平成25年度 静岡市立西奈小学校 学校評価書 学校名 Ⅰ 経営の重点に関わること 1 学校教育目標: 「みずからをきりひらく子」 2 重点目標 命を大 切にし みずか ら行動 する子 (1) おもいやり (2) つたえあい ① 「おもいやりの心」を意識し、その切り込み口となる「さんくん付け・ 返事・あいさつができている。【心つくり部:黒田・惠比須】 自己 評価 学校関係者評価委員会から B 【学校説明】 ○授業中の「さん・くん付け」はできている。 ・休み時間等授業以外になると、呼び捨てやあだ名で呼び合う姿が見られ、指導 は重ねているが定着はできていない。根本にあるのは「相手を尊重する。相手 が不快な呼び方をしない。」ということであるため、その本来の意味を考えて もう一度検討が必要かと思われる。 ○「あいさつ」については、レベルの提示、目につきやすい場所への掲示、職員 や保護者の方の積極的なあいさつ、児童会活動等により、少しずつではあるが できる児童が多くなってきているように感じる。 ・自ら進んで、相手にしっかり伝わるあいさつ、 「ありがとう・ごめんね」など、 まだまだ課題は多い。今後、家庭との連携も大変重要になると思われる。 静岡市立西奈小学校 B ○地道な努力が実を結びつつあると思います。 ○あいさつボランティアの襷をかけた子どもたちの声 が聞こえてくる。 ○学校を訪問した際に子供達から「おはようございま す」と声を掛けてくれ清々しい気持ちになりました。 ○挨拶や「さん・くん付け」は学校の授業や学校生活 の中では限界があると思います。家庭との連携が大 切で呼びかけは必要と思います。授業中にできてい るのでこのまま継続していけば良いのではないかと 思います。 ○授業中は「公の場」であると捉え、 「さん・くん付け」 が徹底されていることは素晴らしいと思う。授業と 休み時間=公私の区別が子供たちの中でできている という見方もできるのではないか。ただし、返事・ あいさつ・礼については「常に」できなければいけ ないことなので、保護者を巻き込んでの対応が必要 であると思われる。 ○「さん・くん付け」については評価指標を変更した 方が適切と思います。呼び捨てやあだ名で呼ばれた 子がどう思っているかを把握することも大切ではな いでしょうか。挨拶は子どもの自己評価9割達成で すから、課題はあるにしても認めたいです。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・ 「あいさつ」に重点をおいて取り組んでいく。相手を認める、尊重していくという基本視点を大切にしていく。 まずは教職員が、今年度以上に積極的に子どもたちや職員同士、来校の方に対してあいさつをしていく。 ・ 「さん・くん付け」については、公の場である授業は継続して行う。それ以外の場については相手を尊重した呼び方、相手が不快な思いを しない呼び方で呼び合うことができるよう、教師自身が敏感に子どもたちの状況を把握していくようにする。 ② 「話す」 「聞く」活動(つたえあい)を重視することで、集団で学ぶよ ○日々の授業の積み重ねの成果です。先生方が粘り強 B さを感じている【学びつくり部:望月・朝比奈】 く指導しておられることに敬意を表します。 ○先生方の努力が感じられます。 【学校説明】 B ○授業参観では楽しそうに学習する様子が感じられ ・「話す」「聞く」を意識して学年研修を進め、学年毎に「話す」「聞く」のスキルを 定めて子どもたちに意識させてきた。日々の授業の積み重ねにより、聞く態度や話 し方などが定着しつつあり、その力が活発な話し合い活動につながってきている。 る。 ○聞こうとする力が話す力へと繋がっていくと思われ ます。 ○話す人の顔を見て体を向けて聞くということができ ていない子、耳には入っているが理解できていない 子もいるように感じる。自分の話を聞いてほしい、 わかってほしいという気持ちがもっと高まれば、他 者の話もきちんと聞けるようになるのではないか。 ○学校説明の内容はA評価に値します。今後はより高きを 目指すための具体像を共有していくことが大切と思い ます。 (3) ささえあい 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・学習指導要領をふまえた単元構想を練ることで、子どもたちに付けたい力を明確にして授業に臨み、 「伝え合う」ことを通して目標を達成 する。 ・単元構想を工夫し、子どもたちが考えたくなる学習課題・学習問題を提示することで「話したい」 「聞きたい」という思いが強くなるよう にする。 ○CSC活動で上級生が下級生に優しくアドバイスす ③ 互いに声をかけ合いながら、協力して活動できている。 B る姿がよく見受けられるようになりました。これも 【仲間つくり部:新間・石上・近藤】 学校でのささえあいが浸透しているからだと思いま 【学校説明】 す ○委員会活動や係活動など声をかけ合いながら、協力して活動する姿が多く見ら ○委員活動,係活動等仲良く協力しながら取り組まれて れるようになってきた。 いる様子がみられます。職員の中でも評価が上がっ ○ペア活動では、高学年が低学年に優しく声かけをしながら楽しく活動する姿が ているとのことなので、経験を積み重ね自主性を育 A んで欲しいと思います。 見られる。 ○声をかけるそれに応えるというやり取りの中で、他者を ・みんなに呼びかけをする子が増えてきたが、特定の子に決まっているようにも 尊重し、認め合うという意識が高まってきているように 見える。まだまだ全体に広げていく余地がある。「互いに」を念頭に、声かけ 思う。 されたら、応える(返事する)なども、実践できるようにしていきたい。 ○子ども同士が自分の思いや考えを伝えあいながら過 ・教師の指示を待つのではなく、自分で考え判断し、行動に移せる子を増やして ごす様子が見られる。 いきたい。自由に意見が言い合える周りの雰囲気づくりも大事にし、様々な経 ○おもいやりのある子はささえあう事も自然に身につ いている様に思います。 験を積ませることで、自主性をはぐくんでいきたい。 ○特別活動の内容からするとAでもよいのではと思い ます。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・今年度の取り組みを継続し、 「自ら気づき動ける子」を増やしていけるように、以下の点を重点に取り組んでいく。 ① 学級、学年、ペア活動、委員会活動、クラブ活動(朝の活動や昼休みも含む)など様々な場面を通して、同年齢、異年齢の子たちとか かわる体験や経験を数多くさせていく。 ② 初めに、教えるところは教え、徐々に子ども達が自主的に活動できるようにしていく。できた時には褒めて、全体に広まっていくよう に声かけをしていく。 ③学年で話し合い、共通理解のもと同一歩調で、体験や経験をさせていく。 Ⅱ 各指導部・領域に関わること 大項目 中項目 1 教育課程 学習指導 (1) 確かな学 力の定着 評価指標 ④ 朝学習の計画的な実施、「基礎・基本コンクール(年2回)」の実施によ り、基礎的・基本的な内容が定着している。 【学びつくり部:川口・福井・ 里森】 自己 評価 B 【市共通項目1】 【学校説明】 ○朝学習は習慣化しており、自主的に静かに学習を始めることができている。 ○「基礎・基本コンクール」では再テストをおこなうと合格点への達成率が8 0%前後になる。子どもも教師も漢字や計算の力の定着を確認し、弱い部分 を練習することができる。 ・コンクールのやり方については、学び方部で再度検討していく。 ⑤ 「読む力」の向上、 「読書習慣の日常化」を図るため、週日課に読書タイ ムを位置づけ、年間を通した取組を行っている。 【学びつくり部狩野・柴 田】 学校関係者評価委員会から B ○私も週1回は物足りないと感じます。2 回はほし いですね。 ○読書の機会が少なくなっているので、「読書週間の B 【学校説明】 ○朝の読書タイムは子どもたちの読書力向上に十分機能し、役立っている。 ・朝の読書タイムが週 1 回しかないため、今後は集中力を養うためにも、もう 1 回増やしたい。 ・給食後の読書タイムは落ち着かないため、歯磨きタイムとのかねあいを考慮 しつつ位置づけを考えていきたい。 ○基礎・基本コンクールにより子供の学習への意欲が 湧いていると伺えます。 ○近所の子供が「今度は満点とるよ」と意気込んでい ました。