会 1 議 録 会議名 第5回津有区地域協議会 2 議題(公開・非公開の別) ⑴ 報告事項(公開) ・農業委員会委員の定数の見直しについて ⑵ 諮問事項(公開) ・高田東ゲートボールハウスに係る指定管理者の選定について ・デイホーム津有に係る指定管理者の選定について ⑶ 協議事項(公開) ・区内のまち歩きについて ⑷ 地域活動支援事業について(公開) ・地域活動支援事業の総括について ⑸ 3 その他(公開) 開催日時 平成22年11月4日(木)午後7時00分から午後9時05分まで 4 開催場所 公民館津有分館 5 2階 大会議室 傍聴人の数 なし 6 非公開の理由 なし 7 出席した者(傍聴人を除く。)氏名(敬称略) ・委 員:有澤和男、石黒宏一、太田勝巳、草間美江子、長谷川禎治、平岡一夫、 牧繪一義、丸山敏之、横田芳友 ・事務局:(高齢者支援課)綿貫副課長、杉田主任 ・事務局:(農業委員会事務局)寺田事務局長 ・事務局:(中部まちづくりセンター)渡辺センター長、井守主任、笛田主事 1 8 発言の内容 ○開会 事 務 局: 定刻になりましたので、平成22年度第5回津有区地域協議会を開催しま す。本日の出席委員は8名です。相澤委員、稲葉委員、梅川委員、堀口委員、 牧野嶋委員、籾井委員の6名は欠席です。草間委員、清水委員は後ほど来ら れると思います。 上越市地域自治区の設置に関する条例第8条第2項の規定により、委員の 半数以上の出席がありますので、会議が成立することを報告します。 初めに、丸山会長から挨拶をお願いします。 ○会長あいさつ 丸山会長: 皆さんお疲れ様です。10月27日に長野県松代町への合同視察研修に参 加された方々はご苦労様でした。本日は、来年の地域活動支援事業の採択に 向け、津有区内のまち歩きについて、具体的な方針を決めたいと思います。 なお、清水委員が欠席となった場合、本日の会議録の確認は長谷川委員か らお願いします。また、本日の終了時間は午後9時を予定しています。 事 務 局: ありがとうございました。以降の進行は、上越市地域自治区の設置に関す る条例第8条第1項の規定により、会長に議長をお願いします。 ○報告事項(農業委員会委員の定数の見直しについて) 丸山会長: それでは、次第の3、農業委員会委員の定数の見直しについて、農業委員 会事務局は報告をお願いします。 寺田農業委員会事務局長: (資料№1に基づき説明) ≪説明の要旨≫ ・農業委員は、委員総数47名のうち40名が選挙で選ばれ、市内16の 選挙区ごとに、選挙人の数に応じて条例で定数が決まっている。 ・農業委員の任期は3年で、平成23年4月28日に任期が満了するため、 改選を行う。 ・今回、平成22年1月1日現在(3月31日確定)の農業委員の選挙人 名簿に基づき定数を再検討した結果、2つの選挙区で各1名の減員、別 2 の2つの選挙区で各1名の増員となるため、市議会の12月定例会に条 例改正を提案したいと考えている。 ・津有区、新道区、諏訪区及び高士区から構成される第2選挙区は、定数 が4名から3名に減員となる。 ・減員の要因としては、集落営農などにより、大規模な経営体に農地の利 用集積が進められたことで農業者数が減少したことが考えられる。 ・農地面積はそれ程変わっていないが、農業委員の定数は法律により農業 者数に基づいて定められることから、今回のような定数の変更を行うも のである。 丸山会長: ただ今の事務局の説明に対して、質問がありましたらお願いします。 牧繪副会長: 私も農業委員をしたことがありますが、定数は農業者数に基づいて定め るとありますが、農地面積は勘案されていないようです。津有区、諏訪区、 高士区は農地が非常に広く、1人の農業委員で300から500haほどを 担っています。一方、高田区や春日区などでは、農業委員の定数は同じ位で すが、農地が狭く、100haほどの農地を2人の農業委員で担っているよ うな状況です。農業委員は農地の保守、売買の監視など農地に関わりますの で、農地面積を委員定数に加味するべきです。