基幹的情報発信業務プロポーザル選考実施要領 マスメディア等を活用し、具体的な素材を県外へ発信することを通じて、鳥取県の認知 度・好感度の向上を図るに当たって、プロポーザル方式によって下記のとおり業務の受託業 者を選考する。 記 1 業務の概要 (1)業 務 名 基幹的情報発信業務 (2)委託上限額 金20,000千円(消費税及び地方消費税の額を含む。) (3)契約期間 契約の日から平成28年3月31日まで (4)業務の目的 観光入込客の増加、県外における県産品の消費拡大、県外からの移住定住の促進、 県外貨客による県内の空港及び港湾の利用促進、県外企業の県内進出など県外へ打っ て出る施策の実施に当たって、必要な情報発信を実施する。 (5)業務の内容 ア 業務の位置づけ 複数のテーマの組合せ、総合的かつ長期継続的な情報発信を年間を通じて実施する ことによって、本県の認知度及び好感度の向上並びにイメージ醸成を図る。 イ 平成27年度の力点を置くテーマの例 次に掲げるテーマについて機能的に組み合わせながら様々な切り口で情報発信す る。 ・鳥取県ならではの観光・食材の魅力発信 ・IJU(移住)の地としての魅力発信 ・近くなった鳥取(鳥取自動車道全線開通、航空便利用による旅の魅力発信、山陰道 区間開通) ・山陰海岸ジオパーク(鳥取砂丘、砂の美術館を含む。) ウ エリア及びターゲットの設定 (ア) 重点エリアは首都圏とし、全国をターゲットエリアとする。 (イ)テーマに応じて、最も効果の見込めるターゲット層を設定する。 エ 媒体 (ア)新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、交通広告、インターネットその他の媒体のうち、 いずれか又は複数を選定する。ただし、単独で展開できる媒体は、テレビのみとす る。 また、新聞の純広告枠を提案する場合には、可能な限りカラー広告とすること。 (イ)年間を通じた複数回の掲載・放送枠を確保する。ただし、ゴールデンウィーク、 夏休み等を好機とする情報発信に当たっては、特定の時期における露出量を増大す ることは差し支えないものとする。 (ウ)媒体とのタイアップによる展開(新聞又は雑誌の編集方針、テレビ又はラジオの 番組編成方針等に基づいて、放送局・新聞社・出版社が放送・掲載内容を決定する ことを条件とし、広告媒体料金よりも安価で提供される放送時間枠・掲載枠で展開 する情報発信)を積極的に提案すること。ただし、後述「キ その他」に注意する こと。 (エ)年間を通じて複数回ニュースリリースを作成し、メディアへ提供すること。 オ 手法 具体的な事象を写真、説明文等で取りあげる手法、抽象的なキャッチコピー、デザ イン等によって訴求する手法などのいずれでも可とする。なるべく多くの読者・視聴 者に対して訴求することや話題性を重視し、いわば「ニュースな鳥取県」をめざすも のとする。 カ 効果測定 インターネットによるアンケート調査その他効果的な方法による効果測定を最低 5回以上実施(全ての展開について広告換算その他効果的な方法による効果測定を行 うこと。)し、媒体の掲載・放送に対する反響が把握できるようにすること。 キ その他 本件業務は、掲載又は放送され、読者又は視聴者に情報が提供されることをもって 契約金額を支払うものとする。新聞社、出版社又は放送局等との交渉や調整の結果、 掲載又は放送できなかったり、企画提案書の内容と著しく異なったりした場合には全 部又は一部の対価は支払わないので、あらかじめ注意すること。 2 提案の募集方法及び参加申込 (1) 募集方法 公募型とする。 (2) 参加申込 このプロポーザル選考に参加を表明する者は、あらかじめ電話連絡の上、平成27年 1月14日(水)午後5時までに、参加申込書(様式1)をファクシミリにより提出す ること。 3 参加資格要件 このプロポーザルに参加できる者は、次に掲げる要件を全て満たす者とする。 (1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者 であること。 (2)法人格を有していること。 (3)平成26年12月24日(水)から平成27年1月26日(月)午後5時までの間の いずれの日においても、鳥取県指名競争入札参加資格者指名停止措置要綱(平成7年7 月17日付出第157号)第3条第1項の規定による指名停止措置を受けていない者で あること。 (4)平成26年12月24日(水)から平成27年1月26日(月)午後5時までの間の いずれの日においても、会社更生法(平成14年法律第154号)の規定による更生手 続開始の申立てが行われた者又は民事再生法(平成11年法律第225号)の規定によ る再生手続開始の申立てが行われた者でないこと。 (5)企画提案書等の提出期限までの間に、平成24年鳥取県告示第606号(物品等の売 買、修理等及び役務の提供に係る調達契約の競争入札参加者の資格審査の申請手続等に ついて)に基づく競争入札参加資格(以下「競争入札参加資格」という。)を有すると ともに、その資格区分がイベント・広告・企画に登録されている者であること。 