CPD 4 単位 シンポジウム 防火・避難性能設計のあり方を考える −性能規定化 15 年の検証− 主催:日本建築学会 防火委員会 防火・避難性能設計のあり方小委員会 日時:2016 年 3 月 2 日(水)13:30~17:00 会場:建築学会 301+302 会議室(東京都港区芝 5-26-20) 防火・避難の性能規定化は施行から 15 年が経ち,各方面で問題点が指摘されている。避難安全性能で は避難施設の適用限界が示されていないため,事実上危険と思われる設計もみられる。これには建築防災 計画の評定制度が事実上廃止されたことも大きく影響している。また,構造耐火性能には倒壊防止だけで なく,架構の変形を抑制して防火区画を保持する目的があるが,検証の成否のみに腐心した設計もみられ る。本来,防火・避難基準の目的は,出火防止,初期拡大防止,避難安全,延焼拡大防止,消防活動支援, 倒壊防止,市街地火災の抑止など多岐にわたり,それらを達成する手段も火災の進展に応じた複数の対策 の組み合わせで達成されるが,避難と耐火を個別に評価する制度にも課題があると考える。 そこで,わが国の防火・避難の性能設計のあり方を,海外の制度とも照らし合わせながら,課題や改善 策を議論する。 <プログラム(予定)> 司会:土屋伸一 (1)趣旨説明: 濱田信義(濱田防災計画研究室) (2)主題解説 ①耐火設計の課題: 古平章夫(FSE) ②避難設計の課題: 林 ③諸外国の性能設計制度: 飯田直彦(日本建築構造技術者協会) ④性能規定化の課題: 小林恭一(東京理科大学) 広明(大成建設),江田敏男(建築ピボット) (3)質疑討論 参 加 費: 会員 1,500 円、会員外 2,500 円、学生 1,000 円(資料代含む,当日会場でお支払いください) 定 員:50 名(申し込み先着順) 申込方法:Web 申し込み https://www.aij.or.jp/index/?se=sho&id=1331 よりお申し込みください 問 合 せ:日本建築学会事務局 TEL 03-3456-2051 事業グループ 一ノ瀬 E-mail:[email protected]
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