一般競争入札の公告文及び入札仕様書 - 綾川町国民健康保険陶病院

コンピューター断層撮影装置(X 線 CT スキャナ)
の入札について
一般競争入札の公告文及び入札仕様書
綾川町公告第 179 号
一般競争入札を実施しますので、綾川町契約規則(平成 18 年規則第 40 号)第 5 条第 1 項の
規定に基づき公告します。
平成26年12月16日
綾川町長 藤 井
1
賢
一般競争入札に付する事項
(1)物件名
コンピューター断層撮影装置(X 線 CT スキャナ) 1式
(2)納入場所
香川県綾歌郡綾川町陶 1720 番地 1 綾川町国民健康保険陶病院 放射線科
(3)物件の仕様
別紙仕様書による
(4)納入期限
平成27年3月27日(金)
2
参加資格に関する事項
(1)国、地方公共団体又はそれに準じる機関との間で、同種物件の契約実績を有する者。
(2)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者。
(3)次のいづれにも該当しないこと。
ア 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条第 1 項の規定による、再生手続
き開始の申し立てをした者又は同条 2 項の規定に基づく再生手続き開始の申し立
てをされた者。
イ 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条第 1 項の規定による再生手続開
始の申し立てをした者又は同条第 2 項の規定に基づく再生手続開始の申立てをさ
れた者。
(4)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第 2 条
第 2 項に掲げる暴力団及びそれらの利益となる活動を行う者でないこと。
(5)国税、県税、市町村税に滞納がない者であること。
(6)別添仕様書に示す特質等を有する物品を納入することができ、かつ、仕様書等に
示す業務内容を公正かつ的確に遂行しうる者であること。
3
入札の手続等
(1)提出書類
入札書(様式第2号) (入札書については、綾川町国民健康保険陶病院ホ
ームページ内のものを使用下さい。)
(2)提出期限
平成26年12月25日(木)午後5時(必着)
(3)提出方法
持参又は郵送(簡易書留郵便又は民間事業者による書留郵便に準ずるもの)
により提出すること。
(4)入札保証金
入札保証金は免除する。
(5)提出先
〒761-2103 香川県綾歌郡綾川町陶 1720 番地 1
綾川町国民健康保険陶病院 事務部 契約担当
4
開札日時及び場所等
(1)日 時
平成26年12月26日(金)午後2時
(2)場 所
綾川町役場
(3)開札を執行する事が適当でないと認めるときは、開札の執行を中止し、又は延期す
る事ができる。
5
落札者の決定
(1)予定価格の制限内で最低の価格をもって有効な入札を行った者を落札者とする。
(2)落札とするべき同率の入札をした者が2以上ある場合は、指定する日において当該
入札者によるくじ引きにより落札者を決定するものとする。なお、くじ引き実施日時
及び場所については別途当該くじ引き対象の入札参加者に連絡します。
6
質問及び現地確認等
入札に関する質問がある場合は FAX により問合せください。また、現地確認等を希望
する場合は、事前に電話でご相談ください。それぞれ平成26年12月24日(水)ま
での対応とします。
7
問合せ先
綾川町国民健康保険陶病院 事務部 契約担当:松原
〒761-2103
香川県綾歌郡綾川町陶 1720 番地 1
TEL 087-876-1185(内線 191)
FAX 087-876-3795
8 その他
(1)入札金額については、購入物品のほか、納入に要する一切の費用及び既設品の撤
去処分に要する費用を含めた額とすること。(詳細は調達物品仕様書に記載)
(2)落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8%に相当する額
を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨
てるものとする。)をもって落札価格とするので、入札者は消費税に係る課税事業
者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約金額の 108 分の 100 に相
当する金額を入札書に記載すること。
(3) 入札書(様式 2 号)は、必要事項を記載の上、代表者氏名横に代表印を押印したも
のを、封筒に入れ密封し、その封筒の表面に氏名(法人の場合はその名称又は商号)
