設計業務委託仕様書 業 務 名 称 履 行 期 限 設 計 条 件 韮崎市再編保育園第2園及び藤井公民館整備工事設計業務委託 契約締結日の翌日 から 平成 29 年 3 月 24 日 まで ただし、基本設計は平成 28 年 8 月 31 日までとする 別添「技術提案に係る仕様書」による Ⅰ.業務内容 (1) 設計条件を満たす以下の設計業務 イ) プロポーザルで提示した技術提案書を基にした基本設計・実施設計 ロ) 設計内容は以下のとおりとする。 ・意匠設計 ・構造設計 ・電気設備設計 ・機械設備設計 ・外構設計 ・造成設計 ・既存施設解体設計 ハ) 設計図書・仕様書(発注用)の提出期限はそれぞれ以下のとおりとする。 ・木材分離発注用:平成 28 年 8 月 31 日まで。 ・造成工事発注用:平成 28 年 9 月 30 日まで。 ・本体工事発注用:平成 29 年 2 月 24 日まで。 ・既存施設解体工事発注用:別途市監督員と協議の上決定とする。 (2) 地盤調査 イ) スウェーデン式貫入試験(建物四隅+重心部分及びその他必要と思われる部分) ロ) 隣接地(韮崎文化ホール)のボーリングデータを参考にすることは可とする。 (3) 開発申請業務 イ) 都市計画法第 29 条第 1 項の規定による開発行為の許可申請 ロ) 許可済証の交付を平成 28 年 10 月 28 日までに受けること。 ハ) 手数料は別途とする。 (4) 建築確認申請業務 イ) 確認済証の交付を平成 29 年 3 月 17 日までに受けること。 ロ) 手数料は別途とする。 Ⅱ.図面等の規格 (1) 用紙サイズは、全て日本工業規格とすること。 1 (2) 図面はA1版及びA2版(縮小図面はA3版)とし、用紙サイズによる縮尺を明記す ること。 (3) 内訳明細書・特記仕様書・構造計算書・設備関係計算書・数量積算計算書・歩掛り計 算書等の書類はA4版とすること。 Ⅲ.設計図書等の種類及び縮尺 (1) 図面関係 次の図面を標準とし、別途監督員の要求があるものは作成するものとする。 イ) 開発関係 図 面 名 称 縮 尺 備 土地利用計画図 1/500 舗装・緑地面積図 1/500 給排水計画図 1/500 造成計画平面図 1/500 横断図 1/200 断面図 1/200 各種 展開図 適宜 各種 構造図 1/10~1/20 各種 詳細図 1/10~1/20 各種 1/100~1/200 各種 建物意匠図 考 擁壁等・側溝等・縁石等・フェンス等各種 ロ) 建築関係 図 面 名 称 縮 尺 特記仕様書 備 考 工事区分表含む 面積計算書 配置図・案内図 1/200~1/500 敷地面積求積図・計算表含む 各階平面図 1/100~1/200 床面積計算図表、換気・排煙計算含む 立面図 1/100~1/200 前面道路・隣地斜線制限図・外部仕上材表示 断面図 1/100~1/200 敷地に高低差がある場合は高さ表示 日影図 1/100~1/200 建築基準法第56条の2該当建築物 各伏図 1/50 各平面詳細図 1/50 各断面詳細図 1/50 仕上表 基礎・床・天井・屋根伏図 2 各室展開図 1/50 矩計図 1/20~1/30 木造の代表的架構部分含む 各部詳細図 1/20 建具表 1/50 キープラン・リスト含む 工作物・外構図 1/50 遊具・植栽工事含む 標準配筋要領図 構造特記事項 地質柱状図含む 基礎伏図 1/100~1/200 杭基礎詳細図含む 各階伏図 1/100~1/200 床配筋図・梁伏図・壁伏図・小屋伏図 軸組図 1/100~1/200 各通り 断面リスト 1/30~1/50 地中梁・柱・梁 構造詳細図 1/30~1/50 配筋図 ハ) 電気設備関係 図 面 名 称 縮 尺 特記仕様書 備 考 工事区分表含む 配置図・案内図 1/200~1/500 配線系統図 配線図 1/100~1/200 平面詳細図 1/50 展開図 1/50 