平成 27 年 1 月 23 日 神戸市長 久元 喜造 様 神戸・図書館ネットワーク 代表 大西典子 (住所) (電話番号) e-mail [email protected] 神戸市学校司書採用に関する要望書 要旨 神戸市のすべての子どもたちのために、神戸市立小中学校 学校図書館において 「学校司書」の速やかな全校配置をお願いします。 理由 平成 26 年度 10 月より、小学校 20 校、中学校 10 校に専任の学校司書のモデル配置がはじ まり、第 3 次神戸市子供読書活動推進計画にも策定されている取組が一歩実現したことを、市 民としてとてもうれしく思っています。 しかし、すべての神戸の子どもたちにはまだまだ「学校司書」が足りません。地域が子ども たちを公平に育むためには、公教育の充実を支援することが大事だと考えます。そのためには、 学校図書館に「学校司書」を配置し、子どもたちが『図書館では、学びの自由が保障され、 「知」 という情報を使い、 「言葉の力」を充実させ、自分の生きる力の基礎をつくるところ。』という ことを等しく知り、豊かに育っていくことだと思います。それは、常駐して手助けしてくれる 「学校司書」あればこそ可能だと考えます。そして、雇用形態や拘束時間などにより、一人で 2校担当などと、見せかけの平等な配置では、できることではありません。 さらに、資料保存が本務ではない学校図書館で、教諭が自校の図書館を活用した授業をする ための資料の整備、司書教諭を通して学校図書館の運営の改善や向上、地域とつながり子供た ちの成長を支えるなど、 「学校司書」の活用による学校図書館の新しい姿が期待されます。 さまざまな視点から広く検討していただき、速やかな「学校司書」の全校配置を要望します。
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