リート・ウィークリーレポート(2015/4/7)

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート (2015/4/7)
マーケットデータ (2015/4/3)
※リート平均配当利回りは2015年3月末時点
リート指数
為替(対円)
終値
リート平均
配当利回り
(%)
金利
(%)
終値
騰落率
騰落率
先進国(含日本)
935.25
+0.8%
3 .82
先進国(除日本)
937.81
+1.1%
3 .86
日本
375.84
-2.4%
米国
1123.51
+1.2%
米ドル
118.97
カ ナダ
866.88
+1.9%
カ ナダドル
1144.63
-0.7%
英国
87.61
豪州
0 .37
3 .25
-0.1%
1 .84
3 .44
95.28
+0.9%
1 .31
6 .19
ユーロ
130.54
+0.6%
0 .19
6 .01
-0.5%
英ポンド
177.50
+0.1%
1 .59
2 .56
572.33
-0.6%
豪ドル
90.82
-1.7%
2 .30
5 .42
シ ンガポール
505.73
+0.8%
シ ンガポール
ドル
88.11
+1.3%
2 .15
5 .36
香港
499.34
+0.0%
香港ドル
15.35
-0.1%
1 .41
4 .16
欧州(除英国)
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進
国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値
および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
【直近3カ月間:2015/1/2~2015/4/3】
(ポイント)
(ポイント)
1,000
【2004/3/31~2015/4/3】
1,200
950
800
900
400
850
0
1/2
2/2
3/2
4/2
(月/日)
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
(出所:S&PのデータをもとにDIAM作成)
14/3
(年/月)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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リート・ウィークリーレポート
マーケット動向 (2015/3/30∼2015/4/3)
【日本】
引き続き投資信託への資金流入は大きいものの、年度の変わり目で利益確定売りが出やすかったこともあり、週
半ばに下落しました。しかし、3月日銀短観が市場予想を下回ったことが嫌気され株式市場が下落したものの、国債
利回りが低下したことが支えとなり、週後半には小幅に戻す展開となりました。なお、日銀はJ-REITを4月1日、2日
に各12億円買い入れました。
【米国】
週初は、相次ぐM&A(企業の合併・買収)の発表が好感され幅広い業種で買いが入り、リート市場も上昇しました。
その後、3月ADP雇用統計など一部弱い経済指標が材料視され下落する局面もありましたが、週後半に発表された
経済指標が景気の改善を示す内容だったことや、先々週比で国債利回りが低下基調となったことなどが支援材料
となり上昇しました。(4/3は休場)
【欧州】
期末に利益確定売りが集中したことから週間では下落しましたが、ユーロ圏の3月景況感指数や3月製造業PMIな
ど堅調な経済指標が相次いだことが下支えとなり、下げ幅は限定的となりました。(4/3は休場)
【豪州】
資源国である豪州にとって、原油価格や商品相場の下落が重石となり下落しましたが、RBA(豪州準備銀行)が、
翌週にも今年2回目となる利下げを発表するとの観測が好感され週後半にかけて上昇したことから、下げ幅が縮小
しました。(4/3は休場)
【アジア】
シンガポールでは、中国の政策支援期待や米利上げ観測の後退などが好感され堅調な展開となりました。一方、
香港では、先々週の上昇の反動から週前半に売りが先行しましたが、2月小売売上高が市場予想を大きく上回った
ことが支援材料となり、値を戻す展開となりました。(4/3はシンガポール、香港ともに休場)
トピックス
■ 米国小売リートの買収提案が撤回される(米国)
注目を集めていた小売最大手のサイモン・プロパティ・グループの米メイスリッチ(小売)に対する買収提案は、メイ
スリッチの取締役会が提案された条件を拒否、サイモン社は提案を撤回し振り出しに戻りました。割高な条件で無
理に買収の成立を急がなかったとして、サイモン社の株価は上昇した一方、これ以上の条件での買収提案はなさ
れないだろうとの見方から、メイスリッチの株価は大きく値を下げました。今後も、色々な組み合わせが噂されており、
M&Aの動きは株価形成に引き続き影響を与えると考えられます。
■ 堅調に推移するマレーシアリート(マレーシア)
マレーシアの通貨であるリンギットは、原油価格の下落、財政問題、インフレ率の低下などの材料を織り込み、昨
年半ばから大きく売られました。一方、景気自体は比較的堅調といえ、特に通貨安から輸出関連や、観光セクター
では回復がみられます。この様な中、リート価格は現地通貨建てでは堅調な動きを示しています。上場されている
リートは消費関連が多く、当面は消費税導入の影響を見極める必要がありますが、影響が一巡する中で通貨反転
のタイミングが重なれば、外国人投資家にとっては良好なリターンが期待されます。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ (2015/1/2∼2015/4/3)
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
《日本》
(ポイント)
日本リート指数
420
390
360
330
1/2
2/2
3/2
《米国》
(ポイント)
4/2
(月/日)
米ドル/円
(円)
米国リート指数
1,250
125
1,150
120
1,050
115
950
110
1/2
2/2
3/2
1/2
2/2
3/2
ユーロ/円
(円)
欧州リート指数
4/2
(月/日)
(月/日)
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
4/2
1,200
155
1,090
145
980
135
125
870
1/2
2/2
3/2
《英国》
(ポイント)
1/2
4/2
2/2
3/2
(月/日)
英国リート指数
英ポンド/円
(円)
96
192
89
184
82
176
75
4/2
(月/日)
168
1/2
2/2
3/2
4/2
(月/日)
1/2
2/2
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
3/5
3/2
4/2
(月/日)
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《豪州》
(ポイント)
620
(円)
豪州リート指数
570
98
520
93
470
1/2
2/2
豪ドル/円
103
3/2
88
4/2
1/2
2/2
3/2
(月/日)
4/2
(月/日)
《シンガポール》
(ポイント)
シンガポールリート指数
95
500
91
475
87
450
1/2
2/2
シンガポールドル/円
(円)
525
3/2
83
4/2
1/2
2/2
3/2
4/2
(月/日)
(月/日)
《香港》
(ポイント)
香港ドル/円
(円)
香港リート指数
570
16.0
530
15.5
490
15.0
450
14.5
1/2
2/2
3/2
4/2
1/2
2/2
3/2
4/2
(月/日)
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商
標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。
これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に
対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、
配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・
ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P
ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商
品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。
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