学校だより

南太田小学校だより8号
平成26年11月28日
かしわ
「 校 長 室 か
ら」は毎日更
新中!
www.edu.city.yokohama.jp/sch/es/minamiohta/
「かしわ」は代々繁栄するようにと校章に込められた思いです
さまざまな交流で育つ子どもたち
~幼保小中高地域連携~
校長
仙田
くに子
月日の流れは、時速年齢 km の速さであると言われますが、最近特に実感します。月日
の経つのは早いもので来週は師走です。ある学級で、日直を楽しみにしていた 1 年生が実
は明後日が自分の当番だったと知っておいおいと泣き出したというのです。まるで明後日
は永遠に来ないのではないかというくらいに。幼いほど時の流れは遅く感じるのでしょう。
さて、南太田小学校では、幼保小連携推進地区として取り組み 3 年目を迎えました。先
日も 1・2 年生と保育園の年長さんがいっしょにチューリップの球根を植えました。2 年生
は昨年の経験をもとに先輩ぶりを発揮しました。1 年生は 2 年生の言うことを聞いて年長
さんをリードしながら仲良く球根を植えることができました。さあて、この重たいプラン
ターをどうしたものかと思案しているところへ 6 年生が来てさっと中庭に移動してくれた
というのです。6 年生のとっさの行動にどちらの職員も感動していました。これも昨年、
今の一年生と交流した経験が生かされたのだと思います。今年の 5 年生も給食交流では 1
年生と年長さんのためにしっかりリードしてくれました。また、2 月には年長さんを引き
連れて学校案内します。このようにして最高学年への自覚を高めていきます。
ふれあいコンサートでは、蒔田中学校の吹奏楽部がすてきな演奏を全校児童に聴かせて
くれました。卒業生の成長した姿を見ることができると同時に身近な先輩の生の演奏とい
うことで子どもたちもノリノリでした。良い時間を共有することができました。
「横浜英語村」に取り組みましたが、Y 校生徒 38 名と AET の先生 6 名の協力のおかげ
で大成功でした。東京オリンピックを見据えて今後英語教育の充実が図られますが、英語
漬けの環境にすることで子どもたちは進んで英語を学びたいという思いかられたようです。
子どもたちも Y 校生もとても楽しかったと感想を寄せてくれました。修学旅行でニューヨ
ークから帰ったばかりということもあり発音も素晴らしく指導主事の先生にも褒められて
いました。自分たちの力を発揮できた高校生は満足げな表情でした。
幼保小中高連携を通して言えることはその交流を通して、どちらにとっても成長につな
がったと言えることだと思います。地域の方を招いたふれあい交流会でも「子どもたちが
温かく迎えてくれた。」
「元気をもらった。」
「感動をたくさんもらった。」とお褒めの言葉を
いただきました。子どもたちもおもてなしの気持ちを育てることができました。さまざま
な交流を通して子どもたちは育つのだと確信しました。
今年もたくさんのご協力ありがとうございました。良い年をお迎えください。