日本建築学会 教育施設小委員会主催 公開研究会 「教職員、児童・生徒の教育活動からみた学校建築計画」 −校舎改修、空間の改変にみる現場のニーズ− <主旨> 近年、多目的スペースやランチルーム等の設置で、学校空間が豊かに変身していく一方で、改修や空間の改変が実施され、計画通 りの使われ方がされていないケースは少なくない。 また一方では、計画段階で校内に建設委員会等を設置して設計者と学校側の協 議が充分になされ、教職員の意見が反映された校舎が使いこなされている事例もみられる。 学校校舎は一旦建設されると、不都合があっても数十年は使い続けなければならず、そのなかで教育活動を実施し、生活せざるを 得ない教職員、児童・生徒を考えると、校舎建築の責任は重いといえる。現実には、不都合が生じても、改修には費用が必要であるこ とから、その決定と実施には時間が必要で、改修までの期間の教育活動への影響を考えると目に見えない損失も大きいといえる。 今後、学校統廃合や小中一貫校の計画等で小・中学校の新設や改築が見込まれる。そこで、本研究会は、 まず、今日までの学校建築 計画の変遷を る。次に、校長、事務長等の管理者の立場から、 さらに、児童・生徒や教職員の教育活動の観点から、校舎の改修や空 間改変の実例を示しながら、現場のニーズを把握する。最後に、計画・設計側とユーザー側の双方の視点から課題を整理し、今後の 学校建築計画に対する示唆を得ることを目的とする。 ◎パネリスト 寺嶋 修康(株式会社 長大 ) 古川 治 (佐賀県公立小中学校事務長会会長、佐賀県公立小中学校事務研究会会長、佐賀市立城南中学校統括事務長) 藤原 直子(九州大学大学院人間環境学研究院 学術協力研究員) ○コメンテーター 宮本 文人(東京工業大学) 2016 年 2 月 26 日(金)18:00 ∼ 20:30 日本建築学会 建築会館 3 階会議室 横山 俊祐(大阪市立大学) ○住所 〒108-8414 東京都港区芝 5 丁目 26 番 20 号 ○参加費 会員 3,000 円、会員外 4,000 円、学生 1,500 円(資料代含 / 当日会場払) ○Web 申込 https://www.aij.or.jp/index/?se=sho&id=1354(定員 60 名 / 先着順) (東京都市大学) ○申込・問合せ 日本建築学会事務局 榎本 TEL:03-3456-2051 E-mail:[email protected] ○主催 建築計画委員会 施設計画運営委員会 教育施設小委員会 ○まとめ 堀井 啓幸(常葉大学) ○主旨説明・司会 山口 勝巳
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