特記仕様書;pdf

設計業務委託
特記仕様書
平成27年3月
森
町
建築設計業務委託特記仕様書
Ⅰ 業務概要
1 業務名称
地域活性化施設実施設計委託
2 計画施設の概要
(1)施設名称
(2)敷地の場所
地域活性化施設
茅部郡森町字清澄町(役場
活性化広場内)
(3)施設用途
倉 庫
平成21年国土交通省告示第15号別添二 第 1 号 第 1 類とする。
3 設計与条件
(1)敷地の条件
a 用途地域及び地区の指定
都市計画区域内 第2種中高層住居専用地域(60/200)
(2)施設の条件
a 施設の延べ面積
80m2程度予定
b 構造・規模
木造又は鉄骨 1階建て 1戸
c 付帯業務概要
倉庫の実施設計及び、構造安全性チェック、地質調査、
簡易測量、積算業務
d 設備概要
電気設備(照明・スイッチ・コンセント・幹線引込)
設備機械は予定無し
e 耐震安全性の分類
「道有施設(建築物)の総合耐震計画基準」(平成13年3月20日付け建築第66号に
よる。)耐震安全性の分類は以下のとおりとする。
1) 構造体
Ⅲ類
2) 建築非構造部材
B類
3) 建築設備
乙類
(3)建設の条件
a 予定工事費
未 定
b 建設予定工期
平成27年 8月 ~ 平成27年10月(90日間予定)
(4)設計与条件については、次による。
a 委託業務期間 契約締結の翌日から90日間
b 参考プランを基に、要求事項の確認・協議
c 関係法令等の調査、関係機関との打合せ
d 実施設計図書の作成
e 確認申請業務(確認申請書は契約締結後60日間程度とする、手数料は別途)
f 追加業務として下記を含む
・積算業務
・外観パース1枚
g 特別経費として下記を含む
・地質調査(スウェーデン式サウンディング 深さ5m、1か所
・簡易測量(敷地レベル測量、建物位置出し、簡易測量図作成)
Ⅱ 業務仕様
特記仕様書に記載されていない事項は、「建築設計業務委託共通仕様書」による。
1 管理技術者の資格要件
管理技術者の資格要件は次による。
・ 建築士法(昭和25年法律第202号)による一級建築士又は二級建築士
2 確認申請書等の設計図書への押印
(1) 建築基準法に基づく確認申請書等が必要な場合
建築基準法に基づく確認申請書等は、 建築、設備設計に係る管理技術者又は建築士法
に定める管理建築士のいずれかの設計者名を記載し、申請図面へ押印(印影不可)す
る。
(2) 構造設計一級建築士又は設備設計一級建築士の関与
設計業務において、構造設計一級建築士又は設備設計一級建築士(以下「構造設計一
級建築士等」という。)の関与が求められる場合は、次のように取り扱う。
a 構造設計一級建築士等が自ら設計を行った場合
構造設計図書又は設備設計図書に構造一級建築士等である旨の表示、記名、押印(印
影不可)する。
b 構造設計一級建築士等が法適合確認を行う場合
当該建築物が関係規定に適合することを確認した旨の記載をし、構造設計一級建築
士等である旨の表示、記名、押印(印影不可)する。
3 設計業務の範囲
(1)一般業務
a 実施設計
・ 建築(総合)実施設計
・ 建築(構造)実施設計
・ 電気設備実施設計
・ 各種技術資料(経済比較や工法検討資料等)の作成業務
(2)追加業務
a 積算
・ 積算業務
積算業務内容
・ 積算数量算出書の作成
・ 単価作成資料の作成(複合単価(代価表・別紙明細書を含む)等)
・ 見積徴収
・ 見積検討資料の作成
・ 工事費算定内訳書の作成
b 外観図作成
種類(未定)、判の大きさ(未定)、枚数(1枚)、
額の有無(無し)及び材質(
)
c 確認申請手続き業務(建築基準法施行規則第1条の3に基づく添付書類含む)
d リサイクル計画書作成
e 概略工事工程表の作成業務
4 業務の実施
(1)一般事項
a 設計業務は、提示された設計与条件、基本設計図書、適用基準等によって行う。
b 積算業務は、業務担当員の承諾を受けた実施設計図書及び適用基準等によって行う。
c その他
・ 建築構造設計については、構造計算が不要な場合は、建築基準法に基づく構造安
全性のチェック(仕様規定)を行い報告、提出する事。
d 電子納品
本業務は、電子納品対象業務とする。
(2)打合せ及び記録
打合せは次の時期に行う。
a 業務着手時
b 業務担当員又は管理技術者が必要と認めた時
(3)適用基準等
a 設計
・ 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)
・ 公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)
・ 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)
・ 構造設計指針
