栃木市男女共同参画都市宣言について ( ( 全体の構成 → 解 説 ) ) あ ら ゆ る 世 代 の 方 に わ か り や す い よ う に 、ま た 、集 会 な ど の 開 催 時 に 全 員 で 唱 和 で き る よ う に 、前 文 と 箇 条 書 き の 本 文 の 形 式 と し 、長 い 文 に な ら な い よ う 、ま た 、市 民 の 方 々 に も よ り わ か り や す い 文 言 を 使 う よ う に工夫しました。 ( 内容 → ) 「 男 女 共 同 参 画 都 市 宣 言 に 関 す る 懇 談 会 」で の 意 見 及 び 本 市 の 男 女 共 同 参 画 プ ラ ン を 参 考 に 、前 文 で は 本 市 の 地 域 特 性 と 、 「栃木市総合計画」 ( 平 成 27 年 3 月 策 定 ) や 「 と ち ぎ 市 男 女 共 同 参 画 プ ラ ン 」 に お け る 本 市 の 将 来 都 市 像 を 、本 文 で は 、そ の 将 来 像 を 実 現 す る た め の 3 つ の 目 標 を 掲げました。 ま た 、男 女 共 同 参 画 社 会 の ま ち づ く り の 主 体 は 、市 民 と 行 政 で あ る の で 、文 の 初 め は「 わ た し た ち は 」と い う 表 現 に 、文 末 を「 ま ち を つ く り ま す 」と い う 表 現 に 統 一 し て 、目 標 と し て 築 い て い き た い と い う 思 い を 込めました。 1 ひと ひと わたしたちは、女と男がその個性と能力を十分に発揮することができ、 多様な生き方を尊重するまちをつくります 「 と ち ぎ 市 男 女 共 同 参 画 プ ラ ン 」の 基 本 目 標 ①「 意 識 づ く り 」の「 施 策 の 方 向 」に 挙 げ ら れ て い る「 男 女 共 同 参 画 意 識 の 醸 成 と 慣 行 の 見 直 し 」を 表 わしています。 男 女 共 同 参 画 社 会 を 実 現 す る た め に は 、職 場 や 家 庭 、地 域 社 会 な ど に 依 然 と し て 根 強 く 残 っ て い る「 男 は 仕 事 、女 は 家 庭 」と い う 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 や 、性 別 に 対 す る 価 値 観( 例 え ば 、決 断 す る の は 男 性 、従 う の が 女 性 ) かんこう を解消し、それらに基づく社会制度や慣行を見直さなければなりません。 1 で は 、上 述 し た よ う な 意 識 や 価 値 観 に と ら わ れ な い 生 き 方 、ま た 、現 在 は 単 純 に 男 女 と 括 り 切 れ な い 性 的 マ イ ノ リ テ ィ ー の 方 々 が い て 、そ の よ う な 生 き 方 も 併 せ 、様 々 な 生 き 方 を 尊 重 す る 社 会 、多 様 性 を 受 け 入 れ る こ と が で き る 社 会 を つ く る こ と が 、誰 も が 生 き や す い 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 に つ な がります。 ひと 1 ひと わ た し た ち は 、女 と 男 が 家 庭 、学 校 、職 場 、地 域 な ど の あ ら ゆ る 分 野 で 、 平等に参画し、協働するまちをつくります 「 と ち ぎ 市 の 男 女 共 同 参 画 プ ラ ン 」の 基 本 目 標 ②「 環 境 づ く り 」の「 政 策・ 方 針・決 定 の 場 へ の 女 性 の 参 画 の 促 進 」 ・ 「就労の場における男女共同参画の 推 進 」・「 家 庭 生 活 と そ の 他 の 活 動 の 両 立 支 援 」 を 表 わ し て い ま す 。 女 性 の 社 会 進 出 が 進 ん で い る に も か か わ ら ず 、政 策・方 針 決 定 の 場 へ の 女 性の参画は十分とはいえず、豊かで活力あるまちづくりを進めるためには、 事 業 所・地 域 活 動 団 体 等 、意 思 決 定 の 場 へ の 女 性 参 画 の 拡 大 を 行 い 、女 性 と 男 性 が 平 等 に 参 画 し 、と も に 能 力 と 活 力 を 生 か し て 、協 働 す る こ と が 必 要 で す。 ま た 、依 然 と し て 家 事 や 子 育 て や 介 護 の 多 く を 女 性 が 担 っ て い る 状 況 を 変 え る た め 、固 定 的 性 別 役 割 分 担 意 識 の 解 消 を 図 る と と も に 、男 性 の 家 庭 生 活 への参加促進の取組を進める必要があります。 1 ひと ひと わ た し た ち は 、女 と 男 が 地 域 で 共 に 支 え 合 い 、協 力 し 合 っ て 、す べ て の 人が安心安全に暮らすことができるまちをつくります 「 と ち ぎ 市 の 男 女 共 同 参 画 プ ラ ン 」の 基 本 目 標 ③「 連 携 づ く り 」の「 男 女 共同参画の視点からの地域活動の推進」を表わしています。 地域において、高齢化・単身世帯の増加など様々な問題が生じつつあり、 地 域 の 絆 が 希 薄 化 し た 今 、市 民 活 動 の 重 要 性 が 益 々 高 ま っ て い て 、そ れ を 成 立 さ せ る た め に は 女 性 と 男 性 が 対 等 な 立 場 で 共 に 参 画 し 、ま ち づ く り や 防 災 分野などに男女共同参画の視点を反映することが必要です。 こ の こ と は 、東 日 本 大 震 災 後 、当 時 の 避 難 所 運 営 等 の 反 省 を も と に 様 々 な 場 面 で 言 わ れ て お り 、子 育 て 期 や 高 齢 期 を 含 む 、す べ て の 人 が 安 心 し て 暮 ら す た め に 、女 性 と 男 性 が 地 域 で 共 に 参 画 し 、行 動 す る こ と の 必 要 性 が 、非 常 に高まっています。
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