付録ー1 住 宅 の 評 価 フ ロ ー (Ⅰ地域:北海道) (外壁、窓等を通しての熱の損失の防止のための措置) Aタイプ 年間暖冷房負荷 認定プログラム 基準値:390 ・動的熱負荷計算 ・拡張デグリーデー法 国土交通大臣の特別評価方法認定を受けたもの 特定条件下での計算(所定の条件を満たした住宅と置き換えて計算できる) 熱損失係数(Q値) 基準値:1.6 ※冬期の暖房に よる熱損失 小規模住宅の 基準値の緩和 戸建・重ね建住宅 100㎡以下、共同住宅 60㎡以下 Qss=(1+0.005(As-S))Qs Qss:緩和後の基準値 As :基準床面積 戸建=100 共同住宅= 60 S :住宅の床面積 Qs :基準値=1.6 冬期の日射を取り入れる工夫に応じた基準値の補正(条件1:窓の熱貫流率2.33以下、条件 2:特定方位の床面積に対する窓面積比率、条件3:1㎡当たりの有効蓄熱容量) 選択 特定条件下での計算(所定の条件を満たした住宅と置き換えて計算できる) 熱回収装置による換気回数の低減(通常換気回数0.5回を低減可) 構造熱橋部の熱損失を加算、断熱補強方法により低減係数あり RC造 躯体の 木造軸組 根太・柱・桁・梁等を熱橋として面積比率による平均熱貫流率を求める 熱貫流率 木造枠組 根太・スタッド等を熱橋として面積比率による平均熱貫流率を求める 金属熱橋部を割り増しした実質熱貫流率を求める S造 窓の熱貫流率 カーテン等の付属品による補正可 外気 1.0 外気に通じる小屋裏又は天井裏 1.0 外周に接する外気等 外気に通じる床裏 0.7 の係数 外気に開放されていない空間(廊下、階段部等) 0.7 住戸と同等の温熱環境を有する空間 0 性能基準 Bタイプ Q値とμ 値 で評価 住 宅 の 省 エ ネ ル ギ ー の 評 価 夏期日射取得係数 (μ 値) 基準値 0.08 ※夏期の冷房時 の日射遮蔽 選択 ・窓の日射侵入率は、レースカーテン等の付属品による補正可 ・ひさし等の日除けによる補正可 ・直射日光の当たらない床等は対象外 各部位の熱貫流率 仕様基準 屋根又は天井、壁、床 Cタイプ 外壁等の各部位の 断熱性能 躯体の断熱性能 開口部の断熱性能 開口部の日射遮蔽 ※全項目で基準を 満たすことが必要 ※玄関・勝手口及びこれに 類する部分における土間床 部分は除く ※断熱構造となっている浴 室下部における土間床部 分を除く 選択 各部位の断熱材の 断熱材のみの熱抵抗値で評価 熱抵抗値 断熱材のランク区分ごとの基準厚さによる評価も可 ※RC造は断熱補強も評価、RC造以外は熱橋を含む基準値 ※戸建住宅では、床の「外気に接する部分」のうち、床面積に RC造の断熱補強基準値 ・内断熱:900mm以上 0.05を乗じた面積を「その他の部分」とみなすことができる かつ熱抵抗値0.6以上 屋根・天井の断熱材の基準値を×0.5以上とする方法 ・外断熱:450mm以上 C≧(Z-Y)×0.3+D かつ熱抵抗値0.6以上 ※乾式構造の界壁、玄関床 C:外壁の熱抵抗値 D:外壁の熱抵抗値の基準値 部分は除く Y:屋根の熱抵抗値 Z:屋根の熱抵抗値の基準値 開口部の熱貫流率 窓及びドア 開口部の 断熱性能 選択 ※床面積に0.02を乗じた面 積を除くことができる 建具とガラスの 組み合わせ 窓の夏期日射侵入率 開口部の 日射遮蔽性能 ※床面積に0.04を乗じた面 積を除くことができる 躯体を含めた熱貫流率を求めて評価 RC造 構造熱橋部の断熱補強を別途評価する 木造軸組 根太・柱・桁・梁等を熱橋として面積比率による平均熱貫流率を求める 木造枠組 根太・スタッド等を熱橋として面積比率による平均熱貫流率を求める S造 金属熱橋部を割り増しした実質熱貫流率を求める 選択 建具等の仕様基準 イかロを選択 基準値:2.33 ※カーテン等の付属部品は含めることができない ※風除室を設けている場合、ドアの基準値の緩和あり 風除室がある場合4.07、複風除室がある場合4.65 ・建具:金属+プラスチック、ガラス:単板+複層(A12) ・建具:金属・プラスチック複合、ガラス:Low-E(A12) 等の組み合わせ 真北±30度の方位 : 0.52 基準値 上記以外の方位 : 0.52 ※面積加重平均した値が基準値以下 ・レースカーテン等の付属品、ひさし等の日除けで低減可 イ.ガラスの日射侵入率が0.66以下 ※Low-Eガラス等が該当する ※ガラスのみの値、レースカーテン等の付属部品は含めない ロ.付属部材、ひさし、軒等を設けるもの ※付属部材とは、レースカーテン、内付けブラインド、紙障子 ※車庫、物置に接する部分は外気に接する面として評価する。 ※カーテンレール又はカーテンボックスを設置することにより、カーテン及びレースカーテンを設置したこととみなす。 ※乾式の界壁は構造熱橋部とはしない。 ※建物全体を外断熱にした場合、廊下等も室内空間と見なすことができる。ただし、開口部の仕様も住宅の性能が要求される。 以下の書類及び図書については、計算表とみなすことができる (第三面の記載は 等級4は熱損失係数1.6、等級3は1.8と記載する) ・住宅の品質確保の促進等に関する法律(以下「住宅品質確保法」)の第6条第1項に規定する設計住宅性能評価書の写し ・住宅品質確保法第31条第1項に規定する住宅型式認定をしたときに交付される住宅の品質確保の促進等に関する法律施行規則(以下「住宅品質 確保法施行規則」)第41条第1項に規定する住宅型式性能認定書の写し及び前条第1項に規定する住宅型式性能認定申請添付図書 ・住宅品質確保法第33条第1項に規定する認証をしたときに交付される住宅品質確保法施行規則第45条第1項に規定する型式住宅部分等製造者 認証書の写し 50
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