・ 道有施設(建築物)の総合耐震基準
・ コスト縮減のための公共建築設計指針
・ 日本住宅性能表示基準
・ 北海道公共建築物シックハウス対策マニュアル
b 積算
平成26年度北海道営繕工事積算要領、積算単価表・RIBIC等
(4)建設副産物対策
受託者は、建設副産物対策(発生の抑制、再利用の促進、適正処理の徹底)について
検討し設計に反映させる。
(5)地域材の使用
受託者は、当該工事の設計に当たり、木材又は木材を原料とする資材を積極的に使用
するとともに、地域材を優先的に使用するよう努めること。なお、木材又は木材を原
料とする資材の使用に当たり、事前に業務担当員と協議すること。
地域材とは、道内の森林から産出され、道内で加工された木材をいう。
(6)シックハウス対策
受託者はシックハウス対策(換気に配慮した設計、使用する建築材料等、化学物質の
濃度測定)について検討し、設計に反映させること。
検討に当たっては、「北海道公共建築物シックハウス対策マニュアル」に基づき検討
を行うこと。
(7)電算機の使用について
電算機によって構造計算、空調負荷計算及び数量積算を行う場合は、事前に業務担当
員と協議する。
(8)その他
構造計算書の作成に当たっては、計算の仮定及び方針を明記し、構造方法等の認定に
係る認定書の写しを添付して、事前に業務担当員と協議する。
4 設計対象項目
(1) 実施設計
実
施
設
計
対
象
項
目
・ 特記仕様書
建
築
総
合
・
構
造
・ 仕上表
・ 面積表及び求積図
・ 敷地案内図
・ 仮設計画図
・ 配置図
・ 平面図(各階)
・ 断面図
・ 立面図(各面)
・ 矩計図
・ 展開図
・ 天井伏図
・ 平面詳細図
一
般
業
務
・ 断面詳細図
・ 部分詳細図
・ 鉄骨詳細図
・ 建具表
・ 構造関係共通事項
・ 構造設計図
(ア) 伏図
(イ) 軸組図
(ウ) 各部断面図
(エ) 標準詳細図
(オ) 各部詳細図
・ 構造計算書(構造計算概要書含む)
・ 確認申請図書(申請書及び付属書類含む)
・ 消防同意用図書
・ 各種技術資料(経済比較や工法検討資料等)
建
築
総
合
・
構
造
・ 積算数量算出書
・ 単価作成資料
・ 見積書
追
加
業
務
・ 見積検討資料
・ 工事費算定内訳書
・ 確認申請手続き業務(建築基準法施行規則第1条の3
に基づく添付書類含む。)
・ リサイクル計画書
・ 概略工事工程表
摘
要
実
施
設
計
対
象
項
目
摘
要
・ 特記仕様書
電
気
設
備
・ 機器表
・ 断面図・矩計図
・ 電灯設備図
・ 動力設備図
一
般
業
務
・ 受変電設備図
・ 避雷設備図
・ 構内配線経路図
・ 各種計算書
・ 確認申請図書(付属書類含む)
・ 消防同意用図書
・ 各種技術資料(経済比較や工法検討資料等)
・ 積算数量算出書
電
気
設
備
・ 単価作成資料
・ 見積書
追
加
業
務
・ 見積検討資料
・ 工事費算定内訳書
・ リサイクル計画書
・ 確認申請手続き業務(建築基準法施行規則第1条の3
に基づく添付書類含む。)
・ 概略工事工程表
柱)・工事費算定内訳書は、平成26年度北海道営繕工事積算要領、同積算単価表・RIBIC等による。
・建築物の計画に応じ、作成されない図書がある。
・上記以外に別途必要な図面がある場合、追加すること。
5 成果品及び提出部数等
(1)実施設計(実施設計図等)
成 果 品 等
サイズ
提出部数
摘 要
a 建築総合
※製本形態は、A3判二
・ 特記仕様書
つ折り糊付製本とする。
A3判
・ 建築(総合)設計図
又は
・ 建築(構造)設計図
製本は特記仕様書を含
各3部
むものとする。
A1判
・製本形態は、表紙をラ
・ 建築工事積算数量調書
(縮尺が合
ミネート加工としたA
・ 複合単価作成等資料
う事)
3判二つ折り糊付製本
・ 構造計算書(構造計算概要書含む)
・ 見積書
とし、建築図、設備図、
・ 単価策定書
外観パースを一括製本
とする。
・ 工事費算定内訳書
・ 概略工事工程表
b 電気設備
・ 特記仕様書
A3判
・ 電気設備設計図
又は
・ 電気設備設計計算書
A1判
・ 電気設備工事積算数量調書
・ 複合単価作成等資料
(縮尺が合
・ 見積書
う事)
各3部
・ 単価策定書
・ 工事費算定内訳書
・ 概略工事工程表
d その他
・ 外観図(PDFおよびJPG形式のデータ含む)
・ 確認申請図書
A3・4判
各3部
A4判
各3部
・ 確認申請書附属書類
・ 消防同意用図書
・ リサイクル計画書
e 資料
・ 構造計算、確認資料
・ 各種技術資料(経済比較や工法検討資料等)
・ 打ち合わせ記録簿
f 電子データ
・ 電子納品 (CD-R等)
注)電子データの提出については、電子納品による。
1部