理学療法学科(PDF:644KB

健康メディカル学部 理学療法学科
教育方法と教育内容・方法の特色ある工夫
本学では、学部・学科及び研究科・専攻の教育目的を達成するため、学科・専攻ごと
の教育課程編成方針を踏まえ、
各学科やコース等の特色を生かした教育方法等を用いて
授業を行っています。
大学全体としては、全学部の学生が共通して履修する必修科目の「フレッシュセ
ミナー」
「アドバンスセミナー」において特色ある少人数教育を実践しており、担当
教員は、勉学を中心とした学生生活全般にわたる指導を行っています。これにより
学生は、社会人として求められる常識や基礎的な教養、各人の専攻分野や関心領域
に関わる幅広い知識を身につけることができます。この「セミナー」では、個別の
面談も実施し、将来の進路をはじめとする学生の様々な相談にも応じています。
また、本学では資格取得のための実習科目や演習科目も充実しており、各学部・
研究科は、学科・専攻ごとの教育目的達成のために、授業の教育内容・教育方法に
特色ある工夫を凝らしています。
【教育方法等】
理学療法士の資格取得を視野に入れて、教養科目、専門基礎科目及び臨床実習を含む専門科目
等を通じて、自ら学べる学習態度を習得させ、生涯教育が必要である医療系専門職の素養を身に
つけられるよう配慮しながら授業を行っています。
【教育内容・方法の特色ある工夫】
各学年とも 12~13 名程度のグループを編成し、クラス担任制によるきめ細かい学習指導を行
っています。理学療法専門科目は、正・副の担当教員による講義をわかりやすく実施するととも
に、理学療法専門科目の演習・実習は 25~30 名程度のグループに分けて実技指導を行っていま
す。理学療法実習室では、50 台の治療用ベッド、スリングセラピー装置(レッドコード)10 台、
最新の物理療法治療器、トレッドミルなどの運動療法機器、三次元動作解析装置(VICON)、床
反力計、足底圧分布測定システム、骨密度測定機、呼吸循環測定装置、筋電図計測装置、脳血流
測定装置(NIRS)などを使用して、基礎的研究を指導しています。3 年次に開講している理学療
法研究方法論・実習では、これらの測定機器を使用して、グループ研究実習を行い、ポスター発
表を実施し、4 年次の卒業研究では、学会発表形式にて各自発表を行っています。
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