②市民向け地球温暖化対策について地球温暖化は、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料を燃やすこと、つまり私たちの生活で電気やガソリンなどのエネルギーを大量に使うことによって排出される二酸化炭素（CO2）などの増加が原因といわれています。地球温暖化により、大型台風の頻発などの異常気象や海面上昇、更には生物多様性の危機など、私たちの生活に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。今回のアンケートでは、市民の皆さまに地球温暖化対策への取り組み状況や考え方などをおたずねし、今後の施策の検討に役立ててまいります。 ※各図表の「Ｎ」は、回答者総数を表しています。問15 あなたは、地球温暖化について関心がありますか。（○は１つだけ）Ｎ＝1,020 全く関心がない無回答 1.3% あまり関心がない 2.6% 3.7% どちらともいえない 9.1% 少し関心がある 46.3% 大変関心がある 37.0% 問 16 あなたは現在、どのような地球温暖化対策に取り組んでいますか。（○はいくつでも）Ｎ＝1,020 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 節電、緑のカーテンの設置など、自身での省エネルギーの取り組み 62.5% 二重サッシ、断熱改修、太陽光発電などの省エネ住宅化 11.7% 地産地消、環境ラベル商品、詰替え商品など環境にやさしい買い物 34.1% 公共交通機関の利用、低燃費・低公害車の使用やエコドライブの実施 42.2% 環境について学び、考え、行動できるイベントや講座などへの参加 3.4% その他 3.2% 13.0% 取り組んでいない無回答問17 70% 2.8% あなたが、地球温暖化対策に取り組むために、障害となることは何ですか。（○はいくつでも）Ｎ＝1,020 0% 10% 20% 30% 40% 41.9% 費用がかかる 26.7% 手間がかかる日常生活の中で常に意識して行動するのが難しいどのように取り組めばいいか情報が不足している 33.4% 25.7% 46.0% どれだけ効果があるのかわからない取り組みを行う必要性を感じないその他 2.2% 3.6% 7.0% 特にない無回答 50% 2.5% 問 18 あなたは、名古屋市が市民の方にむけて重点的に働きかけるべき温暖化対策は何だと思いますか。（○は３つまで）Ｎ＝1,020 0% 10% 20% 30% 40% 節電、緑のカーテンの設置など、自身での省エネルギーの取り組み 24.8% 地産地消、環境ラベル商品、詰替え商品など環境にやさしい買い物 39.7% 公共交通機関の利用、低燃費・低公害車の使用やエコドライブの実施 54.9% 環境について学び、考え、行動できるイベントや講座などへの参加温暖化対策は必要ない 17.0% 4.2% 1.7% わからない無回答 60% 56.7% 二重サッシ、断熱改修、太陽光発電などの省エネ住宅化その他 50% 7.3% 3.5% 問19 あなたは、地球温暖化対策を実施するために、名古屋市にどのような取り組みを求めますか。（○はいくつでも） ※LRT（Light Rail Transit）：乗降が容易で、定時性、速達性等に優れた、人と環境にやさしい路面電車システム BRT（Bus Rapid Transit）：輸送力の大きなバス車両、バス専用レーン、公共車両優先システム等を組み合わせたバスシステムＮ＝1,020 0% 10% 20% 30% 40% 50% エコライフ（節電、公共交通機関利用など環境に配慮した生活）に関する情報の提供 51.1% 環境について学び、考え、行動できるイベントや講座の提供 20.2% エコライフの取り組みに対する優遇措置の充実（環境にやさしい製品を購入した際のポイント制度など） 45.4% 二重サッシ、断熱改修など、省エネ住宅化への補助 37.3% 省エネルギー機器（太陽光発電システムなど）に対する補助 32.3% 新たな公共交通機関（LRT,BRTの導入など）の整備 26.2% 庁舎の省エネルギー化や公用車の低公害車の導入などの促進その他市が温暖化対策を実施する必要はないわからない無回答 60% 21.7% 4.4% 1.4% 6.5% 3.1% 問20 これからあなたが地球温暖化対策に取り組むにあたり、知りたい情報は何ですか。（○はいくつでも）Ｎ＝1,020 0% 10% 20% 30% 40% 50% 地球温暖化によりどのような影響があるかなどの情報 52.2% 節電、緑のカーテン設置など生活の中で手近にできる取り組みの情報 42.8% LED照明、太陽光発電など設備導入による取り組みの情報 35.0% 地球温暖化対策に取り組むことによる節約金額、CO2削減量 44.4% 環境について学び、考え、行動できるイベントや講座についての情報その他 16.8% 1.3% 特にない無回答 60% 8.3% 3.7% 地球温暖化の原因には、化石燃料の使用による CO２などの排出の他に、開発途上国などで行われている熱帯雨林の伐採、焼畑農業などの環境破壊もあると言われています。開発途上国では、生産者・労働者に対し、適正な賃金が支払われていないことのほか、生産性を上げるために必要以上の農薬散布や森林伐採などの環境破壊が起こっています。「フェアトレード」とは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で購入することにより、開発途上国の生産者や労働者の生活改善や環境にもやさしい持続可能な生産などを目指す「貿易のしくみ」です。問 21 あなたは、フェアトレードを知っていましたか。（○は１つだけ）Ｎ＝1,020 無回答 2.0% 言葉も意味も知っていた 30.6% 知らなかった 47.5% 言葉は聞いたことがあるが、意味は知らなかった 19.9% フェアトレード商品には、コーヒー、紅茶、チョコレート、ごま製品などがあります。フェアトレード商品の中で、その原料が生産されてから、輸出入、加工、製造工程を経て完成品となるまでの全過程で、国際フェアトレードラベル機構（FLO）が定めた国際フェアトレード基準が守られている商品には、「国際フェアトレード認証ラベル」が貼付されています。また、この認証ラベルが貼付されていないフェアトレード商品もあります。問 22 国際フェアトレード認証ラベルあなたは、フェアトレード商品を買った事がありますか。（○は１つだけ）Ｎ＝1,020 無回答 2.7% ある 21.1% ない 24.8% わからない 51.4% 問 23 あなたは、フェアトレードの理念を広げるために、名古屋市にどのような取り組みを求めますか。（○はいくつでも）Ｎ＝1,020 0% 10% 20% 30% 40% 50% フェアトレードの意義や効果に関する情報提供 12.5% フェアトレード販売店に関する情報提供 42.4% 生産者や生産場所の情報 28.2% フェアトレード商品の紹介 62.5% 2.3% 特にない無回答 70% 58.4% フェアトレードに対するイベントや講座の開講その他 60% 9.3% 4.2%