平成26年度第3四半期指摘事項一覧 原子力事業所又は原子力施設名:東北電力(株) 女川原子力発電所 番号 指摘日 平成26年11月27日 事務所 担当者 小林 飯盛 事業者 対応者 調査役 作成責任者 統括原子力保安検査官 川嶋 孝 指摘(要旨) 3号機タービン建屋オペフロで雨水浸入注意の表示がある が、雨水が漏れてくることが管理区域として問題では無いか と指摘した。 1 平成26年11月28日 川嶋 小林 志賀 検査官より本来、管理区域に雨水が浸入すること自体が問 建築グループ副長 題であり、恒久対策の前に応急対策を取る必要があるとコメ 調査役 ントした。 事業者 回答日 事業者より、地震による上部外壁のクラックによるもの 平成26年11月28日 で、第三者機関による点検結果の妥当性確認を得られ次 第、補修する旨の回答があった。 平成26年11月28日 平成26年12月16日 平成26年12月22日 2 平成26年12月22日 川嶋 小林 事業者の処置状況 応急対策を実施する旨の回答があった。 年内に応急処置を完了する旨の回答があった。 3号機タービン建屋のひび割れの応急措置が完了したと の報告があった。 平成26年度第2回保安検査において、保安規定違反(監 視)が確認された2号機の地震後の設備健全性確認に係る 点検記録の不備について、第3回保安検査において、事業 者の点検記録の再確認の実施状況を確認した結果、新たに 数値で示された明確な判定基準を逸脱し、点検結果が「否」 発電所長 にもかかわらず、不適合管理を実施しなかった事象が散見さ 当該事象について、直接原因分析を行い、現在、実施中 原子炉主任技術者 れたことから、以下の対応を求めるべく指導を行った。 平成26年12月22日 の根本原因分析及び再発防止対策の検討に反映する旨 品質保証部長 の回答があった。 1.新たに数値で示された明確な判定基準を逸脱し、点検結 果が「否」にもかかわらず、不適合管理を実施しなかった事 象に対して、直接原因分析に含めること。 2.上記直接原因分析を踏まえ、根本原因分析及び再発防 止対策を検討すること。
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