及び「平成 26 年度 コンピューター断層撮影装置(X 線 CT スキャナ)一式の入札書
在中」と記載し、直接持参するか指定された方法により指定期日までに郵送下さい。
(4) 契約書作成の要否
「要」
(5) 入札の無効
入札で次の一に該当するものは、これを無効とします。
ア 競争入札参加者に必要な資格がない者の提出した入札書
イ 競争入札参加者氏名、入札案件、入札回数、入札金額に重大な誤りのある入札書
又はそれらの記載が不明確な入札書
ウ 入札金額を訂正したもの
ヱ 2通以上提出された入札書
オ その他入札に関する条件に違反した入札書
コンピューター断層撮影装置
(X 線 CT スキャナ)
仕
様
書
平成 26 年 12 月
綾川町国民健康保険陶病院
1
1-1
コンピューター断層撮影装置(X線CTスキャナ)は以下の要件を満たすこと。
走査ガントリについて以下の要件を満たすこと。
1-1-1
X線管球と検出器が一体となって連続回転する第三世代方式であること。
1-1-2
回転駆動方式は、ダイレクトドライブ方式またはベルトドライブ方式であること。
1-1-3
撮影方法はコンベンショナルスキャン及びらせん状スキャンが可能であること。
1-1-4
最短ローテーションタイムは0.6秒以下であること。
1-1-5
フルスキャン時間は3種類以上の選択が可能であること。
1-1-6
画像スライス厚はすべての撮影領域で7種類以上の選択が可能であること。
1-1-7
撮影領域は最大500mm以上であること。
1-1-8
ガントリ開口径は700mm以上であること。
1-1-9
ガントリ傾斜角は前後ともに30°以上であること。
1-1-10
ガントリもしくは撮影室に呼吸息止め指示スピーカー(オートボイス)を有すること。
1-1-11
ガントリ前面の左右に、計2箇所の操作パネルを有すること。
1-1-12
ガントリ幅は2,330mm以下であること。
1-1-13
ガントリ高は1,950mm以下であること。
1-1-14
ガントリの奥行きは960mm以下であること。
1-1-15
ガントリ重量は1,750kg以下であること。
1-1-16
データーの転送方式は、データーの高速大容量転送可能な非接触転送方式もしくは非接触RF転送方式であるこ
と。
1-2
X線複数列検出器について以下の要件を満たすこと。
1-2-1
X線複数列検出器はX線利用効率の高い固体検出器であること。
1-2-2
X線複数列検出器の回転方向(XY方向)の検出器チャンネル数は実装で736ch(補正データチャンネルを除く)以上
であること。
1-2-3
体軸方向(Z方向)1列あたりの実効検出チャンネル数896ch以上であること。
1-2-4
X線複数列検出器の体軸方向(Z方向)の検出器列数は16列以上であること。
1-2-5
X線複数列検出構造は1回のスキャンデータから異なるスライス厚を構成できる構造であること。
1-2-6
16スライス以上の収集が可能であること。
1-2-7
最小撮影スライス厚は16列データ収集時に0.6mm以下であること。
1-2-8
最大ビューレートは秒間1800ビュー以上であること。
1-2-9
最大の収集X線ビーム幅は19.2mm以上であること。
1-2-10
空間分解能は17.5lp/cm(MTF0%)以上であること。
1-2-11
密度分解能は5.0mm/0.3%以下であること。
1-3
X線管球、X線発生装置について以下の要件を満たすこと。
1-3-1
X線管球の陽極熱容量はIEC規格で5.0MHU以上であること。
1-3-2
X線管球の最大陽極冷却率は810kHU/分以上であること。
1-3-3
X線管球焦点は二焦点以上であり、全ての焦点サイズがIEC規格1.6mm以下であること。
1-3-4
X線管電圧は最大130KV以上の出力が可能であること。
1-3-5
定格出力は50kW以上であること。
1-3-6
X線管電流は最大345mA(120kV使用時)以上であること。
1-3-7
最小X線管電流は20mA(120kV使用時)以下であること。
1-3-8
一定の画質を保つため天板移動ピッチに連動して管電流が自動設定される機能を満たすこと。
1-3-9
連続照射能力が60秒(300mA時)以上であること。
1-3-10
らせん状スキャンにおいて被検者の体厚に応じて最適なX線量となるように管電流が自動制御される機能を有する
こと。
1-4
撮影テーブルについて以下の要件を満たすこと。
1-4-1
撮影テーブルの最低高は312mm以下であること。本機能を満たさない場合、別途足台を用意すること。
1-4-2
