の調査結果 (PDF形式, 580.04KB)

④家庭教育について
名古屋市では、子どもにとって親はどうあるべきかを考え、子どもとともに親として成長
する楽しさなどについて学ぶことを「親学(おやがく)」と位置づけ、「親学」関連事業を展
開しています。今回の調査では、市民の皆さまに、家庭教育に対する考え方などをおたずね
し、今後の事業運営の参考とさせていただきます。
※このアンケートでの「家庭の教育力」とは、家庭において親または保護者が、子どもに
豊かな情報や基本的な生活習慣、他人に対する思いやり、善悪の判断などの基本的倫理観、
社会的マナー、自制心や自立心などを身につけさせるために行う教育力をいいます。
※各図表の「N」は、回答者総数を表しています。
問 32
あなたは、社会全体では家庭の教育力が低下していると思いますか。(○は1つだけ)
N=977
無回答
5.1%
わからない
10.8%
低下している
とは思わない
5.0%
低下していると思う
40.1%
どちらかといえば低下
している
とは思わない
5.2%
どちらかといえば
低下していると思う
33.7%
≪問 32 で1~2と答えた方(家庭の教育力が低下していると思う方)におたずねします。≫
問 33
あなたは、家庭の教育力の低下はどのようなことが原因だと思いますか。(○は3つまで)
N=721
0%
10%
20%
30%
40%
50%
しつけや教育の仕方が
わからない親が増えたこと
60%
56.7%
しつけや教育に無関心な
親が増えたこと
35.8%
過保護、過干渉な親が増えたこと
45.6%
しつけや教育を学校に任せきり
にする親が増えたこと
48.0%
しつけや教育に悩む親のための
相談機関が少ないこと
7.1%
近所やまわりに相談
できる人が少ないこと
26.2%
父親の存在感が低下したこと
12.3%
親子のふれあいや、一緒に
行動する機会が少ないこと
10.1%
子どもにいろいろな体験を
させる機会が少ないこと
14.3%
その他
8.5%
わからない
0.3%
無回答
0.1%
- 1 -
≪すべての方におたずねします。
問 34 あなたは、名古屋市が提唱している「親学(おやがく)」という言葉を聞いたことがあ
りますか。(○は1つだけ)
N=977
無回答
5.4%
聞いたことがある
22.8%
聞いたことがない
71.8%
≪問 34 で1と答えた方(
「親学」という言葉を聞いたことがある方)におたずねします。≫
問 35
あなたは、どこで「親学」という言葉を知りましたか。(○はいくつでも)
N=223
0%
10%
20%
30%
40%
教育委員会が発行するパンフレット
(「親学」「幼稚園の子どもたち」など)
48.4%
PTAが開催する講座や講演会
(家庭教育セミナー、家庭教育相談事業など)
29.1%
生涯学習センターで開催される親学関連講座
教育委員会で配信している
「インターネット講座」
(e-ねっと*なごや)
7.2%
1.3%
「広報なごや」
38.1%
知り合いから聞いた
8.5%
その他
9.9%
どこで聞いたか覚えていない
9.9%
無回答
50%
0.4%
- 2 -
60%
≪すべての方におたずねします。≫
問 36 あなたは、家庭の教育力を向上させるためには、どのようなことが必要だと思いますか。
(○は3つまで)
N=977
0%
5%
10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50%
親を対象にしつけや子育てに関する啓発資料
を配布したり、講座を充実させたりする
32.1%
インターネットでもしつけや
子育てに関する講座を受講できるようにする
12.7%
しつけや子育てに関する講座や
講演会の情報を探しやすくする
14.9%
しつけや教育に悩む親のための
相談機関の情報を広く知らせる
37.7%
相談相手がいない親へ
の仲間づくりを促進する
31.0%
父親の家庭教育への参加を促進する
18.5%
地域で子どもを育てる意識を高める
その他
特にない
わからない
無回答
45.6%
6.7%
3.8%
7.6%
4.0%
- 3 -
教育委員会では、
「親学」の一環として、地域や学校であいさつを通して、地域の大人と子
どものつながりを深める活動を進めています。
問 37 あなたのお住まいの地域では、子どもの登校時等にあいさつが交わされていると思いま
すか。(○は1つだけ)
N=977
無回答
3.2%
よく交わされている
8.7%
わからない
25.5%
どちらかといえば
交わされている
32.9%
交わされていない
9.0%
どちらかといえば
交わされていない
20.8%
- 4 -
近年、子どもが携帯電話やスマートフォン等を利用することで、子ども同士のトラブルや
有害サイトの利用など、様々な危険に巻き込まれることがあります。
問 38
あなたは、子どもの携帯電話やスマートフォン等の利用について、どのような取り組み
が必要だと思いますか(○はいくつでも)
N=977
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
家庭で利用のルールづくりをする
50.8%
危険性など保護者が学ぶ機会を設ける
35.1%
危険性など子どもが学ぶ機会を設ける
52.8%
有害サイトへの規制を強化する
取り組む必要はない
80%
72.0%
フィルタリング(※)を利用する
その他
70%
53.8%
4.4%
0.9%
わからない
4.3%
無回答
3.7%
(※)フィルタリングとは、違法・有害なインターネットのウェブページ等を排除できるアプリやサービスのこと
問 39
家庭教育についてご意見がございましたら、ご自由にお書きください。
・親自身も悩みもあり、仕事も忙しいという方が多いと思う。親以外の周りの人々のかかわり
が必要と考えます。
・子供は親や先生以外に幅広く大人と接した方が良いように思う。
・相互間の意識づけとして親子で学べる(参加可)講座があると良いと思います。
・せめて「こんにちは」「さよなら」位いえる程の家庭教育(しつけ)は、ほしいと思います。
私の家の近くでは、比較的あいさつできる子供は多いです。
・親子で沢山の本を読んで話し合う時間を作って欲しい。
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