私達の用水組合では有権者数 と農地面積とで総代を決めています。農地100ha、農業者数100人当 たり1人の総代を選出しています。 寺田農業委員会事務局長: 農業委員の定数は、法律により農業者数に比例させること となっており、農地面積については斟酌できません。選挙区の設定に当たっ ては、農地面積が500ha以上でなくてはならないという規定があります が、定数配分については農業者数以外の要素を勘案できません。 牧繪副会長: そういうことを全く考えていない法律なのですね。 寺田農業委員会事務局長: 牧繪副会長: お気持ちは分かりますが、ご理解願います。 農業委員には農地に関係のない人達もいるのではないですか。 寺田農業委員会事務局長: 10a以上の農業経営主であれば農業者となりますので、 被選挙権があります。 牧繪副会長: 農地を全て委託した人でも、農地の所有者であれば選挙権があると聞き ましたが本当ですか。 3 寺田農業委員会事務局長: 農業生産法人の構成員のことだと思います。農地法の改正 により、作業を委託している人が構成員として認められる範囲が広くなりま した。 丸山会長: 委託に出している人は、農地の所有が多くても名簿には載らないのですか。 寺田農業委員会事務局長: 選挙権を有するのは原則として耕作の業務を営む者、いわ ゆる農業経営主です。これは、土地について所有権や賃借権等の権原を持っ て耕作し、農地の収益を全て自分のものとする者を指します。したがって、 利用権設定等で委託を行うと、農地の収益は耕作者へ入り、基本的に小作料 をもらうだけなので、農業経営主とはいえません。 丸山会長: 農業委員に農業に直接携わっていない人もいることは理解しにくいのです が、委員定数は農地面積ではなく、農地を所有して農業経営をする農業者数 に基づき決めることになっているそうです。 第2選挙区では、農地面積が非常に広いのですが、法人化や委託が増えた ことにより農業者が少ない状況になっています。牧繪副会長がおっしゃるの は、農地を管理するための農業委員会なのに、農業者数のみに基づく定数設 定はおかしいのではないかということです。地域の皆さんからも同様の意見 が出ていたので事務局に報告を求めましたが、定数の設定は法律で定められ ており、農地面積は勘案されないそうです。 太田委員: 1月10日頃までに選挙人名簿を提出しないとどうなるのですか。 寺田農業委員会事務局長: これも法律に規定があり、1月1日現在の名簿が、毎年1 月に農業委員会へ提出されます。農業委員会に提出された名簿については、 不備がある場合は農業委員会で意見を付けます。また、未提出の方について は農家農地基本台帳で確認し、選挙権があると判断されると職権で名簿に登 載します。これらを合わせたものを1月末までに選挙管理委員会へ提出し、 選挙管理委員会は更に住民基本台帳と照合し、縦覧と異議申立ての期間を設 けます。このように処理に時間がかかることから名簿の確定が3月31日と なります。 丸山会長: この件については、法律で定められていることですので、報告事項となり ます。意見等がなければ報告事項についての協議を終わります。 4 ○諮問事項(高田東ゲートボールハウスに係る指定管理者の選定について、デイホーム 津有に係る指定管理者の選定について) 丸山会長: それでは、次第の4(1)諮問事項の2件について、担当課は説明をお願 いします。 綿貫高齢者支援課副課長: (資料№2及び3に基づき説明) ≪説明の要旨≫ ・現在の指定管理者は、平成18年度から5年間、施設の管理をしており、 来年3月で期間満了となるため、指定管理者を新たに選定する。 ・市全体で制度の見直しを含めて検討した結果、現在指定している事業者 との随意契約により、2年間の期間更新を行うこととなった。 ・それぞれの施設の現在の事業者については、選定委員会を開催し、管理、 運営方法、収支計画等を審査した結果、高田東ゲートボールハウスにつ いては上越市老人クラブ連合会を、デイホーム津有については社会福祉 法人上越市社会福祉協議会を指定管理者として引き続き選定したい。 ・高田東ゲートボールハウスの指定管理者の選定に当たり、公募を行わな い理由は、施設規模や性質等から収益性が低い施設であり、施設の性格 から特定の団体が管理しているためである。なお、同施設の利用者数は ほぼ横ばいであり、収支状況も黒字である。 ・デイホーム津有の指定管理者の選定に当たり、公募を行わない理由は、 随意指定期間に指定管理の適否及び譲渡等を含めた施設のあり方等につ いて見直しを行うためである。なお、同施設の収支状況は黒字である。 丸山会長: それでは審議を行います。答申は、諮問どおり適当と認める場合、付帯意 見を付けた上で適当と認める場合、適当と認めないか、継続審議とする場合 の3通りがあります。これを念頭に、まずは高田東ゲートボールハウスにつ いて、質問や意見がありましたらお願いします。 牧繪副会長: 丸山会長: 経営状況もよいようなので、問題ないと思います。 ほかに質問等がないようですので、高田東ゲートボールハウスに係る指定 管理者の選定については、諮問どおり適当と認めることとしてよろしいでし ょうか。 5 (賛同の声が多数) 丸山会長: 次に、デイホーム津有について、質問や意見がありましたらお願いします。 牧繪副会長: 赤字にはなっていないのですか。 綿貫高齢者支援課副課長: 有澤委員: 赤字にはなっていません。 委託料がないようですが、収益は上越市社会福祉協議会へ入るのですか。 綿貫高齢者支援課副課長: 介護保険の報酬が収入となっており、これを元に運営をし ているため、市の支出はありません。 有澤委員: もし赤字に転じて経営困難になった場合、上越市社会福祉協議会が指定管 理者を辞めることもありますか。 綿貫高齢者支援課副課長: 経営計画を立てて運営していますので、大規模修繕等の予 期しないことがない限り問題ないと思います。 丸山会長: 経営努力はしているのですか。 綿貫高齢者支援課副課長: 指定管理者である上越市社会福祉協議会から努力いただく のはもちろんですし、市として必要であれば指導や改善要求を行います。た だ、デイホーム津有については、目立った問題はありません。 丸山会長: 経営努力により利用料金収入を増やすことができるのですか。それとも経 営努力により支出を削減することとなるのですか。 綿貫高齢者支援課副課長: 利用者数増により利用料金収入が増えますし、経費を精査 して無駄をなくせば収益が増えることになります。支出の一番大きなものは 人件費ですので、人員配置見直しなどをすることができます。また、利用者 数を増やすため、利用者に満足してもらえるように研修に力を入れ、日々の 運営に当たってもらう必要があります。介護保険に関する収入は、単価が決 まっており、努力により増える訳ではありませんので、利用者数を増やすこ とが、経営努力の目標になると思います。 丸山会長: 支出を減らすためには職員数を減らすのですか。 綿貫高齢者支援課副課長: 介護保険の事業なので、規定の人員を配置してもらう必要 があります。そのため、人員を減らして人件費を削ることはできません。 牧繪副会長: 食事について、必要カロリーなどを気にかけず、安いものを提供すれば 食費が抑えられますが、チェックはしているのですか。 綿貫高齢者支援課副課長: 食事は単価が決まっており、仕入れに当たっての工夫はで 6 きると思いますが、決まった単価の中で提供することになります。 丸山会長: ほかに意見等がないようですので、デイホーム津有に係る指定管理者の選 定についても、諮問どおり適当と認めることとしてよろしいでしょうか。 (賛同の声が多数) 丸山会長: 2つの諮問事項について、どちらも適当と認めることとして答申します。 ○協議事項(区内のまち歩きについて) 丸山会長: それでは、次第の4(2)協議事項について審議を行います。 まち歩きの目的は、来年度の地域活動支援事業に向けて、私達も地域を見 て現状を把握し、必要に応じ提案していこうということです。 