習、赤ペン先生時の学習など、二極化の改善が図られてき
た。国語ドリルでテスト慣れや語彙力を高めるのに大変よかった。また、
相手意識をもって聴いたり伝えたりできている。
研
A
修
年度当初の授業の様子と比
べると、かなり落ち着きを見
せてきた。教師が個別に指導
にあたることで、子どもが自
信をもって丸をもらいに来
る。その時の表情がよい。授
業形態などを今後の課題と
して取り組むとよい。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
赤ペン先生では、ケアレスミスに気を付け、見直しを定着させるために、初めの丸つけで全問正解した子に金シール
を貼ってもらうなどの手立てを打つ。また、あいさつをする、数字を丁寧に書くなどは、毎日の授業でも指導を続け、
定着していくようにする。
(2)道徳教育の充実 ① 道徳コーナーを設け、年間7回程度内容を更新する。また道
【市共通項目2】
徳コーナーや板書を写真に撮り、互いに見合うことによって
よりよい道徳コーナーあいさつをするーづくりを学びあう。
A
【学校説明】
道徳コーナーは、授業の振り返りばかりでなく、子ども達の思いを伝え
る場としても活用している。また、教室には「思いやりの花」、各ホー
ルにはステージの「振り返り」のコーナーをそれぞれ作り、努力してい
る子どもやよい表れを紹介する場を設けた。
②ソーシャルスキルの授業を積極的に取り入れ実践する。
A
【学校説明】
年間 5 回のソーシャルスキルはどのクラスも達成している。道徳と並
行して行うことで、より具体化される。1 時間の授業で定着できるもの
ではないので、その後の日常の指導に活かしている。
生
徒
指
導
生
徒
指
導
A
すごく頑張っている。来るたび
に内容が変わっていたし、深ま
っていた。道徳的価値が変わっ
ていた面や意欲がわかる面が
見られた。良い事をみんなに広
める「花咲き掲示」もお互いが
良い面を見つけ合うなど、とて
もよいものになっている。
取り組みはよい。発達障害を伴い、
友達との関わり方のスキルが身に
A
ついていない子が多いので、これ
からも進めてほしい。特に低学年
では、善悪の判断をしっかりと教
えていくことが大切である。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
「花咲き掲示」については、次年度も適切な時期に教師側と児童側の両面から取り組んでいく。
(3)特別活動の充実 ① 第 1~3 ステージ…自分から、相手に聞こえる声であいさつする
【市共通項目3】
第 4 ステージ…自分から、相手に聞こえる声で笑顔であい
さつする。
A
A
【学校説明】
児童会の働きかけによって、進んであいさつ運動に参加したり、ねらい
とするあいさつができたりする子どもが増える等、あいさつの渦が学校に
広まっている。
② 学級活動で、自分から友だちと協力して活動する。
A
【学校説明】
・1~3 年・・・学級をよりよくする活動、係活動、そして清掃活動などで、
積極的に友達と関わりながら協力して活動する姿が多く見られるように
なった。
・4~6 年・・・それぞれの学年の行事(学習発表会、音楽交流会、持久走
チャレンジなど)のめあて達成のため、学級で取り組みの仕方や心構え
を話し合い、実践するなど、学級で一つのめあてに向けて協力して取り
組む姿が多く見られた。
特
別
活
動
A
登下校だけでなく、昼間もあい
さつをしてくれる。遠いところ
から、大きな声であいさつして
くれるのがうれしい。正門前の
あいさつ運動も、ボランティア
が加わって、人数が増えるのも
大きな成果である。
持久走の練習では、朝早くから
高学年が積極的に練習をして
いて下級生のよいお手本にな
っている。
「走りたい」の気持
ちはどの学年を通しても全体
に共有していたことで、自分か
ら友達と協力できていたよう
に思う。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
本年度の成果を継承し、子どもが目を輝かせて生き生きと活動する場を意図的に設定する。特に委員会活動で子ども
の発想を生かし、工夫した活動の推進に努める。
2
生徒指導
(1)一人一人を大切 児童が自らを見つめながら清掃活動を行い、がまんする心、思
にした指導
いやる心、気づく心、の3つの心を実践して育てる。
【市共通項目4】 自発性を発揮すると共に、自らを高めるための時間とする。
A
【学校説明】