電灯・コンセント・動力・放送・電話・表示信号・ テレビ等弱電工事含む 配分電盤図 照明器具図 ニ) 機械設備関係 図 面 名 称 縮 尺 特記仕様書 考 工事区分表含む 配置図・案内図 1/200~1/500 屋外配管図 1/200~1/500 屋内配管図 1/100~1/200 機器表 備 上下水道接続含む 換気・空調・衛生器具・厨房器具等 配管系統図 3 配管等詳細図 1/20~1/50 受水槽等設備図 1/20~1/50 機器詳細姿図 1/20~1/50 断面詳細図 (2) 図書関係 イ) 内訳明細書 市指定用紙(A4版) ロ) 構造計算書・設備関係計算書(A4版) 構造計算書は、国土交通省大臣の承諾を受けたプログラムを使用することとし、 使用プログラム名(承諾番号・承諾年月日)を表紙へ記入する。 ハ) 仕様書(A4版) 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修建築工事・機械設備工事・電気設備工事共通 仕様書(最新版)に準拠すること。 Ⅳ.設計図書等の種類及び部数 次の図面を標準とし、その他必要と思われるもの、別途監督員の要求があるものは 作成するものとする。 (1) 基本設計終了時 項 目 細 目 提出部数 現地調査報告書 3部 基本設計概要書 3部 配置図(外構・道路計画含む) 3部 平面図 3部 屋根伏図 3部 立面図 3部 断面図 3部 矩計図 3部 仕上表 3部 面積表 3部 基本設計図 構造計画概要書 電気設備計画概要書 機械設備計画概要書 3部 各室設備諸元表 3部 冷暖房システム比較表 3部 各燃料別エネルギー消費に伴う環境負荷 3部 各室設備諸元表 3部 4 概算工事費算定書 3部 外観・内観パース 建設構想委員会等資料 各1部 木材調達計画書 4部 木材購入仕様書 木拾い調書・木材品質管理計画書含む 4部 図面・表データ CD-R 1枚 (2) 成果品 図書の種類 金入設計図書 (保存用) 提出部数 1部 形 態 黒厚表紙製本 金文字入れ 形 式 内訳明細書、特記仕様書、構造 計算書、設備計算書、各工事設 計図を総括したもの 各工事毎に内訳明細書、構造計 金入内訳明細書 (工事用) 1部 ファイル綴り 算書、設備計算書、歩掛り計算 書、メーカー見積書、数量積算 書を一括したもの 金入内訳明細書 (契約用) 金抜内訳明細書 (契約用) 各工事毎に内訳明細書、歩掛り 1部 計算書、メーカー見積書、数量 積算書を一括したもの 2部 各工事毎に作成する 図面(契約用) 3部 布袋入り 製本図面 2部 製本 見開きでA1版・工事名入り 縮小製本図面 2部 製本 見開きでA3版・工事名入り 完成パース 1部 打合せ議事録 1部 A2版程度 ファイル綴り 国・県要求資料 金入・金抜内訳 各工事毎に作成する 監督員の指示のあるもの 1枚 CD-R Excel形式 建築図面データ 1枚 CD-R MCD形式・DXF形式・PDF形式 地盤調査報告書 2部 開発申請書 1部 ファイル綴り 開発申請図面(布袋入り)共 開発図面データ 1枚 CD-R 確認済証 1部 明細書データ DXF形式・PDF形式 確認申請書(副本)共 5 (3) 業務着手前 項 目 細 目 提出部数 業務着手届 市指定様式 1部 現場代理人及び主任技術者通知書 市指定様式 1部 設計業務一部下請届 組織管理体系図共 1部 契約工程表 市指定様式 1部 (4) 業務完了後 項 目 細 目 提出部数 業務完了届 市指定様式 1部 実施工程表 市指定様式 1部 納品書 成果品一覧表共 1部 成果品写真 1部 請求書 市指定様式 1部 Ⅴ.業務上の留意点 (1) 本事業は、林野庁「森林・林業再生基盤づくり交付金」対象工事であり、事業本質上、 主として山梨県産木材を主要構造部並びに仕上げ材等に活用すること。 (2) 委託契約締結後、委託者は、受託者の設計業務を監理する監督員を定め、受託者に通 知するものとし、受託者は、業務着手前に所定の書類を監督員に提出し、承諾を得る こと。 (3) 設計業務の実施にあたり、適正かつ円滑に実施するために主任技術者と監督員は常に 緊密な連絡を取り、業務の方針及び条件等の疑義を正すものとする。受託者はその都 度、その内容を打合せ議事録に記録し、相互に確認するものとする。設計業務の着手 時及び業務の区切りにおいても同様とすること。 (4) 業務の内容に疑義が生じた場合は速やかに監督員と協議を行い、承諾を受けた後、業 務を進めること。 (5) 設計段階での協議において、関係者による設計変更を求められた場合は、プロポーザ ル案に準ずる別案の提示を求める場合があるが、適宜対応すること。 (6) 業務の進捗管理については、主任技術者が責任を持って行い、監督員に事業の進捗に ついて中間報告を行い、必要に応じて打合せを行うこと。 (7) 業務の一部を再委託(下請負業務)する場合は、一部再委託承諾願を監督員に提出し 承諾を受けること。また、下請負業務体制や業務状況の管理は、主任技術者の責任の もと行うこと。 (8) 近隣環境を含め現地調査を十分に行い、業務を進めること。 (9) 道路管理者、電気事業者、ガス供給者、上下水道及び環境対策等に関する協議(各種 6 申請等の手続きに関する協議を含む)が必要な場合は、関係機関と協議を行い、協議 記録書を作成し、監督員に報告すること。 (10) 市議会・建設構想委員会や近隣地区住民等に向けて、設計内容に関する説明を行う場合は、 資料の作成を行うこと。 (11) 公共事業における公平性の観点から、特定のメーカーを意識させるような図面表現を 行わないこととするが、仕様については随時監督員と協議すること。 (12) 積 算 単 価 に つ い て は 、 刊 行 物 単 価 及 び メ ー カ ー 見 積 、 積 算 基 準 に よ る 歩 掛 に よる単 価 と す る こ と 。 ま た 、 見 積 書 に つ い て は 、 原 則 3 社 以 上 と し 、 見 積 比 較 表 を 作成す ること。 (13) 成果品が著作権法(昭和 45 年法律第 48 号)第 2 条第 1 項第 1 号に規定する著作物 (以下、「著作物」という。)に該当する場合には、著作権法第 2 章及び第 3 章に規 定 す る 著 作 者 の 権 利 は 、 著 作 権 法 の 定 め る と こ ろ に 従 い 、 委 託 者 及 び 受 託 者 の共有 に帰属するものとする。 Ⅵ.準拠図書 以下の準拠図書は最新版を採用し、積算根拠については図書名等を内訳明細書(金入) 内に明記すること。 (1) 設計委託 ・公共建築設計業務委託共通仕様書 ・建築工事標準詳細図 (2) 意匠・設備設計 ・公共建築設備工事標準図 (電気設備、機械設備編工事編) ・公共建築工事標準仕様書 (建築、電気設備、機械設備工事編) ・建築、電気設備、機械設備工事監理指針 (3) 積算 ・公共建築数量積算基準 ・公共建築設備数量積算基準 ・公共建築工事積算基準 ・公共建築工事標準単価積算基準 ・積算関係図書(建築コスト情報、建築施工単価等) (4) 構造 ・改正建築基準法施行令新耐震基準に基づく構造計算指針・同解説 ・建築設備耐震設計・施工指針 ・山梨県地質・土質調査業務共通仕様書 ・山梨県東海地震被害想定調査報告書 ・韮崎市地震防災マップ及び洪水ハザードマップ 7 (5) 木造 ・木造建築工事標準仕様書 ・木造計画・設計基準及び同資料 ・山梨県において計画・設計する木造建築物における「木造計画・設計基準及び同資料」 における3.3材料に関する取扱いについての補足事項及びその品質管理について (6) その他関連法令、要綱及び各種基準 各種基準については、一覧表を作成し、監督員に提出の上承諾を得ること。 8
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