★★★P6 「お兄さん、お姉さんと学ぼう」事業の推進 ★★★ 目次へ「お兄さん、お姉さんと学ぼう」事業は、高校生（教職希望者等）が、近隣の小・中学校に出向き、キャリア教育の一環として、授業支援の体験を行うことにより、「進路意識及び学習意欲の向上」を図ることを目的としています。また、小・中学校の児童生徒は、身近な「お兄さん、お姉さん」からの支援を受けながら、楽しく学ぶ機会やいつもとは一味違う体験的な学習の機会を得ることにより、学習意欲の向上を図ることを目的としています。今回は、県立成東高校の生徒が山武市立成東東中学校を訪問し、３日間にわたって実施した夏期課外授業を紹介します。中学生一人ひとりに対し、わかりやすい丁寧な指導＜高校生が個別に対応している様子＞＜参加した生徒の感想＞つまずいているところを、中学生の目線でわかりやすく教えることが大切だよ。・中学生がどの部分でつまずいているかを的確にとらえることが難しかった。・自分が一方的に教えるのではなく、どの部分がわからないのかを教える側も解く側も共通理解した上で教えてあげることが大切だと感じました。・実際に子どもたちに教えるという貴重な経験をし、改めて教員を目指していく気持ちが強くなりました。・中学校の先生は生徒の様子をよく見て、ご指導なさって成東東中学校の齊藤教頭先生にアドバイスをいただいている様子いるんだということに気づき、教職の大変さの一部が少しわかったような気がしました。平成２３年度からスタートしたこの事業も、今年度で５年目を迎え、指定校も１２校となりました。各校では、小・中学校との連携を図りながらより充実したものになるよう、様々な工夫を凝らして取り組んでいます。また、児童生徒・教員・保護者等からも好評であり、高校生が地域の小・中学校で教えることで、地域に貢献するとともに小・中・高等学校のさらなる連携が期待できます。千葉県教育庁教育振興部指導課学力向上室 ☎０４３－２２３－４０５６ P6