平成23年5月10日発行循環器センター内科池田隆徳教授（昭和61年・東邦大学卒）循環器内科教授就任にあたってのご挨拶平成23年４月１日をもちまして、東邦大学医療センター大森病院循環器内科の教授として着任いたしました。３月31日まで、杏林大学医学部第二内科教授・杏林大学医学部付属病院不整脈センター長として勤務しておりました。この度、母校である東邦大学に勤務することになり、東京都城南地区の医療の一端を担うことができればと思っております。専門は循環器内科学ですが、特に不整脈学および心電図学の診断と治療を得意にしています。循環器内科は、若い医局員も多数入局して活気に満ちております。地域医療機関の先生方からのご期待に添うべく、質の高い医療を提供していきたいと考えております。１．取り扱っている主な疾患・病態徐脈性不整脈、頻脈性（上室性・心室性）不整脈、さらには不整脈をきたすおそれのある疾患も取り扱っております。具体的な疾患（病態）としては、（発作性／持続性）心房細動、心房粗動、発作性上室頻拍、心室頻拍、心室細動、WPW症候群、ブルガダ症候群、QT延長症候群、原因不明の失神、心停止既往例、心肺蘇生既往例です。２．不整脈に対する主な検査法・24時間ホルター心電図／運動負荷心電図／薬物負荷検査などの不整脈ルーチン検査・致死性不整脈および心臓突然死に対しての予知検査（植込み型除細動器の適応決定）・自律神経活動指標の測定／ヘッドアップチルト検査（失神既往患者さんでの鑑別診断）・心臓電気生理学的検査（不整脈の心カテ検査：心電図で診断できない患者さんでの確定診断）３．不整脈に対する主な治療法・カテーテルアブレーション（心筋焼灼術）：頻脈性不整脈に対して適応・人工ペースメーカー植え込み術：危険な徐脈性不整脈に対して適応・植え込み型除細動器（ICD）手術：致死性の心室頻拍／心室細動に対して適応・心臓再同期療法（CRT）手術：薬物抵抗性の重症心不全に対して適応患者さんの立場に立った診療を実施することで、患者さんに満足していただける十分な医療を提供し、地域医療に貢献したいと思っております。何卒よろしくお願い申し上げます。診療予約診療日診療のご予約は、下記までご連絡下さい。診療日・診療時間をご案内いたします。医療機関専用電話パートナー 03−3762−6616（直通）（受付時間平日 9：00∼17：00、土曜 9：00∼14：00）（休診日：第3土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始・創立記念日6/10）池田隆徳教授：月曜日午前水曜日午前東邦大学医療センター大森病院 Toho University Omori Medical Center 〒143-8541 東京都大田区大森西 6-11-1 03−3762−4151（代表） http://www.omori.med.toho-u.ac.jp/ 発行元：地域医療支援センター平成23年5月10日発行泌尿器科中島耕一教授（平成6年・東邦大学卒）地域の最終病院としての存在意義平成23年４月１日付で東邦大学医学部泌尿器科学講座教授・東邦大学医療センター大森病院診療部長として着任いたしましたので謹んでご挨拶申し上げます。本年中は前任地でありました本学医療センター大橋病院の診療部長を兼任しておりますので、外来診療等におきまして時間的に十分な枠が確保できないなど、ご不便をおかけするかもしれませんが何とぞよろしくお願いいたします。 2011年現在、日本泌尿器科学会員は7900名弱ですので必ずしも十分な泌尿器科医が日本全国に存在しているわけではない状況があります。各医療機関においても常勤医がいても一人、あるいは非常勤医のみで外来診療だけが行われている状況は、都内におきましても珍しいことではありません。泌尿器科領域の外科治療もここ10年で大きく変貌をとげております。最近は尿路悪性腫瘍への外科治療も積極的に行われるようになり、術式も開腹手術から腹腔鏡手術へ移行しつつあります。また尿路内視鏡のさらなる改良により尿路結石の治療も、一時期は体外衝撃波結石破砕が主たる治療法となっていたものが、内視鏡手術による難治症例への確実な破砕が行われるようになって参りました。大森病院は単に複数の医師が在籍してこうした新しい潮流を絶えず取り入れながら教育を継続しているのみならず、365日24時間泌尿器科医が勤務しております。したがって泌尿器救急疾患への対応も行っております。私どもは現在６名の泌尿器科指導医と２名の泌尿器科専門医を中心に総勢10名で診療にあたっております。地域の先生方のお困りの症例に積極的に取り組み、最新の治療を提供できるよう努力してまいる所存です。以下は現在私どもが特に力を入れている分野です。今後とも地域医療機関の先生方とは良好な関係を維持させていただきたいと思います。重ねてよろしくお願い申し上げます。腹腔鏡手術への取り組み：都内では7番目の施設認定を受け前立腺悪性腫瘍に対しても腹腔鏡手術を行っております。腎・副腎も（症例にもよりますが）基本的に腹腔鏡手術を実施しております。尿路結石への取り組み：軟性尿管鏡、ホルミウムレーザーなどの最新機器を駆使して難渋症例にも積極的に取り組んでおります。女性泌尿器への取り組み：腹圧性尿失禁・性器脱に対する外科治療を、女性医師が中心になり行っております。恥ずかしがらずにご相談ください。診療予約診療日診療のご予約は、下記までご連絡下さい。診療日・診療時間をご案内いたします。医療機関専用電話パートナー 03−3762−6616（直通）（受付時間平日 9：00∼17：00、土曜 9：00∼14：00）（休診日：第3土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始・創立記念日6/10）中島耕一教授：水曜日午前土曜日午前（第2・4週）東邦大学医療センター大森病院 Toho University Omori Medical Center 〒143-8541 東京都大田区大森西 6-11-1 03−3762−4151（代表） http://www.omori.med.toho-u.ac.jp/ 発行元：地域医療支援センター