事業評価調書 ◎基本情報 年度 2008 会計コード 95 下水道事業会計 事業コード 35724 事業名 下水道管路施設の維持管理 評価担当 所属コード 建設局下水道施設部施設管理課 課 担当者名 麻柄 電話番号 818-3421 政策名 主 衛生的で快適な生活の確保・維持 施策名 副 事業の性質 ● 経常経費 [ ○ 内部管理 ● 内部管理以外 ] ○ 臨時的経費 管路施設の日常的な保守、点検。管路の調査(目視調査、潜行目視調査、カメラ調査、簡易カメ ラ調査等)。管路の清掃。緊急的な補修工事及び維持管理業務。修繕工事。現地苦情対応。管路 用地の管理。公共下水道台帳の調製、保管(下水道管理システムの運用、閲覧対応)。排水設備 設置等の確認及び検査。水洗化普及促進対策。事業場排水に対する水質指導。 事 目的と 業 内容 内 容 主たる受益者 事業の 必要性 市民及び事業者全般 下水道は、市民生活を支え、水環境を守る重要な施設であり、一日も休むことなく将来にわたり 継続してその機能を維持しなければならない。公共下水道施設のうち、下水道管きょや、マンホー ル、公共ます等の管路施設に関しては、汚水や雨水を収集し、ポンプ場、処理場または河川等の 放流先まで流下させる役目を担っており、これら施設の機能を保持し、また、施設の耐用期間の 延命を図るために、これら管路施設の維持管理を常に行っていく必要がある。 開始 1926 年度 終了 実施期間 ○ 単年度 ● 単年度継続 ○ 複数年継続 実施形態 ○ 直営 ● 一部委託 ○ 全部委託 ○ 補助・助成 ○ その他 下水道法、札幌市下水道事業の設置等に関する条例、札幌市下水道条例 関連法令 本市と同様 他都市 の状況 関係HP さっぽろの下水道 http://www.city.sapporo.jp/gesui 新まちづくり計画 ○ 対象 政策目標 重点課題 施策 関連計画 基本事業 ● 対象外 計画コード その他関連計画 ○ 対象 ● 対象外 目的 環境保全 目標 事業 指標 ○ 対象 ● 対象外 目的 環境負荷 目標 事業 指標 監視測定結果 監視測定結果 年度 短縮コード:35724 (単位:千円) ◎事業費 18年度決算 事業費(A) 特 定 財 源 国・道 市 債 その他 一般財源 人工 人件費(B) 計(A+B) 2,680,877 0 0 2,680,877 0 104.0 0 2,680,877 19年度決算 2,773,099 0 0 2,773,099 0 105.0 0 2,773,099 20年度予算 2,988,995 0 0 2,988,995 0 109.0 0 2,988,995 20年度決算 2,732,094 0 0 2,732,094 0 108.0 0 2,732,094 21年度予算 2,944,547 0 0 2,944,547 0 109.0 0 2,944,547 下水道の管路、マンホール等の維持管理費、水質指導費、普及促進費、貸付事業費 事業費の 執行内容 *この事業は下水道事業会計であるため、職員の人件費は事業費(A)の中に含まれている。 ◎指標 指標名 管理対象管路延長 管路施設の維持管理に関する事業量を示す代表的な管理対象規模数値であり、管路延長 指 設定理由 が増えると維持管理の事業量及びそれに係る経費も増加するものといえる。 標 1 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度目標 20年度実績 目標・実績 7,953.5km 8,006.6km 8,058.6km 8100.4km 8085.6km 指標名 管内調査実施率((潜行目視調査延長+簡易カメラ調査延長)÷管路延長) 全管路を対象に、管内調査を12年に1回(目視調査としては6年に1回)計画的に実施してい 指 設定理由 る。管路延長が年々増加するに伴い調査実施規模も拡大しているため、管内調査を着実に実 標 施していくことが求められている。