だまピカのそれぞれの玉はでき、外部の参観者からの賞賛の声をいだた
くようになった。さらに、心を磨くまでに到達させるためには、掃除の仕
方の基本を徹底させること、道徳授業と連動させることなどを行いたい。
生
徒
指
導
A
だまピカの反省の用紙に「ト
イレの黄色の所をきれいに
した」と書かれていた。普通
は嫌がることも、前向きに取
り組んでいることが素晴ら
しい。校外での活動へ広がり
を見せ、年々進化している。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
・清掃の仕方の基本冊子を担任に配布して、全職員が同一歩調で児童の指導にあたる。また、学活や道徳で「清掃につ
いて」の授業を実施し、清掃活動と心情面の結びつきを考える機会を持つ。
・だまピカ集会やペア清掃をタイムリーに実施し、全校児童が共通の意識をもって取り組めるような仕掛けを講ずる。
3
進路指導
(1)勤労観・職業観 人材リストなどから情報収集を行い、地域教材や外部人材を活用
の育成につなが した授業を積極的に行う。
る指導
【学校説明】
5 年や 4 年の総合等で積極的に地域教材や外部人材を活用できた。3 年
のイチゴやお茶、なかよしの障がい者を招いた体験活動なども地域を生か
した教材として大変有効だった。人材リストを活用できる形にしていく。
B
研
修
・
総
合
A
老人会と 4 年生との交流会
では、初めてボウリングを体
験したお年寄りがみんなに
拍手をしてもらうなど、とて
も嬉しかったようだ。孫と遊
んだ経験のない方もいて、大
変有意義な時間を過ごせた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
来年度さらに全校をあげて成果を出すため、前期に 1 回以上、後期に 1 回以上、年間合計 2 回以上外部人材を活用
していく。そして、地域に根ざした教材も開発、リンクさせていくことで子ども達の学習のさらなる充実を図る。
4
(1)学校安全システ
不審者の侵入をもとにした実地訓練を行う。マニュアルの徹底
安全管理・指導
ムの構築
と、臨機応変な動きを意識して、組織で対応できるようにする。
【市共通項目5】 【学校説明】
B
防犯に関する取り組みは一歩進んだ。職員の夏の研修から保護者への名
札着用・来訪者への対応など、不審者の対応マニュアルが改善された。ア
ルソックの児童への指導も毎年 1・2・3 年生を対象に実施を位置付けてい
くことによって、落ちがなく指導が行き渡る。しかし、不審者を校内に入
れない方策など、安全管理についてはまだまだ不十分で課題が残る。
生
徒
指
導
・
安
全
B
保護者も来校の際は名札を
付けることになったが、それ
だけでも意識が高まった。安
全に向けて完全な対応など
は不可能なので、子ども自身
の対応力が必要ではないだ
ろうか。防犯カメラの設置な
ども検討してもらいたい。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
・全校児童を奇数学年と偶数学年の二つに分け、
「警察署の署員による指導」と「ビデオ映像による防犯意識の向上」を
隔年で講習を受けられるようにしていく。
・保護者には来校する際に名札着用励行の徹底を図りたい。名札不着用者には、職員が躊躇することなく声をかけてい
くことで、校内の防犯に努める。
5
(1)健康教育の充実 早寝、早起き、朝ごはんの生活習慣を80%以上の子が身に付け
保健管理・指導 【市共通項目6】 ることができる。健康教育や毎日の健康観察を確実に行い、欠席
や遅刻の軽減につなげる。
B
生
徒
指
【学校説明】
導
発育測定の時に行われる保健指導が大変効果的である。学校保健委員会 ・
でもたくさんの保護者が参加し、意識が高くなったことがわかる。しかし、 保
健
家庭の生活状況によって、早寝を推進することが難しい家庭があるなど、
高学年になるほど早寝ができない実態がなかなか改善されない。
B
これは家庭での躾が重要で
ある。学校も発信している
が、どれだけ保護者に浸透し
ているか疑問。11 時ごろま
でテレビを見せている現状
を打破するためにも、保健委
員会などを通して保護者に
協力してもらう必要がある。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
「早寝・早起き・朝ごはん」の生活習慣を定着させるためには、学校と家庭の連携が大切である。今後も保護者の健
