【こよみ】2015年NISAの改良点

2014年10月31日
Vol.69
NISA
2015年 NISAの改良点
2014年からスタートしたNISA(少額投資非課税制度)ですが、制度が始まってか
らもより使い勝手のよい制度になるよう検討されています。たとえば、これまでNISA
口座を開設した後は、決められたタイミングでしか金融機関を変更することができ
ませんでした。しかし、2015年からは毎年、金融機関が変更できるようになります。
そこで今回は NISA口座の金融機関の変更について押さえていただきたいと思い
そこで今回は、NISA口座の金融機関の変更について押さえていただきたいと思い
ます。
2015年より、 NISA口座を開設する
金融機関が変更できるようになります。
□当資料は、日興アセットマネジメントが投資信託の仕組みについてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。ま
た、当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環
境の変動等を保証するものではありません。□投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変
動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書
(交付目論見書)をご覧ください。
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これまでは、一度NISA口座を開設すると次の勘定設定期間(2018年~、2022年~)まで
金融機関を変更することができませんでした。その間、転勤などで転居した際、転居先の近
くにNISA口座を開設した金融機関がない場合でも、変更できないという不便さがありました。
しかし、2015年1月からは毎年、金融機関を変更することができるようになります。また、当
年
毎年 金 機
変 す
が き
す
初開設したNISA口座に残高がある場合は、残高はそのNISA口座に残したまま、次の金融
機関でNISAを利用できます。
NISA口座を他の金融機関に変更するには、NISA口座を開設している金融機関に対し「変
更届出書」を提出し、その金融機関から「廃止通知書」を受け取ります。そして、新たに
NISA口座を開設する金融機関に「口座開設届出書」と「廃止通知書」を提出し、NISA口座
開設手続きを行ないます。
ただし、金融機関を変更する際に気をつけたいことは、ロールオーバーです。NISAでは5年
の非課税期間が終了した後など、その翌年の枠に移管(ロールオーバー)することで保有期
間を延ばすことができますが、ロールオーバーは、同一の金融機関同士でしかできません。
よって、当初NISA口座を開設した金融機関から別の金融機関に変更した場合には、ロール
オーバーの権利を放棄したことになります。
2014年
2014年
非課税口座を開設できる期間
勘
定
設
定
期
間
1
2015年
2016年
2017年
2015年
2016年
2017年
勘
定
設
定
期
間
3
2023年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年
2026年
2027年
5年経過後に2019年分の投資枠に
移すことで非課税期間を10年に
できるが、前後は同一の金融機関
である必要がある。
C銀行
D証券
E 銀行
A 銀行
B証券
2020年
2022年
2020年
B証券
2019年
2021年
2019年
A 銀行
2018年
勘
定
設
定
期
間
2
2018年
2015年1月より、
次の勘定設定期間(2018年、
2022年)以外でも金融機関の
変更が可能。
C銀行
D証券
E 銀行
NISA口座の金融機関の変更が可能になったことで、投資先の選択肢が増えます。
投資家の皆さまに合ったご利用方法を考えてみてはいかがでしょうか。
□当資料は、日興アセットマネジメントが投資信託の仕組みについてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。ま
た、当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環
境の変動等を保証するものではありません。□投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変
動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書
(交付目論見書)をご覧ください。
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商品内容説明資料補完書面(投資信託)
リスクについて

投資信託、投資証券はその投資対象となっている株券、債券、投資信託、不動産、商品
等(以下、
『裏付け資産』
『※』といいます。
)の価格や評価額に連動して基準価格が変動
し損失が生じるおそれがあります。したがって、投資元本が保証されているものではな
く、これを割込むことがあります。その他外貨建て資産に投資した場合には為替変動リ
スク等もあります。
 投資信託、投資証券は裏付け資産の発行者の業務や財産の状況等に変化が生じた場合、
投資信託、投資証券の価格が変動することによって損失が生じるおそれがあります。
 投資信託等には、解約することができない一定の期間(クローズド期間)が定められて
いるものもありますのでご留意下さい。
※ 裏付け資産が、投資信託、投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等である場
合には、その最終的な裏付け資産を含みます。
手数料等諸費用について
■ 申込時に直接ご負担いただく費用等
・申込手数料等
上限 3.78%(税込)
■ 換金時に直接ご負担いただく費用等
・換金(解約)手数料
販売時に手数料がかかり、売却時にも手数料がかかるもの
該当する投資信託はありません
販売時に手数料がかからず、売却時に手数料がかかるもの
上限 3.00%(税込)
・信託財産留保額
上限 0.5%
※外国投資信託の売買時、分配時、償還時の為替レートは、外国為替市場の動向をふまえ
て当社が決定いたします。
■ 投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用等
・信託報酬
上限 3.30%(税込)程度
・その他の費用・手数料
監査費用、有価証券等の売買にかかる手数料等、その他のファンドの運営・管理に関
する費用・手数料等をご負担いただく場合がございますが、これらの費用・手数料等は、
事前に計算が出来ないため、その総額・計算方法を記載しておりません。
※当該手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することはでき
ません。
投資信託に係るリスク、手数料等の詳細については投資信託説明書(交付目論見書)に詳しく記
載されておりますのでご覧ください。
当ファンドの販売会社について
商号等: 東海東京証券株式会社
金融商品取引業者
東海財務局長(金商)第 140 号
加入協会: 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
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