4 企画提案書等作成要領 (1)企画提案書等の作成 企画提案書(様式2)、会社概要及び事業実績(様式3)、組織体制・主要スタッフ等 の情報及び経費見積書(任意様式)を各7部(正本1部、副本(写し)6部)作成するこ と。 なお、A4縦(A3横の折込可)の規格による製本とすること。 企画提案書等一式は、各様式及び別添参考資料のそれぞれをPDFファイルに変換し、 同ファイルを記録した電子媒体を併せて提出すること。 【企画提案書等の提出に当たっての留意事項】 ア 1提案者につき企画提案書等一式とすること。ただし、同一の企画提案書の中に、委 託者が選択することを前提とした、複数の提案を行なって差し支えないこと。 イ 提出先は、鳥取県未来づくり推進局広報課とする。 なお、郵送等(持参を除く。)によって提出のあった場合は受理した旨の連絡を速や かに行うので、これを確認できない場合は、同課に問い合わせること。 ウ 経費見積書は、媒体料、制作料等の内訳を記載すること。 エ 提出された企画提案書等は返却しない。 オ 企画提案書に添付する参考資料は、次のとおりとする。 なお、作成に当たっては、下記6の評価のポイントを参考にすること。 (ア)基本的な考え方(テーマ、ターゲット、媒体選定理由、年間スケジュール(媒体別の放送 日・発行日)等)を記載したもの (イ)平成22年度から平成26年度までの類似業務又は新規作成によるデザイン、シナ リオ等を記載したもの (ウ)その他企画提案書の説明に必要な資料(任意) (2)企画提案書等の提出先及び問合せ先 〒680-8570 鳥取市東町一丁目220番地 鳥取県未来づくり推進局広報課(担当 田中) 電 話 0857-26-7097 ファクシミリ 0857-26-8122 電子メール [email protected] (3)企画提案書等の提出期限 このプロポーザル選考に係る企画提案書等一式については、平成27年1月26日 (月)午後5時までに(2)の場所に持参又は送付により提出すること。 なお、送付による場合は、書留郵便(親展と明記すること。)又は民間事業者による 信書の送達に関する法律(平成14年法律第99号)第2条第6項に規定する一般信書 便事業者若しくは同条第9項に規定する特定信書便事業者の提供する同条第2項に規 定する信書便の役務のうち書留郵便に準ずるもの(親展と明記すること。)により、送 付すること。 (4)質問事項等について 企画提案書等の作成に係る内容・方法等について質問がある場合は、平成27年1月 20日(火)までに(2)の電子メールアドレスに提出すること。(任意様式) なお、質問及び回答の内容は、鳥取県のホームページ (http:// www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=151636)で公開する。 5 プレゼンテーションの実施 (1)日 時 平成27年2月6日(金)(予定) (2)場 所 鳥取県庁内会議室 (3)参加資格 ア 2の(2)によりプロポーザル選考への参加を表明した者。ただし、参加申込者が多数 (10者以上)の場合には必要に応じて書類審査による選抜を行う。 イ 3の参加資格要件を満たす者であって、12の(1)企画提案書等の無効要件に該当しな い企画提案書等を提出し、かつ、12の(2)提案者の失格要件に該当しない者とする。 (4)参加報酬 プロポーザル選考への参加に係る経費は、参加者の負担とする。ただし、プレゼンテ ーションに参加した者(8により契約の締結を行う者を除く。)には、参加報酬として それぞれ金15,000円を支払うものとする。 (5)その他 ア 集合時刻、会議室等は別途連絡する。 イ パネルボード等の持込は可とする。 6 評価方法及びポイント 企画書は、次の項目について、評価する。 (1) 媒体選定(量的側面、質的側面) ・年間を通じた掲載・放送枠の適切な確保 ・発行部数(一般社団法人日本ABC協会による公表結果のある場合はその部数、無 い場合は公称部数等明記の上当該数値を記載すること。)、回読率、視聴(聴取)率、 視聴(聴取)世帯数、タイムランク等の規模 ・段数、掲載位置、放送時間、モノクロ・カラーの別等 ・掲載、放送回数の適切な確保 ・創意工夫・その他 ・具体的なテーマ、時期、エリア及びターゲットの適切な組み合わせ ・各媒体のバランス (2)訴求力・話題性 ・興味を引くデザイン・構成・キャッチコピー ・表現の工夫 (3)効果測定 ・的確な手法、内容 ・適正な回数の確保 7 選定方法 (1)各審査委員が6の審査項目について、個別に評価採点し、その点数を合計する方法に より提案者の得点を算出するとともに、順位点の方法(各審査委員の評価採点により付 けられた順位をそのまま点数とし、その点数の合計の値の少ない方から提案者の順位を 付ける方法)による採点を行う。ただし、これらの方法による順位の結果が異なる場合 は、順位点の方法による順位を優先し、同点の提案者が複数となった場合には、審査員 の合議による順位を決定する。 (2)(1)により最も優れた順位を得た者を最優秀提案者として選定する。 