康意識を高めるために家庭への啓発を続けていく。また、学校保健委員会などで子ども、親、教師が具体的に話し合う
機会を設けるようにする。
6
特別支援教育
(1)学校の実態に応 ケース会議や生徒指導報告を活用し、学級担任一人で問題を抱える
じた校内支援体 ことなく、組織で事前対策を講じたり、問題解決を図ったりする。
制づくりの推進 【学校説明】
【市共通項目7】
学年→学校→スクールカウンセラー(SC)→他機関と、問題が発生した
時、スムーズな対応が取れている。今年度は SC、医療、きらり、などに
つなげたケースが多くなり、児童への適切な対応ができた。可能な事は行
っているが、対象児童が多く、また課題が深い為、対応はできたが改善ま
でには困難さがある。また、養護教諭の負担が多く、一部の児童を抱えて
いるため、他の児童を受け入れられない時があったなど、課題が残る。
A
コ
ー
デ
ィ
ネ
ー
タ
ー
生
徒
指
導
・
A
教員に対して相談しやすい
体制になっている。今までの
相談のファイルを見せて頂
くと、たくさんの話し合いが
行われている様子が伺える。
発達支援センターの方に来
て頂いたり、学校側がドクタ
ーを訪ねたりするなど、外部
との連携体制も評価できる。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
担任の気付きをそのままにせず、とりあえずの相談を三役にかけてチームで対応する。内容によってはチームの体制
を作り、外部との連携を行う。
7
組織運営
(1)組織・運営の改 教師間の連携が日常の中で行なわれるように連絡・報告・相談を
善
心がけ、学校が一つのチームとして動くように努力する。
【市共通項目8】 【学校説明】
A
主任者会やケース会議など、必要に応じて会合を開き、問題や解決方法の
共通理解を図り、チームで対応した。また、定例の会議とは別に、問題発生
が生じたときには、すぐに連絡・報告・相談を行い、迅速な対応を心がけた。
教
務
・
事
務
A
「学び部」
「仲間づくり部」
「心
づくり部」など各部の取り組
にチームワークを感じる。そ
れに加えて、主任者会やケー
ス会議などでも、学校として
の協力体制ができている。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
一人ひとりが自覚と責任を意識したうえでのチームであったように思う。問題が生じたときに臨機応変に動けるため
にも、日ごからの危機意識と職員間のコミュニケーションの向上を心がけていきたい。
8
研修
(1)研修体制の充実 ① 1 時間の授業では、黒板に学習課題は白枠、学習問題は赤枠
【市共通項目9】
で囲むことでねらいを明確にし、まとめや分かったことを黄
枠で囲むことで子どもが整理しやすいように工夫する。
B
【学校説明】
板書を通して授業の学習問題や展開について日々考えるようになり、研修の
日常化につながった。まとめやわかったことをしっかり押さえようとする意識
が高まった。ねらいを達成させるための学習問題の質の向上が必要。
研
修
B
子どもから「○ページの○段
落」を指示したり、「~と書
いてあるから」と理由を伝え
たりすることができている。
声の大きさ、資料の見やすさ
など、相手に伝えるための工
夫を自分からできるように
② どの子も授業に参加できるような具体的な手立てをもち、意
見を出し合い、みんなで解決しようとする子を増やす。
A
A
【学校説明】
意識的指名、ペアで発表、列で発表、発表を助け付け足しなど全員が参加
できるようにしてきた。低中間層に対して可視化するなど意見づくりの際
有効だった。ホワイトボードなど、グループ活動で活用できた。
させることが今後の課題。
意欲的に発表できる子は増
えてきた。発表の内容や条件
整備はよい。今後は先生方の
努力が子ども達に繋がって、
子どもが自分の意見を伝え
る時に相手意識が生まれて
くる手立てを強化したい。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
子ども達が意欲的に授業に参加できるような手立てを継続するとともに、相手意識をもって聴いたり伝えたりする指
導の継続が大切である。今年度行ってきた研修を土台としてさらに子ども達が自ら伝えたくなるような授業にしてい
きたい。
9
(1)信頼される学校 学校便り及び学年便りに子どもの具体的な表れを充実させること
保護者・地域住
づくりの推進
で、より学校での様子をわかりやすく伝える努力をする。保護者