再テストで今度こそと子供たちが意欲的になる といいですね。 ○朝学習が習慣化して自主的に静かに学習を始めるこ とが出来ている事はすばらしいと思います。 「継続は力なり」 ○子どもたちが学ぶ楽しさを感じている。 ○再テストで合格率80%で良しとしていいのか。 「1回で 合格できなくても、みんな合格していないからいいんだ よ」という甘えと、言い訳につながるように思える。問 題や出題内容が既にわかっており、 「基礎基本」であれば なおさら、全員が高得点で一発合格できるような雰囲気 作りも必要ではないか。 ○「基礎・基本コンクール」は中学校でもよくやりました が、最初から再テスト合格ねらいの子どももいたりして 成果はいま一つでした。授業の中で定着を図る 工夫の方が成果を期待できるような思いもしています。 「前時の復習テスト」「当日の確認テスト」など。 日常化」は大切だと思います。是非朝の時間が集中 しやすいようなので回数を検討してみてください。 A ○子供自身が自分の興味のある本を選んで読ん でいるようなので、読書に対する積極性も育って いるように感じる。友達同士でお勧めの本などを 紹介し合う機会があれば「話す・聞く」という観 点からも更に良くなると思う。 ○朝の読書タイムの定着が多くの子供を「読書好き」にさ せていくと思われます。是非、週 2 回の実施をお願いし たいです。 ○可能ならば朝読書の回数を増やし、読み聞かせも 積極的に取り入れると良いのではないかと思い ます。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・基本的なやり方は前年度を踏襲する。来年度は学年で単元ごとに小テストを行い、その都度定着確かめてコンクールまでに基礎・基本を 積み重ねていく。 ・朝読書の回数を増やし、火曜日と木曜日を朝読書の時間とし週 2 回とした。 ・昼の読書タイムについては歯磨きタイムを 5 分間取り、きっちりと時間を確保した。 (2) ⑥ 日常の道徳授業に加え、全校一斉の道徳授業(年2回)や教室の道徳コ 道徳教育 ーナーの充実を通して、道徳的価値を自分のものとしてとらえ、生活の B の充実 場で活かそうとしている。【心つくり部:竹田・尾形】 【市共通項目2】 【学校説明】 ○道徳の授業だけでなく、日々の生活の中で気づいたことを取り上げて子ども の実態に合わせて実践したり、学年で同じ題材を使って道徳的価値を考えた りしている。 ○道徳コーナーを活用して振り返ることをしたり、意識を持ち続けたりしてい る。 ・参観会で授業を公開して、親子で道徳的価値に関心をもったり話題にしたり する。 ○きめ細かに指導されていますね。道徳は「人となり」の骨 格作りです。頑張ってください。 ○学年で同じ題材を使ってやられている事は,意識統一がで B きていると思います。教科の授業参観も大切ですが、親子 で考える機会になるので道徳授業参観は大切だと思いま す。 ○すぐに結果の出る問題ではないので、教科書だけにと どまらず、日常にある題材も活かし、今後も継続して 指導していただきたい。 ○参観会での道徳授業の公開は評価が高いと思います。 学校だけでなく親子で道徳的価値に関心をもったり話 題にする機会が持てると思われます。 ○やるべきことをきちんと実践していると評価できる。 地域・保護者を巻き込んだ活動もできるといいですね。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・授業参観を通して、道徳教育を家や家庭や地域に啓発していく。 (3) ⑦ 児童会活動や学級活動の中で、他とかかわりながら集団の一員として、 特別活動 よりよい生活や人間関係を築こうとする自主的・実践的な態度が育って B の充実 いる。 【市共通項目3】 【仲間つくり部:林本・原川・山田】 【学校説明】 ○集団の一員として自覚が高い子,集団を優先して活動できる子が増えてきて いる。委員会活動や係活動で,互いに声を掛け合って協力しながら,自分の 仕事に責任をもって取り組めている。 ○委員会活動では児童集会やペアリンピックなど,6年生がリーダーとなって 活躍する場を作っている。リーダーとして育ちつつある。 ・よりよくしていくために,自主的に動いたり創意工夫したりする力は,まだ これからつけなければいけない。子どもたちの自主性を待つのではなく,指 導すべき所は指導して,自主的な活動というものを教えていきたい。 ⑧ ペア活動を通して集団の一員としての自覚をもたせ、協力することの大切さ A や思いやりの気持ちをもつことができている。 【仲間つくり部:新山・狩野】 【学校説明】 ○低学年は高学年に対して親しみをもって楽しく活動し、高学年は低学 年に対して優しく声かけをしながら思いやりをもって楽しく活動す る姿が見られる。 ○かなり成果がでていますね。お陰でCSCでもチ ームワークを大切にする子供が増えています。 ○自分の仕事に責任を持つ事でリーダーが育ってきている A A ようで、頼もしいと思います。自主的に活動することは 大人も難しいことですが、将来のこども達に期待してい ます。要所要所の指導をお願いします。 ○集団の中で、自ら考え、率先して行動できる子が限られ ているように見受けられる。声かけすれば行動できる子 も、活動が他者に認められることによって、徐々に自発 的に活動できるようになるのではないか。 ○「ささえあい」の具体的活動場面として充実した活動が できているのではないだろうか。 ○CSCでもペア活動を取り入れて指導しています。と ても大切な活動と思います。 ○ペア活動を通して成果が上がっていると思います。 ○全てのペアが良好な関係を築き、学年に関係なくお互 いを尊重し合えるような活動をさらに充実していただ きたい。 ○6年生がお手本になり一生懸命に取り組んでいる。 ○「ペア挨拶」の取り組みを呼びかける中で、それぞれのペア学年の関 ○6年生の様子から立派な上級生集団として育っている わりを深めることができた。 と見受けられる。 ・様々なペア活動の中で一生懸命取り組む高学年をよいお手本として、 低学年には将来の姿を学ばせたい。さらに、高学年には学校のリーダ ーとしてふさわしい行動がとれるようにしていきたい。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・学年の早い段階で,仕事内容や手順などを教師がしっかりと教える。→自発的にできるようになったら褒め,自信をつけさせる。 ・1年間ではなく,6年間かけてこのことを育てていく意識をもつ。それぞれの発達段階に応じて必要なことを指導し,継続する。 ・今年度の取り組みを継続しながら、ペアでの体験や経験をたくさんさせていく。 2 生徒指導 (1) ⑨ 全教職員の共通理解のもとで、 「どの子もかけがえのない一人である」 一人一人 という基本的な構えに立ち、個性や可能性を伸ばしていけるような学 B を大切に 年・学級経営を目指している。【心つくり部:須藤・山田ひ】 した指導 【学校説明】 【市共通項目4】 ○気になる子の表れをもとに、その子への願いを明らかにし、具体的な手だて について学年部で協議し、共有して取り組んでいっている。 ○子どもの「自己肯定感を育む」視点から、その子のよさを見つけ、価値付け、 その子へ、学級へ、学年へ返し、広げていき、自信につながるよう指導して いる。 ・表に表れた結果や行為だけでなく、その思いや理由に目を向け、これからも 子ども理解に努めていく。 ⑩ 「だまって・いっしょうけんめい・じかんいっぱい」を意識し、友達と 協力してそうじに取り組んでいる。 【心つくり部:永田よ・高山】 【学校説明】 ○年2回のそうじだいじ週間の取り組みで、意識を高めることができた。 ○掃除の仕方を理解して一生懸命掃除に取り組む子が多い。 ・掃除場所によって意識がもてない面がある。 ・だまってがまだ徹底できていない。 A B B ○「自己肯定感を育む」 。いいですね。 ○「思いに寄り添う」を大切に難しい事ですが、ひとり ひとりにそった指導をお願いします。 ○教師(大人)が願う子供の姿を押し付け、枠にはめるもので あってはいけない。また、教師(担任)は子供にとって絶対 的存在であるため、自分の思い・意見を伝えられないことも ある。教師(大人)と子供とが風通しのよい、良い関係であ り続けることが、子供の個性を引き出すのに有効なのではな いか。 ○今後ますます、個々のニーズの把握が重要になってくると思 いますが、これまでの実践に自信を持って更なるご尽力を期 待します。 ○生活は掃除からといいます。それぞれの分担を時間内 に取り組んでいるようで、整理整頓されていると感じ ました。 「だまって」の徹底は大変だと思います。 ○校舎も古く、掃除を頑張っても見た目の達成感が得に くいと思われる。掃除をやる前に小さな目標をたて、 子供同士がお互いきれいになったことを褒め合った りして、掃除に対するモチベーションが下がらないよ う、配慮していただきたい。 ○だいじのスローガンをのもとよく取り組んでいると 思います。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・自分を大切にすると共に、さらに友達を大切にしていこうとする心を育てる。 ・なぜ掃除をするのか考える時間を設けて、話し合いをする。 3 進路指導 (1) 生き方指 導の充実 ⑪ キャリア教育の理念を踏まえ、先人の知恵や努力を学ぶ機会や本物にふれ学 ぶ機会を計画的に取り入れ、 「あこがれ」を育む取組を推進している。 【仲間 B つくり部:鈴木・松本】 【学校説明】 ○教科や総合的な学習、社会科見学を通して仕事に触れたり、本物に触れたりす る体験ができている。 ○係活動や委員会活動だけでなく、その他の特別活動や体験教室など、みんなの B ○低学年から、段階に応じたキャリア教育が大切だと思 います。 ○子供から見た「働く大人」の姿(種類)が限られてお り、問題にもなっている。低学年のうちから様々な見 聞、 体験ができることは素晴らしく、視野を広げる のにとても有意義であると思う。 ために働く体験、自分の責任を果たす大切さを学ぶ機会も多い。このようにキ ャリア教育は全教育活動の中で行われている。 ・各学年、何がキャリア教育につながっているのかがはっきりしていない。その ため、キャリア教育を意識して、計画的には行われていない。 4 (1) 安 全 管 理・指導 学校安全 システム の構築 ○言語活動などもキャリア教育の一環としてつけたい 力を明確にしていくことも考えられるのではないで しょうか。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・すべての教育活動(教科、道徳、特別活動など)を通して、様々な経験、体験、本物に触れる機会をつくり、勤労観や職業観を育てていく。 ・機会を捉え、子どもたちに話したり、指導したりできるようキャリア教育を学年共通理解のもと、意識して取り組んでいく。 ⑫ 教職員の危機管理意識を高め、子どもの命を守る体性づくり(交通安 ○校長先生、教頭先生を筆頭に全職員が一所懸命取り組 B 全指導、防災・防犯指導等)を推進している。 【心つくり部:永田た・ んでくださり、とても心強く感じます。 石上】 ○登下校時、特に夏は暑いと思いますが,ヘルメットを しっかりかぶっているのは感心します。又校長先生や 【学校説明】 【市共通項目5】 ○交通安全指導については、登下校のヘルメット着用に加え、全職員が通学路 教頭先生が通学路に毎日立って声をかけて指導され てる様子を見受けます。なかなか出来る事ではないと に立ち登下校指導をしてきた。 A 思います。 ○防災指導では、自己防衛のできる子を目指し、避難訓練を繰り返し行ってい ○竜爪街道の道路工事により、度々通学路の変更が行わ る。また、防犯指導では、各クラスの学級指導で行うとともに全職員で学区 れたが、その都度子供たちに安全指導が行われ、また の見回りを行っている。 先生方による登下校時の通学路指導も頻回に行われ ており、安心できる。 ・廊下の歩行や休み時間の遊び方などの安全指導にも重点を置き取り組んでい ○日頃の子どもたちのための活動に頭が下がります。 きたい。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・これまで同様、交通安全意識を高めていくことに加え、校内の廊下・階段の歩行についても指導していく。子どもたちの身近なところか ら安全意識を高めていく。 