平成 27 年 12 月 22 日神戸市長久元喜造様こうべ子ども文庫連絡会代表柴野奏子（住所）神戸・図書館ネットワーク代表大西典子（住所）神戸市学校司書に関する要望書要旨平成 26 年度に続き、今年度も新しく小学校 20 校、中学校 10 校に学校司書がモデル配置されましたが、学校図書館のさらなる活性化と学校司書の全校配置に向けて、制度の充実と継続的な学校司書配置をお願いいたします。理由平成 26 年度続き 27 年度も専任の学校司書が一校に一人ずつモデル配置され、継続的に配置されていることに、子どもの読書に関わるボランティアとして大変うれしく思っています。新規採用の学校司書に対する事前の研修、配置後の学校司書連絡会の開催など、常に支援できる体制をとっていただき心強く感じております。昨年度末（平成 27 年 3 月 2 日）には、早くも「学校司書モデル配置校実践報告会」が神戸市総合教育センターで開催され、校長先生はじめ学校関係者、学校司書、学校図書館ボランティア、図書館職員等、多方面からの参加があり、神戸市が学校司書に力を注いでくださる様子や関心の高さがうかがえ、大変うれしく思いました。報告会では、学校司書から実践報告を聞かせていただいたり、実践報告集を読ませていただいたりしました。学校司書の配置により、「開館時間が長くなったことで来館者、貸出冊数が増えた」、「読みたい本がすぐに見つけられるようになった」、「児童がいきいきと読書している」、「授業支援に役立っている」など、学校現場からたくさんのうれしい言葉を聞くことができました。神戸市のすべての子どもたちが平等に読書を楽しみ、探求心や問題解決力を育むことができるよう、全校配置をめざしての学校司書配置の継続、配置校の先生方と学校司書への支援の継続・充実をお願いいたします。加えて、学校司書に期待されている業務内容や責任の重さを考えますと、将来的には学校司書の採用が先生方と同様の勤務条件となりますよう、ご検討いただきたいと願っております。子どもたちの未来に向けての投資となりますので、長期的な展望をもって力強く計画を進めていただけますように、何とぞよろしくお願い申しあげます。問い合わせ先柴野奏子（電話番号）