民との連携
【市共通項目 10】 会など、情報を共有化できる場での内容を充実させる。
A
【学校説明】
地域公開も、情報共有の一つと考えている。保護者を含め、多くの地域
の方が授業や講演を聞きに来てくださった。学校便りなどのお便りで方向
性を示し、公開授業などで児童の実際を見ていただくというサイクルが出
来上がっていたように思う。アンケートにもその成果が表れていた。
教
A
務
学校だよりで学校の様子が伝
わってくる。クラスだよりは学
級間で差があるが、音読カード
のやり取りで様子が伝わって
くる。学校アンケートは、保護
者の意識の低い項目を取り上
げて話し合うなど、生の声をぶ
つけ合う場があるとよい。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
学校だよりと併せて、ホームページでの情報提供も推進していきたい。特にホームページは、時間差をなるべく少な
くして、タイムリーに情報を提供していけるように心がけたい。また、アンケートも紙上での報告から、結果をもとに
して「職員」「児童」
「保護者」の話し合いの場を設けるなど、一歩進んだ情報共有のありかたを模索していきたい。
10
施設設備
(1)施設・設備の適 安全点検を毎月確実に行い、危険個所を中心に改善、修理を迅速
切な管理
かつ確実に行う。
【市共通項目】
【学校説明】
安全点検は毎月確実に行っている。プールの濾過器やサッカーゴールな
ど、緊急性のあるものから順次直していただいている。
B
生
徒
指
導
・
安
全
B
何度か学校に足を運ぶ機会
があるが、その時に安全面で
不安になるようなことはな
い。そのような思いでいられ
ることに、学校側の努力を感
じる。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
今後も毎月の安全点検を確実に行い、職員の安全面での意識を高めたい。また、修理は児童の安全に関わることを最
優先して順位をつけ、危険個所の改善に努めたい。
学校から経営のまとめ
学校関係者評価委員会まとめ
1 学校から経営のまとめ(成果と課題)
「ステージ目標」「道徳指導」「赤ペン先生」「だまピカ清掃」など、学校教育目標に向かって打ってきた手
立ての一つひとつが着実に実り、大きな成果として子ども達の姿に表れてきた。その姿を教員だけでなく、保
護者や評価者委員の方々と共有できたのは、大変うれしいことである。
一方、保護者の意見を謙虚に伺いながら一緒になって改善策を探ったり、授業改善を繰り返しながら確かな
学力を身に付けさせたりするなど、まだまだ課題として取り組まなければならない事項は少なくない。
1年間で何回か訪問させていただく機会があ
るが、毎回子どもの様子が変化している。表情
がなかったあいさつは、笑顔で語りかけるよう
になったし、恥ずかしそうに発表する姿は、相
手に分かってほしいと気持ちで伝えるようにな
ってきた。以下の 2 点が子どもが変わっていく
きっかけとなったと考えられる。
2 学校関係者評価の意見を受けて(改善策)
目の前の子ども達に毎日懸命に立ち向かう我々にとって、子どもの成長を客観的に見ることは難しい。今
年度も評議委員の方々に年間数回にわたり学校に出向いて頂き、我々の奮闘と、子どもの姿を見て頂いてご
意見を伺うことができ、大変ありがたく感じている。特に我々の活動をチームとして見て頂き、その協力体
制を感じ取って頂けたことは、日々努力を続けてきたことへの大きなねぎらいのお言葉として受け取らせて
いただいた。
「だまピカ」を始め、
「赤ペン先生」
「ライフスキル」など様々な新しい手を打ちながら、目の前の子ども
達を伸ばそうと取り組んできたことが、一定の成果として表れたことは、今後の自信となる。しかし、この
成果の陰には評議委員の方はもちろん、保護者や地域の方々の惜しみない協力があったことを忘れてはなら
ない。
来年度に向けては、総合的な学習での地域教材開発や、保護者との対話の機会を創造していくことなど、
さらなる質の向上が望まれている。今年度の活動をしっかりと検証し、来年度へ繋げていきたい。
①ポートフォリオや赤ペン先生、だまピカなど
で、児童の実態分析をしっかりやり、先生方
が勇気をもって取り組んだこと
②教師集団が子ども達を常に自立させようと創
意工夫してきたこと
子ども至上主義の校長先生のもと、教師集団
が結束し、熱意あふれる指導で子ども達に接す
る姿や、ひたむきに頑張る子ども達の姿に感動
した。