本日は、このまち歩きのテーマを決めたいと思います。前回は花壇やごみ 集積所の現状調査をしてはどうかとの意見がありました。花壇については、 市からの助成がなくなり、花壇を管理している町内会や老人会の負担が非常 に大きくなっているとの声が出ていることから、提案があったものです。ご み集積所については、各町内で非常に苦労されている現状があり、解決策を 考える必要があることから提案されました。 草間委員: 今回視察研修で松代町に行って思ったのですが、地域の掘り出されていな い文化や歴史を子ども達に伝承できないでしょうか。前島密のような有名な 人は皆が知っていますが、戸野目の小柳博士など、世間では余り知られてい ない立派な人が各地にいると思います。また、昔は沼だったところにどのよ うに現在の津有が成り立ったかなど、伝承するものはたくさんあると思いま す。それらを子ども達に伝えていくことを考えたいと思いました。 横田委員: 夜間に車で走っていると、街灯が少なく、暗い場所があります。なお、諏 訪区では、地域活動支援事業で街灯整備が採択されていましたが、市の事業 と助成事業とがあるのはどうしてですか。 事 務 局: 通学路は市で整備しなければならないので、市の執行事業として行いまし た。一方、集落内の整備は町内会等が行いますので助成事業となっています。 横田委員: 今まで町内会で街灯設置を要望してもなかなか実現しませんでした。現在 設置されている蛍光灯は古いせいかとても暗いです。まち歩きを夜間に行え ば、車では気付かない暗さの現状がわかり、新たに設置が必要な場所も分か 7 ると思います。また、蛍光灯を換えるだけでなく、外観のよい街灯に代える ことも考えられます。そうしたことが来年度以降の採択事業になることを期 待しています。 丸山会長: これは、今回のまち歩きのテーマにして街灯の取り付け状況を確認すべき という提案でしょうか。それとも、地域活動支援事業の提案希望でしょうか。 横田委員: 今回のまち歩きのテーマへの提案です。 牧繪副会長: 安い蛍光灯は暗いと思います。私の町内会では、街灯が暗いと役員が確 認に行き、蛍光灯を交換しているので、街灯は明るく感じます。ただ、1年 間に20本ほど交換し、蛍光灯だけで年間4万円位かかっているので、なか なか高い蛍光灯を付ける訳にもいきません。 丸山会長: 防犯灯や街灯の設置要望は町内会が行っていて、市へ申請するだけで設置 してもらえるものも多数あります。ただ、集落間の通学路ではないところの 街灯の取り付けや維持管理をどこで行うのかがよく分かりません。 横田委員: 戸野目から池部にかけての通学路は歩道の反対側に街灯があり、間隔も長 いため、とても十分な明るさが確保されているとは思えません。予算がなく てできないのか、要望をしていないためなのか分かりませんが、要望して設 置してもらえるのであれば、要望した方がよいと思います。 丸山会長: 津有北部地区でもこれまでにその様な要望がありましたが、市からは町内 会から申請してほしいという回答がありました。まず、町内会などを通して 現状確認を行うことがよいと思います。 横田委員: 津有地区の町内会長連絡協議会で提案してもらい、要望を出すかどうか検 討してもらいたいと思います。 丸山会長: この件については、今回のまち歩きのテーマではなく、今後のテーマとし て検討することとしてよろしいでしょうか。 横田委員: はい。 丸山会長: 草間委員は、先ほどの提案について、具体的な案はありますか。 草間委員: 桐原のお寺の人が、桐原の成り立ちについての本を出しています。桐原の 成り立ちがあるということは、津有の成り立ちもあるはずなので、そのよう な話を事前に聞いてから、まち歩きをするのがよいと思います。 丸山会長: そうすると、今回のまち歩きには間に合いません。 8 地域協議会が始まった当初、今後どのような活動をしていくかを話し合っ たときに、観光マップを作成したらどうかという話も出ていましたが、委員 が発起人となるのか、団体等に呼び掛けて取り組んでもらうのか、方法は様々 ですが、そういうことが必要ではないかという意見ですね。 