フードデザイン(2単位) 学年・コース等 3学年文系(選択科目) 教 科 書 フードデザイン新訂版(実教出版) 副教材等 2013 最新生活ハンドブック 資料&成分表 1 学習目標 栄養素の働きと食品、献立作成、調理技術、テーブルコーディネートなどに関する知識と 技術を習得させ、食事を総合的にデザインする能力と態度を育てる。 2 指導の重点 栄養と食品については調理特性と関連させて学習し、その知識を活かして献立作成、調理 を行う。季節の素材を活かし、行事食、郷土料理、新津地域特産の食材を用いた献立などの 調理を行う。食事を栄養を摂取するという視点だけでなく、食の文化的・精神的な意味を考 え、作ることから食べることまでを総合的にとらえ、食事を計画・実践・評価することがで きるようにする。 3 指導計画 学期 1 学 期 中 間 1 学 期 期 末 2 学 期 中 間 単元名 食事の役割 これからの食生活、食べることの意義と役割 食生活の現状とこれか 食品とエネルギー・栄養素の摂取量、食の社会化・外部 らの食生活 化、輸入に頼る食生活、食生活と環境 基礎調理・春の和風献立・こどもの日の献立・テーブ 調理実習 ルコーディネート からだのしくみと食べ 食物に求められるもの・食物はどこから来るのか、食 物・栄養素の役割 物の選び方 時間 4 4 4 2 栄養素の種類と働き 炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン・無機質 5 調理実習 中華献立・洋食献立・エスニック献立・夏の献立・ テーブルコーディネート 5 ライフステージと栄養 乳児・幼児・学童・青年・成人・高齢期の栄養計画 計画 2 食品の特徴と性質 消化性の向上、色・香り・味の成分、安全性の向上 2 食品の生産と流通 食品加工の方法と特徴、健康食品と嗜好食品 4 調理実習 調理の目的 2 学 期 期 末 学 習 内 容 ・ ね ら い 地場の食材を使用した献立・敬老の日の献立・テーブ ルコーディネート 調理の目的、食べ物のおいしさ、調理操作、食品の調 理性 4 4 料理様式と献立 日本・西洋・中華料理の特徴と献立、食事作法 3 献立作成 献立作成の留意点、献立作成 3 調理実習 秋の和風献立・クリスマス献立・お節料理・テーブル コーディネート 4 4 課題・提出物等 実習後に毎回「記録と反省」の提出、また献立作成と実践報告を提出 5 評価規準と評価方法 評価は次の観点から行います。 関心・意欲・態度 ・調理の目的について 理解しようとしてい る。 ・栄養素について関心 をもち、それらの栄 養素を含む食品を効 率よく摂取しようと している。 ・食品を選択する際の 注意点や情報収集の 方法や手段を持って いる。 ・季節の行事など食事 のテーマにふさわし い食卓の整え方や環 境つくりの技術を身 につけることに関心 がある。 思考・判断 ・自分自身の食生活の 問題点を分析し、課 題を見つけることが できる。 ・栄養素の種類と働き を理解し、健康を維 持するためにはどの ような食生活を送っ たら良いのか判断す ることができる。 ・食品に関する様々な 情報を収集し、適切 に判断することがで きる。 技能・表現 ・現代の食生活が抱え る問題点を自分の問 題点としてとらえ、 改善の方法を具体的 に考えることができ る。 ・適切な調理方法につ いて理解し、調理に 生かすことができ る。 ・栄養摂取について念 頭におきながら、日 常の食事計画に生か すことができる。 ・安全な食物を選択す るための方法と手段 を身につけている。 ・食事の目的にあわせ たコーディネートが でき、食事のマナー を身につけている。 知識・理解 ・時代による食生活の 変化やその影響を理 解している。 ・食生活の多様化と、 それに伴う利点や問 題点を理解してい る。 ・栄養素の機能と代謝 について理解し、効 率的に摂取すること ができる。 ・食品を選択する際の 注意点や情報収集の 手段、方法について 理解している。 ・食事のテーマにふさ わしい食卓や環境を 整えることができ る。 以上の観点を踏まえ、「実習の記録と反省」、作成した献立と「実践報告」、出席状況、 実習時の取り組みなどを総合的に評価します。 6 担当者からの一言 基礎的な日常食だけでなく、家族のために地域の季節の食材を生かした料理で献立を作成 し調理する力を身につけてほしいと思います。また日常の生活に行事食(正月・節分・ひな 祭り・こどもの日・敬老の日・クリスマス・誕生日)を取り入れ、その食卓を華やかに彩る コーディネートをデザインしてみましょう。
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