(13年度からの累計) 2 18年度実績 19年度実績 20年度目標 20年度実績 17年度実績 目標・実績 62.1% 66.7% 47.1% 55.0% 70.6% 指標名 管路施設の修繕工事実施箇所数 管路調査の結果により判明した損傷箇所等については、管路施設の機能確保のため修繕 指 設定理由 等が必要となっている。このため、管路施設の維持管理に関する主要な対策である本管修繕 標 の業務量を示した。 3 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度目標 20年度実績 目標・実績 783ヶ所 1,022ヵ所 1,060ヵ所 755ヵ所 937ヵ所 指標名 マンホール飛散防止ふた設置率((設置済個数÷設置予定個数)×100) シミュレーションにより飛散の可能性のあるマンホールふた(1,991ヵ所)については、二次災 指 設定理由 害防止の観点から、計画的な修繕が必要である。 標 4 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度目標 20年度実績 目標・実績 61.0% 69.2% 80.6% 90.6% 88.8% 指標名 指 設定理由 標 5 目標・実績 17年度実績 18年度実績 19年度実績 20年度目標 20年度実績 各年度の管理対象管路延長については、前年度末での施設規模を対象としている。 補足説明 ◎検証 短縮コード:35724 【事業担当部局】 情報共有の推進の観点から修繕工事等において、工事内容や必要性を工事看板等を使っ 市民自治の て説明し、市民にPRしてきたが、さらに小規模工事及び維持管理業務等にも拡大して行った。 観点からの また、ホームページやパンフレットにおいて、下水道管の維持管理についての業務内容の紹 評価 介を行っている。 成果の 視点で の 検証 妥 当 性 ・ 必 要 性 の 検 証 経 常 的 経 費 計画的な管路調査及び修繕を行うとともに、必要に応じ緊急修繕等を行うことにより、市民の 衛生的で快適な生活を確保・維持した。 より効果的で低コストな維持管理を推進していくため、先進的な管路点検調査手法や内面補 コストや 修工法について、調査研究及び開発を進めていく必要がある。 効率性 の視点 での検 証 事 の業 影費 響縮 小 本市は他都市と比べ、人口当たりの市街地面積が広い(市街化区域の人口密度が低い)こ とから、人口当たりの管路延長が長く、管路の維持管理に係る事業費は毎年ひっ迫している。 この上経費が削減されると、計画的な管路調査及び修繕の実施が滞っていくことになり、異常 の未発見箇所あるいは未修復箇所が増加する。それが原因で、管路の閉塞、マンホールから の溢水、管路内への土砂流入による路面陥没等の事故が発生し、市民の安全確保や事業活 動に支障が生ずることが危惧される。 実施に よるプラ スの効 果 臨 時 的 経 事業を 費 行わな かった 場合の マイナス の影響 課 題 本市の下水道は、昭和40~50年代にかけての急激な都市化の進展に伴い、積極的に整備 を促進してきたことから、今後、これらの施設が一斉に老朽化を迎える。改築事業量の年次平 準化とともに、計画的な調査及び修繕の推進により、施設の延命化を図っていくことが重要な 課題となっている。 ○ 拡充 今 後 の 方 向 内容 ● 現状維持 ○ 縮小 ○ 休止・廃止 ○ その他 22年度は現在の事業内容と変わらないが、管路延長や下水道合流改善事業に伴うきょう雑 物流出抑制施設の維持管理数が増加するとともに老朽管路の増加により、調査や修繕の事 業量は増加していく。 ○ 増加 ● 増減なし ○ 減少 ○ 予算なし ○ その他 歳出 22年度の増加は見込まれないが、将来的には、本市の下水道管路は整備後約35~20年経 見通し 過しているものが多く、これらの施設が一斉に老朽化を迎えることから、調査や修繕が必要な 管路延長の増加が予想されるため、それに伴い歳出が増加する。 備 考 短縮コード:35724 【2次評価】 【外部評価】 【改善・見直しの検討結果】
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