草間委員: まずは花壇やごみ集積所の現状調査を行い、その次の段階でもよいので、 歴史や文化を子ども達に伝えていくというソフト面の取組を行わないと、津 有の歴史が忘れられてしまいます。 丸山会長: 今年は手探りで提案されてきたものを採択しましたが、来年に向けてテー マを絞り、テーマに基づいて私達が地域に働きかけていく必要があると思い ます。まち歩きの目的はそこにもあります。いくつもテーマを持ってまち歩 きを行うのは大変ですが、横田委員や草間委員から提案があったことについ ても、様々な発見をしながら回るのも1つの方法だと思います。 牧繪副会長: 丸山会長: 花壇は、予算不足のため止めたらどうかという話が出ています。 老人会で活動している人達にとっては深刻な問題になっています。 今回は主に花壇とごみ集積所の現状調査を行い、街灯の状況や史跡の看板 等も意識しながら、まち歩きを行うこととしてよろしいでしょうか。 牧繪副会長: 町内会長も同行してもらえると、話をお聞きしながら回れると思います。 また、歴史等の関係についても話が聞けるかも知れません。 丸山会長: 日程はいつ頃がよいでしょうか。 (委員による協議) 丸山会長: まち歩きは、11月23日(火)と24日(水)の午前9時から正午まで 行います。23日は津有南部地区、24日は津有北部地区を回ります。 歴史や史跡等については、場所の確認程度とし、由来や詳細についての確 認が必要になれば、後日町内会長さんにお聞きすることになると思います。 集合場所や行程等の詳細は事務局と調整いたします。 事 務 局: 町内会長さんからは同行していただくのですか。 丸山会長: 都合のつく方にはお願いしたいと思います。 ○地域活動支援事業について 丸山会長: 次に、次第4の(3)地域活動支援事業について、事務局は説明をお願い 9 します。 事 務 局: 本日、 「地域活動支援事業採択事業一覧表」を配布しました。これはHPで も公表されていますので、次年度の提案に当たって参考にしていただければ と思います。 来年度の事業については、現在、皆さんからいただいたご意見を基に自治・ 地域振興課で検討を行っています。その後、会長会議を開催し、協議を行う 予定です。来年度の予定は、会長会議の終了後、皆さんにお知らせします。 次に、津有区の採択事業の進捗状況について説明します。 戸野目神社境内に隣接する農業用水路及び堀の復元作業は、雑木の伐採、 水路の土砂掘削、用水路の修復や改修などを終え、事業がほぼ完了している 状況です。今後、水を流す作業を行います。津有地区地域づくり事業は、生 活環境チラシの作成、健康ウォーク、文化祭等が当初の計画どおり実施され ています。 “日本風鈴街道in雁木2010”事業は、8月7日、8日にイベ ントを実施しました。雁木への風鈴の飾り付けなどを行い、事業を完了しま した。現在、事務局に実績報告が提出されています。津有北部地区スポーツ 交流事業については、野球は8月7日に市少年野球大会が終了し、結果は8 位でした。若葉クラブ主催の少年野球大会は10月10日に開催され、優勝 したとのことです。綱引きは、11月14日の市ファミリー綱引き大会に向 けて、毎週木曜日に36人で練習をしています。地域全体で行うあいさつ運 動事業は、標語の公募、のぼりの設置、ポスターの作成や掲示などを終了し、 実績報告の提出を待っている状況です。ゲートボール芝コートの設置事業は、 芝張りと養生が終わり、使用を開始しています。上雲寺小学校区内住民によ る安全・安心地域づくり推進事業は、当初、実行委員会準備会として提案を いただいていたところ、10月1日に実行委員会が発足し、事業主体が変更 になったため、事務局に変更届が提出されている状況です。現在、パトロー ル員の募集を行っており、11月17日(水)午後6時半から安全・安心地 域づくり運動の開始式が開催される予定です。