また、最優秀提案者以外の者についても、順位付けを行う。 8 契約の締結 7(2)により最優秀提案者として選定された者と契約締結の協議を行い、見積書を徴 して契約を締結する。この協議には、県外本部、観光戦略課等の庁内関係課等による情報 発信との重複をさけるための見直し、企画提案書等の趣旨を逸脱しない範囲内での内容の 変更の協議を含む。協議が不調のときは、7(2)の順位付けの結果が上位の者から順に 契約締結の協議を行う。 9 契約保証金 契約の相手方は、契約保証金として契約金額の100分の10以上の金額を納付しなければな らない。この場合において、鳥取県会計規則(昭和39年鳥取県規則第11号。以下「会計規則」 という。)第113条に定める担保の提供をもって契約保証金の納付に代えることができる。 なお、会計規則第112条第4項の規定により、契約保証金の全部又は一部を免除する場合が ある。 10 審査結果の通知・公表 審査結果の通知は、平成27年2月13日(金)を目処に文書で提案者全員に通知し、 その概要を鳥取県のホームページ(http:// www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=151636)で公表するも のとする。 通知の内容のうち審査結果については、全ての提案者の順位及び得点とする。ただし、 提案者名については、最高順位の提案者と当該通知の相手方のみ記載するものとする。 公表の内容のうち審査結果については、全ての提案者の順位及び得点とする。ただし、 提案者名については、最高順位の提案者のみ記載するものとする。 11 全体スケジュール 12月24日(水)提案者募集開始 1月14日(水)参加申込書提出期限 1月20日(火)プロポーザル選考に係る質問受付期限 1月26日(月)企画提案書等提出期限 2月 2日(月)プレゼンテーションの案内送付(予定) 2月 6日(金)プレゼンテーション、審査会(予定) 2月13日(金)審査結果通知(予定)・契約協議開始 12 そ の 他 (1)企画提案書等の無効 次に掲げるいずれかに該当する企画提案書等は無効とする。 ア 3の参加資格要件を満たさない者が提出したもの又は虚偽の記載がなされたもの イ 4(1)の企画提案書等の作成要件を満たしていないもの ウ 1(5)ウの(ア)のエリア設定、カの効果測定について、その要件を満たして いないと認められるもの。ただし、正当な理由があると認められる場合については この限りでない。 (2)提案者の失格 審査委員又はその予定者に対し、プロポーザル選考に関し働きかけを行った者は 失格とする。 (3)著作権の取扱 ア 選定された者の企画提案書等に係る著作権の帰属については、契約時に取り交わす契約 書により定めるものとする。ただし、契約締結前にあっては提案者に帰属するものとする。 イ 選定されなかった提案者の企画提案書等に係る著作権は、提案者に帰属するものとする。 ウ 県は提案者に対して、企画提案書等に係る著作権の使用に係る一切の対価を支払わない ものとする。 (4) 暴力団の排除 受託者が次に掲げる事項のいずれかに該当するときは、契約を解除することができる旨契 約書に記載するものとする。 なお、受託者が次に掲げる事項のいずれかに該当することを理由に鳥取県が契約を解除す るときは、受託者は違約金として契約金額の10分の1に相当する金額を鳥取県に支払わな ければならない。 また、受託者が次に掲げる事項のいずれかに該当するかどうかを鳥取県警察本部に照会す る場合がある。 ア 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2項 に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)又は暴力団の構成員(以下「暴力団員」とい う。)であると認められるとき。 イ 次に掲げる行為の相手方が暴力団又は暴力団員であることを知りながら当該行為を行っ たと認められるとき。 (ア)暴力団員を役員等(受託者が法人の場合にあってはその役員及び経営に事実上参加して いる者を、受託者が任意の団体にあってはその代表者及び経営に事実上参加している者を いい、非常勤を含むものとする。以下同じ。 )とすることその他暴力団又は暴力団員を経 営に関与させること。 (イ)暴力団員を雇用すること。 (ウ)暴力団又は暴力団員を代理、あっせん、仲介、交渉等のために使用すること。 (エ)いかなる名義をもってするかを問わず、暴力団又は暴力団員に対して、金銭、物品その 他財産上の利益を与えること。 (オ)暴力団又は暴力団員を問題の解決等のために利用すること。 (カ)役員等が暴力団又は暴力団員と密接な交際をすること。 (キ)暴力団もしくは暴力団員であること又は(ア)から(カ)までに掲げる行為を行うもの であると知りながら、その者に物品の製造、仕入れ、納入その他業務を下請等させること。
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