5 (1) ⑬ 健康診断・発育測定の結果、日常の生活習慣、日々の体調の変化 ○健康観察、保健室、保護者との連携など、要所を押さ 保健管理・ 健康教育 等に気を配り、養護教諭や保護者と連携しながら、子どもたちの A え、きめ細かに対応していてすばらしい。 指導 の充実 健康 に 対す る 意識 を 高め てい る 。 【心つくり部:内堀】 ○子供たちの体の硬さが少し気になります。CSCの体操 【市共通項目6】 【学校説明】 で、前屈で床に手が届かない子供が半数を超えます。体 の硬さは怪我のもと、CSCバスケ教室でも大きな課題 6 特別支援 教育 (1) 学校の実態 に応じた校 内支援体制 づくりの推 ○健康観察を確実に行い、子どもたちの健康面に気を配り、保健室や保護者と です。 連携し、子どもたちの健康管理ができた。 A ○歯磨きやうがい手洗いの取り組みは、これからもご指 ○保健だよりや発育測定時を利用した保健指導、学校保健委員会、かぜ予防の 導下さい。保護者の方も喜ばれていると思います。 ○歯磨きタイムは今後もぜひ継続していただきたい。 取り組みを通して健康に対する意識を高めた。 ○教職員の皆様も健康そうで何よりです。 ・健康に生活するための生活習慣(ハンカチはながみの携帯、歯みがき、うが い手洗いなど)の確立に向け、機会をとらえ、引き続き指導していく。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・引き続き、健康観察の徹底や保護者、保健室との連携を深め、子どもたちの健康管理をしていくとともに、保健指導の充実を図り、健康 に対する意識を高め、実践化へとつなげたい。 ⑭ 特別支援教育コーディネーターを中心に、校内支援体制を組織し、外 ○学校から保護者への情報発信は父母にとってはとて 部機関とも連携しながら、一人一人の子どもの特性に合った支援を進 A A もありがたく、励みになるものです。これからもがん め、保護者への啓発を図っている。 【心つくり部:海野・黒田】 ばってください。 ○保護者の方への情報発信で成果がでているようです 【学校説明】 のでこれからも続けてください。保護者は関心がある ○担任、コーディネーター、生徒指導、養護教諭、支援員、カウンセラー、通 進 【市共通項目7】 級指導教室担当が連絡を取り合い、気になる子どもへの支援をみんなで考え ていこうとする体制が整ってきた。 と思います。学校家庭のみでなく、こどもを取り巻く 関係機関や地域も巻き込んで支援できればと思いま す。 ○保護者向け心理学講座は今後も継続していただきた い。 ○大変ですが今後もよろしくお願いいたします。 ○相談室だよりの発行やカウンセラーによる心理学講座など、保護者への情報発信 や啓発を図ることができた。 ・一人一人のよりよい学びを実現させるために環境を整えていく。 ・互いの理解を深めるための、さらなる情報発信や学習の場づくりに努める。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・ 学級の中での個別の支援、西奈っ子タイムの活用、校内通級、通級指導、就学指導等、一人一人に応じた学びの場を考え、整えていく。 ・ 子ども同士、保護者同士、教職員が互いに理解し合い、みんなでみんなを育てていこうという体制を築いていけるよう情報発信や、交 流の場づくりに努める。 7 組織運営 8 研修 (1) ⑮ 重点目標の具現化に向けて、一人一人の教職員が各分掌に責任を 組織・運 もち 、協 力 し合 い なが ら 、組 織と し ての 教 育活 動 に参 画 して い る 。 A 【教務部:谷地】 営の改善 【市共通項目8】 【学校説明】 ○重点目標に直結する「三部の重点活動:おもいやり・つたえあい・ささえあ い」は教師にも子どもにもよく浸透しており、様々な場面で話題にし、意識 づけが図られている。 ○各分掌担当者は責任をもって自己の役割を果たし、職員は担当のリードのも と、協力しながら教育活動にあたっている。 ○三部を中心に連携を図りながら組織的に教育活動を推進している。 ・各取組において子どもがどのような表れを示したときに重点目標が具現化さ れたと言えるのかということをイメージしたい。