PROGRAM - SMBCコンサルティング

PROGRAM
新 任 管 理 職コース
人材・組織① 5月17日(金)10:00∼16:40
「管理職のための人材マネジメント」
講師:大島 洋 氏
人材・組織② 5月28日(火)10:00∼16:40
1)企業活動とマネジメントの全体像
2)管理職と人材マネジメント
2.企業における管理職の役割
ケース討議:
「部下の面倒をみるのは、本当に面倒です」
1)管理職とは何か
●管理職の職務
●管理職の役割と要件
2)
なぜ、管理職がつまずくのか
●管理職の落とし穴
●つまずきの原因とその克服
3.部下の指導と育成の考え方
ケース討議:
「Q社のマネジャーたち」
1)仕事を任せるとは
●目的と目標の示し方
●部下の裁量範囲と仕事の与え方
●部下の特徴と指導法
2)部下育成のポイント
●仕事の成果か、部下の成長か
●動機づけ理論と部下の動機づけ
●人材育成の考え方
3)組織成果とエンパワメント
●エンパワメントとは何か
●エンパワメントの前提と進め方
4.部下の指導と育成の実際
1)指導と育成のためのコミュニケーション
●コミュニケーションの基本要件と二類型
●気づきを促す支援的コミュニケーションの活用
2)部下の指導と育成の実際
●ミニ演習<1>:
傾聴、質問、
フィードバックの基本
●ミニ演習<2>:ロールプレイ∼ケース
「Q社のマネジャーたち」
の場面を活用して
5.
まとめ
1)
1日の振り返りと疑問点の解消
2)学びの実践への橋渡し
戦略・計画① 5月22日(水)10:00∼16:40
「こんなときどうする?
「人事考課・面談と管理職の役割」
職場の労務問題の初動対応」
講師:川上 真史 氏
講師:丸尾 拓養 氏
Ⅰ 管理職に必要な労働法の基礎知識
1.
イントロダクション
人材・組織③ 6月21日(金)10:00∼16:40
―― 条文理解ではなく骨格とエッセンスを ――
1.部下を管理する権限はどこから生まれるか
1)就業規則 2)労働協約 3)労使協定
2.関連する法律のポイントは何か
1)労働基準法 2)労働契約法 3)
パートタイム労働法
4)労働者派遣法 5)男女雇用機会均等法
6)労働安全衛生法
3.業務命令が権利濫用になるのはどんなときか
1)時間外労働 2)転勤・出向 3)解雇 4)懲戒
5)業務命令に関する現場での留意点
Ⅱ 最近多いトラブルと
現場の管理者の初動のポイント
――「何をしてはいけないか」
ではなく
「何をすればトラブルにならないか」
を ――
1.長時間労働の何に気をつけるか
1.人事考課における管理者の役割
1)正確な人事考課を行なうために必要な要件
2)報酬と動機づけの関係変化
3)
KPI
(Key Performance Indicator) 4)
目標の設定ポイント ●業績指標・水準を明確に設定する ●上司、部下で評価イメージを統一する
●「何をするか」
ではなく
「成果イメージ」
で
3.部下との目標設定面談の進め方 1)
目標設定面談の焦点 ●お互いの主張のどこがどうずれているを確認する
●そのずれをどうすれば埋めることができるかを
●ずれを埋める方策を決定し、相互に合意する
4.
コンピテンシーによる能力考課
1)
PLとはどのようなものか
2)
PLに表すものは何か
3)
PLの
「5つの利益」
とは
4)儲けの原動力
(費用)
「売上原価と販売管理費」
5)儲けと期間の関係「減価償却」
3.
BS
(貸借対照表)
をざっくり理解する
1)
BSとはどのようなものか
2)
BSに表すものは何か
3)
なぜ、左右がバランスするのか
4)並び順の意味
5)流動と固定の意味
4.
BSとPLの関係
1)
いわば、点と線の関係
2)
BSは、
ある時点の状態(ストック)
3)
PLは、
ある期間の変化(フロー)
4)
バランスしている関係
●コンピテンシーを確認することの意味 第2部 決算書(財務3表)
の
ビジネスにおける一体理解
●一般的な能力と
「コンピテンシー」
の違い 1.
はじめに
1)
コンピテンシーとは ●成果の再現性とコンピテンシー 1)
セクハラとパワハラの基礎知識
2)新しいタイプのセクハラ・パワハラ
3)
セクハラの相談を受けたらどうするか
4)
パワハラと言われない指導のコツ
●開発の方向性 ∼
「教える」
から
「引出す」へ 4.派遣・パートタイマー・契約社員で何に
注意するか
5.考課における留意点
1)能力不足・成果不良社員
2)
マイペース型社員
3)上手な対応と下手な対応
4)結論への誘導
1.
はじめに
1)経営戦略の定義
5)経営戦略の成否を計る
「財務」
の視点
2)
目標設定面談におけるズレの典型例
5.
ロー・パフォーマーにどう対応するか
1.経営戦略の基本を理解する
2.
PL
(損益計算書)
をざっくり理解する
2.健康管理・精神疾患はなぜ会社と上司の
責務か
1)非正規雇用者の管理の基本
2)派遣労働者とのトラブル
3)
パートタイマーの賃金格差
4)契約社員の反復更新と雇止め
5)非正規雇用者への接し方のコツ
第1部 決算書(BS・PL)
の基本としくみ
2.部下の目標設定
2)
目標の構成要素
●話させるためのコミュニケーションのあり方 2)
コンピテンシー評価の進め方 3)
コンピテンシー・インタビューの考え方
1)
目標評価を行う場合の留意点
2)
目標評価のステップ ●目標と照らし合わせて達成度を純粋に評価する
●成果、損失が本人に帰属するかを考慮する ●目標の達成過程で追加の成果、
損失が出ていないか考慮する ●目標の難易度が適切であったか考慮する
6.評価面談を行う
1)確認! 財務3表とは何か
2)財務3表のつながり
2.