撮影テーブルの最低幅は430mm以上であること。
1-4-3
撮影天板の水平移動速度は最大100mm/秒以上であること。
1-4-4
撮影テーブル移動再現性精度は±0.25mm以下であること。
1-4-5
撮影テーブル許容最大荷重は200kg以上であること。
1-4-6
ボタン一つでホームポジションへテーブル、ガントリを戻す機能を有すること。
1-4-7
患者退避時に解除スイッチで寝台を手動で自在に動かすことができる機能を有していること。
1-4-8
患者固定具は対象患者別に各種サイズ(乳幼児、成人)用意すること。なければそれに準ずるものを用意すること。
1-5
操作コンソールについて以下の要件を満たすこと。
1-5-1
操作コンソールモニタは19インチ以上であること。
1-5-2
コンソール上の操作画像は日本語標記であること。
1-5-3
ガントリの傾斜操作をコンソールから遠隔操作可能であること。
1-5-4
画像再構成マトリクスは最大512×512以上で、画像表示マトリクスは最大1024×1024以上であること。
1-5-5
撮影プロトコルは、360種以上を設定できること。
1-5-6
オートフィルミング機能を有すること。
1-5-7
撮影前に画像再構成領域中心及び撮影領域サイズ、画像再構成関数、スライス厚の任意設定が4種類以上できる
こと。
1-5-8
造影剤の関心領域内濃度を確認し、最適なタイミングでの撮影を支援する機能を有し、モニタリング速度は1画像/秒
以上であること。
1-5-9
画像ネットワークの対応はDICOM3.0規格に準じていること。
1-5-10
操作コンソール専用の操作卓及び椅子を有すること。
1-6
コンピュータについて以下の要件を満たすこと。
1-6-1
操作コンソールのメインメモリ容量は合計で4GB以上であること。
1-6-2
磁気ディスクは217GB以上の容量を有すること。
1-6-3
磁気ディスクには画像データで100,000スライス以上の保存ができること。
1-6-4
コンソール内での生データ保存容量は3,600回転以上であること。
1-6-5
画像保存・呼出しのために、記録可能なDVDドライブを有していること。
1-6-6
画像計算時間はコンビーム補正を含めた計算方法で512×512マトリクスにて最短16画像/秒以上の生成が可能なこ
と。
1-6-7
逐次近似再構成法を応用した、低被ばく画像再構成を有すること。
1-6-8
検査画面でthin sliceを作成せずに直接MPRを作成できること。
1-6-9
制御コンピューターにCPUは2.8GHzと同等以上の性能であること。
1-6-10
CD-Rに画像データ(DICOM)と共に画像観察用ソフトウエアも同時に書き込む機能を有していること。本機能を満
たさない場合は、別途ワークステーションを準備すること。
1-7
コンベンショナルスキャン機能について以下の要件を満たすこと。
1-7-1
スキャン位置決め画像の撮影範囲は最大150cm以上であること。
1-7-2
コンベンショナルスキャンの撮影範囲は最大150cm以上であること。
1-8
らせん状スキャン機能について以下の要件を満たすこと。
1-8-1
らせん状スキャンは最大連続100秒以上できること。
1-8-2
らせん状スキャンの撮影範囲は最大150cm以上であること。
1-8-3
最大のらせん状ピッチ(テーブル移動距離/撮影スライス厚)は24以上であること。または、ビームピッチに換算すると
1.5以上であること。
1-8-4
らせん状スキャンにおいて被曝低減を目的とした自動X線量コントロール機能(AEC)を有すること。
1-8-5
16列を使用したらせん状スキャンにおいてピッチ2.0を選択できること。本機能を満たさない場合は、フルスキャンで
1回転0.5秒以下の使用が可能であること。
1-8-6
らせん状スキャンにおいて最速スキャンは、64mm/秒以上であること。
1-9
1-9-1
CT本体は、以下の要件を満たすこと。
3次元画像処理機能を有すること。又、3次元画像処理機能は、ボリュームレンダリング処理、MPR、CPR、最大値
投影法、最小値投影法を有していること。
1-9-2
CT値の測定範囲が、-10,240~+32,767以上であること。
1-9-3
不透明度(Opacity)カーブがリアルタイムに変更できること。
1-9-4
領域抽出・除去機能を有し、ボリュームデータから血管描出や骨除去ができること。
1-9-5
ボリュームレンダリング法を用いたフルカラー3次元画像処理機能を有すること。
1-9-6
骨外し機能を有し、骨抜きMIP画像が得られること。
1-9-7