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・三部を柱に重点目標具現に向けて組織的に取り組んでいく。 ・教職員は明確な役割分担のもと、のりしろある教育活動に努めていく。 ・各取組ごとに重点目標具現の姿をイメージして教育活動にあたっていく。 (1) ⑯ 伝えあう力を育てるために「つたえあい、考えを深める授業づくり」 研修体制 (つけたい力を明確にした目標・考えたくなる学習問題)を意識して、 B の充実 学年部研修を充実させ授業に臨んでいる。 【学びつくり部:朝比奈・望 【市共通項目9】 月】 【学校説明】 ○本年度は学年部を軸にして研修を進めてきた。小研の課題を明確にして、次 の授業の目標を立てることができたので、具体的な手立てが明確になり、 日々の授業にも生かすことができた。 ○各学年の研修便りを通して、それぞれの取り組みが分かりよかった。 ・学年の縦のつながりや、どんな力をつけていくべきかなど、学校全体で共通 理解して授業に臨むことが必要である。 ⑰ 「学習用具をそろえる」 「自分の考えを話す」「人の話を聞く」「反応 する」など具体的な学習指導をする中で学習の構えや参加意識を育て B ている。 【学びつくり部:長島・宮内】 A ○スポーツでも「おもいやり」 「つたえあい」 「ささえあ い」はとても大切なことです。CSC活動でも子供た ちが実践できるようになり、成果があがっていると思 います。 ○重点目標に向かって確実に成果があがっていると思 います。 ○全職員が目標を共有し、共通理解のもと、教育活動を 行っていることが、子供たちにも良い影響を与えてい ると思う。 ○目標、課題を明確にして、新たな取り組みをするなど、 先生たちがとても意欲的に取り組んでいると思いま す。 ○学年部で同じ教材を使い研修に取り組まれ成果が上がっ B ているので推進してください。 ○授業の目的・目標が明確になることで、子供の授業に 対する意識・意欲が高まっているように感じる。 ○さらなる授業力向上を期待してA「教師の聞く力」が 土台となると考えます。 B ○成果の要因が重点課題の明確化と共通理解という点 が重要と思います。他の部門にも広げていってくださ い。 ○全職員が共通理解され取り組まれていると思います。 9 保護者・ 地域住民 との連携 【学校説明】 「忘れ物」は家庭との連係指導になると思いますが, ○「重点的に取り組む内容」として提示し、職員が共通理解できたことで、前 継続的指導が大切のようで「何回言っても……」親と 年度に比べて成果が出ている。 して頭が痛くなります。 ○今後も確認する場と時間を確保し、継続的な指導をしていくことで、成果を あげていきたい。 ・懇談会や学年だよりなどを使って、家庭への啓蒙をこれからも続けていく。 ・学年毎の「話す・聞く」のスキルをさらに全学年で系統的に考えていく。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・年度初めに、各学年の発達段階に応じて、保護者向けに「重点的に取り組む内容」として、印刷物を配布するとともに、保護者には学年 だよりや保護者会で取り組みの内容と成果を伝え、子どもには日々の授業の中で継続的に指導をしていく。 ・ 「話す」 「聞く」 「書く」スキルを学年の発達段階を考えて系統的に設定し、教室に掲示して、日々意識しながら授業に取り組んでいく。 ・忘れ物については、子どもへの指導はもちろん、家庭との連携を強め、予定帳にチェックするなど、子どもにあった手だてを打っていく。 ○自治会の回覧板に月 1 回掲示される「西奈小だより」は子 (1) ⑱ 学校だより、学年だより、学校ホームページ等を通して、学校の教育 供たちの学校での様子がよく分かり、毎回楽しく読ませてい 信頼される 方針や行事活動の様子について保護者・地域に知らせている。 B ただいています。 学校づくり 【教務部:里森・谷地】 ○ホームページを楽しみにされている保護者の方も多 の推進 【学校説明】 いようです。情報を得る方もいるので、今後も発信し 【市共通項目10】 ○学校だよりや学年だより、ホームページを通して、学校教育活動や学年行事 ていってください。 