清水両河内中学校における学級活動の授業を公開していただきました。「給食に関 わる方々の工夫や思いから、給食について考えよう」という内容で、給食に関わる 方々の様々な思いを想像しながら、給食の大切さを実感する授業となりました。 今日の給食を思い出し てみよう。 『給食の目的』とは何 だろう? 「自分たちは○○期」の○○にあて はまる言葉を考えるところから授業は 始まりました。「反抗期」、「思春 期」などの答えが出ましたが、本日の 授業でのキーワードは「 成 長 期」 です。今日の給食を思い出しながら、 『給食の目的』は何かを考え始めた生 徒たち。「お腹を満たすこと」「栄養 をとること」「食について学ぶこと」 などの考えを発表し合いながら、給食 について学びました。 小谷教諭(右)と 小林栄養教諭(左) 「成長期の中学生の給食を作るために、給食を 支えてくださる方々は、どんな工夫をし、どのよう な思いをもってくださっているのかな」 ①農家の方 ②栄養士 ③調理員 ④運転手、そ れぞれの思いを想像して、発表し合いました。 一生懸命考えて くれてありがとう うれしいよ! 地元の農家の方からの手紙です。 肥料や農薬に気を配り、給食で使う 野菜を育ててくださっていることが わかりました。 いつもありがとうございます。 生産・献立作成・調理・運搬のそれぞれを担 う方々の思いを考えたところで、その方々だけ では、『給食の目的』を達成できないことに気 付きました。達成のために必要な人、それは 「給食に関わる5番目の人」としての『自分た ち』の存在です。せっかく給食を作っても、食 べてもらえなければ意味がありません。給食を 支えてくださる方々の思いをきちんと受けとめ、 「成長期」の自分たちのために作られる給食に、 自分たちはどのように関わらなければならない のか、生徒たちの思いがぐっと深まりました。
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