「秋田県耐震改修促進計画(第2期計画)(案)」の概要 【第2期計画策定の背景】 地震による被害の防止・軽減のため、現計画(平成19年3月策 定)に基づき、建築物の耐震化に向けた取組を実施 現計画の計画期間終了を迎え、引き続き建築物の耐震化へ 取り組む必要があることから、第2期計画を策定する 現計画の目標値に対する評価を実施 住宅(平成25 年央値)及び特定建築物(平成26年度末 値)について暫定評価のうえ、平成28年度上旬に平成27年 度末値により実績評価を行う 【県内で想定される地震被害の状況】 「秋田県地震被害想定調査(平成25年8月)」に よれば、人的被害(死者及び負傷者)の約9割が 建物の倒壊が原因 建築物の倒壊を防ぐほか、被災後の拠点となる 施設を確実に確保するため、建築物の耐震化の 推進に努めることが必要 計画期間及び住宅・特定建築物の耐震化の目標値 計画期間 : 平成28年~平成32年(5年間) 目標値 : 住宅の耐震化率 69.3%(平成25年10月) → 85%(平成32年度末) 特定建築物※1の耐震化率 88.0%(平成26年度末) → 95%(平成32年度末) 【参考】国の基本方針等における目標値 住宅の耐震化率 95%(平成32年度末) 特定建築物の耐震化率 95%(平成32年度末) 【耐震化促進の施策】 現計画によるこれまでの主な取組の継続 公共建築物の耐震化の促進 相談窓口の開設、簡易診断の実施 講習会による診断・改修技術者の育成 木造住宅耐震改修等事業 市町村との連携により、木造住宅の耐震診断及び耐震改修に 対する補助の実施 • 耐震改修促進法第5条第3項第1号の規定による防災拠点建 築物の指定(平成27年3月の一部改定により追加) • • • • 住宅・建築物の防災意識の啓発及び情報提供 リフォームに併せた耐震診断、耐震改修への誘導 耐震診断義務化建築物の耐震化の促進 地震発生時における、建築物倒壊等からの緊急輸送道路の確保 窓ガラス、外壁、天井等非構造部材の脱落防止、エレベーター等 の安全対策等総合的な安全対策の推進 耐震改修促進法及び建築基準法による指導方針 耐震診断義務化建築物への対応 耐震改修促進法第22条に基づく認定の実施 耐震改修促進法に基づく、指導・助言、指示等の実施 建築基準法に基づく、勧告・命令等の実施 耐震化の現状及び目標 【住宅】(戸数) 389,000 【現状】 耐震性不十分 耐震性あり 358,110 【推計値】 358,110 【目標値】 【特定建築物】(棟数) 2,781 2,600 2,600 【推計値】 【目標値】 その他 市町村耐震改修促進計画の策定に向けた支援等の実施 市町村及び関係団体との連携 【現状】 ※1. 耐震改修促進法第14条第1号及び第2号による建築物をいう
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