の様子は概ね保護者・地域に伝達していると思われる。 ○護者向けに学習に対する心構え等のプリントが年度 当初に出たが、学年によっては懇談会毎に出ている。 ○メール配信により、学校からの緊急時の連絡は確実に連絡するようにしてい 保護者に対しても複数回説明し、学校側の考えを周知 る。 A してもらうことは有効であると考える。 ○どの学年もホームページへの掲載数が増えてきているため、今後も積極的に ○ホームページの情報から、普段の子供たちの様子を知る 発信していきたい。 ことができるだけでなく、宿泊研修等家庭から離れて活 ・ホームページの更新状況は学年により差があるので、学年行事だけでなく、 動する場面ではリアルタイムで様子を知ることができ、 普段の授業の様子や、子どもたちの姿を積極的に発信し、ある程度数を揃え 安心感が持てる。 メール配信による情報伝達が保護者に浸透しており、手 られるようにしていきたい。 紙の配布よりも確実に伝わる場合もある。今後も積極的 ・年度当初に、ホームページにどういったことを掲載するのか話し合っておく。 な利用をお願いしたい。 ○メールは緊急時だけでなく、日常的な情報も活用して は如何でしょうか。 「HPの更新情報」 「遠足が無事終 了しました。」などなど 10 施設設備 (1) 施設・設 備の適切 な管理 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・ホームページで普段の子どもたちの様子を知る保護者も多いので、引き続きホームページの更新を積極的に行っていく。 ・年度当初に作業の確認だけでなく、ホームページに掲載する内容を確認し、毎月同じペースでどの学年も更新できるようにする。 ○毎月定期的に全職員が行うのが、すごくいいいですね。 ⑲ すべての点検箇所に具体的な項目を設けた上で、毎月の安全点検を的 B 父母にとってとても心強いです。 確に行い、異常があった時は即座に対応している。 【:教頭・石上】 ○思わぬところに危険が潜んでいることもあるので危 【学校説明】 険予知能力の開発も合わせて取り組んでください。 A ○毎月 15 日を安全点検の日とし、具体的な点検項目を設け、全職員による担 ○点検の日を設け確実に行っていると思います。即座の 当箇所の以上の有無を確認している。異常がある場合は、速やかに対応する 対応にも心がけているようで点検に対する意識は高 いと思われます。 ように心掛けている。 ○十分気配りをしていると思いますし、Aでなければま ずいのではないでしょうか。 【学校関係者評価を受けての学校の改善策】 ・校舎内外で老朽化している個所も多く注意深く点検していかないと見落としてしまう恐れもあるため、職員一人一人が確実に安全という 観点から確実に点検をしていくよう呼びかけていく。 学校から 経営のまとめ(成果・課題) 本年度も平成24年度に引き続き、重点目標「命を大切にし みずから行動する子」の具現を目指し、 三部(心つくり部・学びつくり部・仲間つくり部)を中心に組織的に教育活動に取り組んできた。それぞ れの部で重点活動を掲げて焦点を絞った取組を行ってきた結果、職員にも子どもたちにもそれが浸透し、 一定の成果があがってきた。子どもたちのあいさつは、校外においてはまだまだ課題も残るが、自分から あいさつができる子も少しずつ増加し、保護者アンケートにおいても AB 評価が昨年度より 19.5 ポイン トも向上した。また、ペア活動を通じて思いやりの心が育ちつつあり、来年度も同年齢・異年齢との交流 の機会を意図的に設けていく。学習面においては来年度「西奈小版 学びのルール」を活用しながら、学 びの構えが身につけられるよう継続指導を図っていく。 学校関係者評価委員会まとめ 職員が共通理解しながら、同じ方向で教育活動に あたっていることがよくわかります。さらにチー ム力を発揮して、今後も組織的に取り組んでいっ てほしいです。 目指す方向は間違っていないので、さらにきめ 細かい取組と見届けを行うことで、重点目標の具 現を図っていただきたい。
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