このように津有区で採択され た事業は全て順調に進んでいます。 丸山会長: それでは、来年度に向けての参考とするため、今の報告を受けた上で、1 人ずつ感想や意見、お気づきの点などをお願いします。 10 有澤委員: 初回としては非常によい提案があったと思います。しかし、2年目になる と各町内会や団体で提案が見出せなくなるのではないかと心配です。 石黒委員: 当初こんなに提案が出てくるとは思わなかったので、たくさんの事業が提 案されてよかったと思います。ゲートボール場の芝コートを見にいきました が、なかなか立派なもので、採択してよかったと思いました。 太田委員: 市で見出せなかったことを地域で見出している実感があります。例えば、 戸野目の農業用水路と堀の復元作業のように、埋もれていたものが綺麗にな っていくことは、地域に貢献していると思います。ゲートボール場について も、芝コートであり、またトイレ等の設備も充実していて、利用者の1人と して感謝しています。 草間委員: 女性委員が2人だけで、当初なかなかついていけず、大変でした。ようや く分かってきたところで今年度の事業が終わってしまいましたので、来年度 は女性や子どもの視点で、何かしらの取組を行ってみたいと思います。もう 1人か2人女性委員がいるとよかったと思います。 長谷川委員: 1年目としてはよい提案があったと思います。各事業を行うことで住民 の意識も高まり、来年の提案に向けての意識が根付いていくと思います。 平岡委員: ゲートボール場の提案など、はじめて知ることが多かったですが、勉強に なりました。自分の町内会でも何かできればよいと思います。 横田委員: 住民の皆さんは地域の細かなところまで目が届くと思います。一方、これ まで市の目が行き届いていなかったのだとも思いました。地域は、地域住民 が声を出し、つくっていくことが一番だと思います。 採択事業については、実施後の経過を見届ける必要があり、検討課題だと 思います。 牧繪副会長: 様々な人からお話を聞き、自分自身も感じたことですが、申請手続が難 しすぎると思います。工事申請のように手間がかかり、慣れている人ならと もかく、一般的な人にはとてもできません。提案したくても、申請手続のた めに挫折することもあると思います。南部の老人会でも、途中で諦めてしま ったようです。提案書の分かりやすい記入方法を作成したり、様式について 検討してほしいと思います。それにより、提案がたくさん出ると思います。 丸山会長: 先日、滋賀大学の先生が上越市の地域自治区について研究され、視察に来 11 られたとき、地域活動支援事業は非常に身近なものを実現していると言われ ました。今まで行政にお願いしても実現しなかったようなことが採択されて います。ほかの地域の採択事業も参考にすれば、かなりの事業の掘り起こし ができると思います。また、私達が採択した以上、それらを無駄にしてはい けませんし、有効に使っていかなくてはならないと思います。 ○その他 丸山会長: 次に、次第の5、その他として、地域協議会だよりの編集について協議し ます。今回の編集委員は、有澤委員、石黒委員、梅川委員、清水委員の4名 ですので、この会議の後、事務局と打ち合わせをお願いします。 牧繪副会長: 丸山会長: 今回は、採択事業の成果や進捗状況を掲載したらよいと思います。 なお、次回の日程については、会長会議の結果を踏まえて、会長、副会長 及び事務局とで協議したいと思います。 本日の会議はこれで終了とします。お疲れ様でした。 9 問合せ先 自治・市民環境部自治・地域振興課中部まちづくりセンター TEL:025-526-5111(内線 1449、1547) E-mail:[email protected] 10 その他 市役所本庁、南出張所、北出張所、各区総合事務所に備え付けてある会議資料もあ わせてご覧ください。 12
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