コンソール上で内臓脂肪測定機能を有すること。レポート機能のない場合は、当該機能を満たす画像処理端末を別
途用意すること。
1-9-8
PACS,ワークステーション等へのDICOM画像出力機能を有すること。
1-9-9
HIS、RIS等へのDICOM MWMによる患者属性情報の連携機能を有すること。
1-9-10
PACS,ワークステーション等へのDICOM接続を契約金額内で行うこと。
1-9-11
複数時相の撮影を行った際にCT本体上で各々の時相におけるStudyを自動的にシリーズ分け可能な機能を有する
こと。CT本体上で不可能な場合は、別途検像システムをPACSとの間に設置すること。
1-9-12
ネットワーク構築に必要なソフトウェアのアップデートを無償にて実施すること。
1-10
アーチファクト除去機能は、以下の条件を満たすこと。
1-10-1
体動補正に対する軽減機構を備えていること。
1-10-2
後頭蓋下のアーチファクトを補正する機能を備えていること。
1-10-3
パーシャルボリュームに対する軽減機構を備えていること。
1-10-4
X線のビームハードニングによるアーチファクトを補正する機能を備えていること。
1-11
造影剤注入器は、以下の要件を満たすこと。
1-11-1
ICタグ付きシリンジ製剤のICタグを読み取ること。
1-11-2
注入速度は0.1m/sec~10.0ml/secの範囲内で0.1ml/secスッテップで設定できること。
1-11-3
注入量は、1~200mlの範囲で1ml単位の設定が可能であること。
1-11-4
注入圧力を監視するグラフを表示し、設定以上の圧力が加わった場合に注入速度を減速する機能を有すること。
1-12
付属品関係
1-12-1
患者監視用カメラと15インチ以下の液晶カラーモニタを有すること。
1-12-2
被ばく線量を算出できるようにCTDI測定用ファントムを用意すること。または、年1回以上CTDIを実測すること。
1-12-3
患者様の検査部位以外のX線防護のための0.35mmPbのプロテクター小児用・成人用LLサイズ2種(360度全周
防護できるスカートタイプ)を用意すること。
1-12-4
自力で移動困難な患者様に対しての移動用補助具を用意すること。
1-12-5
挙上不可能な患者様用に、挙上用固定具を用意すること。
1-12-6
救急時に備えて酸素・吸引スタンド一式用意すること。
2
2-1
その他必要条件
設置条件
2-1-1
当院の指定する場所および日時で搬入、据付、配線、調整等を行うこと。
2-1-2
導入装置は希望指定日までに稼動可能なこと。
2-1-3
当院が用意した空調設備、電源設備等以外に必要があれば、CT装置導入に必要となる電源・改修工事等を行うこ
と。
2-1-4
指定納入場所への設置に必要な工事(X線防護、LAN配線、電気工事、リモートメンテナンス、その他建築工事、設
置に伴う部屋の改修、搬入口改修、備品撤去を含む)は契約金額内で行うこと。
2-1-5
既存CT装置の撤去および廃棄を行うこと。
2-1-6
X線室の遮蔽計算書作成および漏洩線量測定を行い、必要があれば遮蔽構造の変更を行うこと。
2-1-7
著龍物品は、本体・X線管球を含むすべての製品が新品であること。再生品や中古製品は不可とする。
2-1-8
装置の設置に関わる全ての書類作成、届出は納入業者が行うこと。
2-2
障害支援体制
2-2-1
電話回線を利用し、CT装置の故障状況を診断できる体制が確保されていること。(その通信費用も保守の一環とす
ること)。
2-2-2
本機種に障害が生じた場合、365日、24時間復旧のための迅速な対応(依頼があってから平日の日中は1時間以
内とし、土日休日夜間は原則として1時間を目途に来院する)が行えること。
2-2-3
障害時対応として修理部品が用意されており、サービスエンジニア体制が整っていること。
2-2-4
CT装置の安全使用および撮影操作等について導入時十分説明し、導入後においても担当技師に十分な教育訓練
を行うこと。
2-2-5
休日・夜間当直時、当直医が即座に操作できるよう簡易操作マニュアルを作成すること。
2-3
保守管理
2-3-1
納入後1年間は保証期間とし(X線管球含む)、装置のトラブルの際は無償で修理対応を行うこと。
2-3-2
納入後1年間は定期点検、調整を随時行い、2年目以降も年2回以上の定期点検を行うこと。
2-3-3
調達物品は、納入後においても稼動に必要な消耗品および故障時に対する交換部品の安定供給が10年間以上確
保されていること。
本仕様書に明示なき事項については、陶病院指示のもとに実施すること。