【平成 27 年度初任者研修(県立学校)における他校種訪問について】

【平成 27 年度初任者研修(県立学校)における他校種訪問について】
1 目的
他校種における授業等の参観を通して、授業の進め方や工夫について考え、日々の授業や教育活動
にいかし、自己の授業力を向上させることを目的とする。
県立学校においては、上記の目的を果たすために、平成 26 年度までの同校種の他校を訪問する取組
に加えて、平成 27 年度から、新たに小・中学校への訪問を研修として位置付けることとしました。
すでに県立高等学校・特別支援学校と近隣の市町村立小・中学校の間でこのような取組を実施して
いるところもあると思いますが、今回、全ての県立学校が小・中学校へ訪問することになるため、県
立総合教育センターとしては、原則として近隣の小・中学校への訪問を想定しています。
近隣の小・中学校を訪問することを通じて、小学校・中学校における授業改善の取組について理解
するとともに、訪問校の教育計画や目標、学校のミッション等を知り、自身の義務教育に対する認識
を深めたり、小・中学校と県立学校の交流をより一層深めたりすることを期待しています。
2 他校種訪問として認められるもの
近隣の小・中学校の課業期間中の通常の授業参観、授業研究会等(運動会、体育祭、文化祭等の、
授業が伴わない学校行事が行われる日を除く)
3 他校種訪問の対象となる学校の範囲
原則として、県内の国公立小学校あるいは中学校へ訪問することとし、現在までに交流を行ってい
る学校あるいは地域(近隣)の学校が望ましい。ただし、受講者の担当する業務の実情を考慮し、上
記以外の校種がふさわしいと所属長が判断した場合は訪問校の所属長に了承を得て依頼する。
4 他校種訪問校決定までの流れ
① 初任者所属校の所属長は、初任者と相談の上、訪問校を決定する。
② 初任者所属校の所属長は、訪問校所属長に受講者の受入れを打診するとともに、日程・内容等を
調整する。調整後、訪問校に依頼状を送付する。
※ 訪問校に申し込みを行う期間は、原則として6月末日までとします。
5 他校種訪問終了後
・所属長は、「他校種訪問レポート」を平成28年1月29日(金)までに訪問校所属長宛てに送付する
とともに、写しを総合教育センター所長宛てに提出する。
※訪問校は、今後の他校種訪問受入内容の検討に活用してください。
(裏面へ続く)
他校種訪問の内容と研修時間、実施時期および実施例
○1日の研修時間は、半日程度(3時間以上)を目安とし、実施日程の中に他校種訪問レポートの作
成を含めてもよい。
○実施時期は、原則として9月~12 月とする。
【他校種訪問実施の流れ】(例)
日時・会場
形態・時間
オリエンテーション/30 分
◯月◯日
内
容
講
学校概要説明、施設見学、中学校における教育活
動について
など
授業参観/50~100 分
公開授業、研究授業、通常授業
協議・講話/80~30 分
授業の振り返り、協議、講話
師
会場校担当者
など
(◯)
○○
小学校
(中学校)
まとめ/20 分
授業参観者、会場校担当者、
など
研修の振り返り、他校種訪問レポートの作成
授業担当者
な
ど
など
会場校担当者
※実線のところ(オリエンテーション、授業参観、まとめ)は、プログラムに入れてください。
内容については、訪問校の実情に合わせて柔軟な対応が可能です。
※時間は目安です。
※時間帯については、初任者所属校と訪問校との間で相談して決定してください。
※訪問校が計画した公開授業研究会、校内授業研究会等のプログラムに併せて実施しても構いません。
※ 上記は一例です。訪問校の状況に応じて設定してください。