BS
(貸借対照表)
とPL
(損益計算書)
を
動きから理解する
1)資金を出資か借入で調達する
2)調達した資金を
「現金」
として保管する
3)流動資産を固定資産に換えて商売をはじめる
4)固定資産を消費して費用にする
5)費用によって売上をたてる
6)利益は純資産を増強する
7)純資産に組み込まれた利益が資産を増強する
3.
CF
(キャッシュフロー計算書)
を
BSとPLの関係から理解する
1)
CFとPLの関係は?
2)期ズレを起こす4つの取引とは
3)
2種類のCF
4)
CFの作り方
3)経営戦略のための思考法
4)経営戦略のための思考ツール
6)経営戦略のゴールと経営理念
2.全社戦略を考える
1)全社戦略の定義
2)事業経済性に影響を与える5つの法則
3)全社戦略の3つの視点
大島 洋 氏
略歴:
慶應義塾大学法学部政治学科卒業。米国デューク大学経
営学修士(MBA)。
NEC、
グロービスを経て、
ILD
(Institute
for Leadership Development)
を設立。現在、同社代表と
して、
“人材組織を通じた持続的競争優位の確立”
をテーマ
に、人材組織開発コンサルティング、
エグゼクティブコーチング、
ならびに、経営管理者
教育を展開。
また、2006年度から早稲田大学ビジネススクール客員教授兼任、人材組
織関連科目を担当。専門は経営組織論、
リーダーシップ論。
著書:
『管理職の心得』
(ダイヤモンド社)、
『個を活かし企業を変える』
(東洋経済新報社・共
著)、
『標準MOTガイド』
(日経BP社・共著)。訳書に
『仕事を通じたリーダーシップ開発
1−成長機会の探求−』、
『仕事を通じたリーダーシップ開発2−学習方法の考察−』(い
ずれも英治出版)がある。
講師:松浦 剛志 氏
1.
目標・予算とは何か?
1)企業の究極の目標(経営理念)
2)経営理念から経営戦略へ
⇒理念が山頂であれば戦略は登り方
(登り方は一つではない)
3)経営戦略から目標・予算へ
⇒戦略上におかれたマイルストーンが目標、
その会計的視点が予算
4)
目標・予算が必要な理由
⇒外部へのコミット・内部での資源配分
5)
目標・予算を作る手順
⇒戦略マップからスタート
2.
目標・予算の作り方
3.事業戦略とは何か
1)事業戦略とは
2)事業戦略立案のためには
3)事業戦略の策定プロセス
4.現状分析の前に3C分析で概要を掴む
5.現状分析
1)現状分析の留意点
2)戦略立案へのつながりを意識する
3)環境分析のフレームワーク
●マクロ環境要因分析【分析演習】PEST
●市場・顧客分析【分析演習】AIDMA
●業界分析【分析演習】5F
●競合分析【分析演習】
ポジショニング
4)
自社分析のフレームワーク
●競合優位性分析【分析演習】VRIO
●機能別分析【分析演習】
バリューチェーン
●マーケティング分析【分析演習】4P
5)環境分析と自社分析の統合
●SWOT分析【分析演習】
●クロスSWOT【分析演習】
6.戦略の立案
1)現状分析と戦略立案
2)戦略立案の見取り図
3)戦略パターンの整理
7.戦略の実行 <参考>
1)戦略案の評価
2)実行計画の作成
1)戦略を戦略マップにする
⇒KSF(キー・サクセス・ファクター)
を
因果関係で結ぶ
⇒BSC(バランス・スコア・カード)
の4つの階層に
とらわれすぎない
2)戦略マップを指標にする
⇒はかりやすいものではなく、
如何にはかるかを考える
3)指標に目標値を与える
⇒まずは大きなストーリー感をもつ
⇒制約条件からいれ込む
4)指標をPL(損益計算書)
・CF(キャッシュフロー
計算書)
にする
⇒PLを先行させる
⇒PLを定常状態と特別部分に分けて考える
⇒費用はアウトプットの算出視点で見積もる
⇒売上はアウトカムなので
「予想」する
3.部門目標・予算管理の実践演習
<ケーススタディ>
*戦略に基づき、部門目標・予算までブレークダウンする
1)経営戦略を
「マップ化⇒指標化⇒目標化⇒PL化」する
2)全社の目標・予算を部門にブレークダウンする
A)戦略マップのKSFを分担する
B)KSFを更なる部門戦略マップに
ブレークダウンする
C)指標として具体的な測定手法を決める
D)指標に目標値を与える
E)PLを見積もる
3)各部門の目標・予算を合算し、調整する
4.部門目標・予算管理における
ワンポイント・アドバイス
3)戦略の実行と評価
講 師
I
LD 代表
早稲田大学ビジネススクール 客員教授
7月3日(水)10:00∼16:40
講師:松浦 剛志 氏
講師:松浦 剛志 氏
4)
目標管理とコンピテンシーによる考課
1)
目標管理と人事考課 戦略・計画③
「決算書(財務三表)の
「事業戦略の立案と戦略思考力」 「部門目標管理・予算管理の進め方」
一体理解と会計力」
1)会計・財務はどうして理解しにくいのか
2)会計・財務を学ぶ意義とは何か
3)財務3表とは何か
3)人事考課における
「精算と投資」
議論する
3.
セクハラ・パワハラにどう対応するか
6月5日(水)10:00∼16:40
2)経営戦略に携わるための心得
1)時間数の目安 2)
自己申告とタイムカード
3)
サービス残業 4)残業管理のポイント
1)安全配慮義務の考え方
2)上司が訴えられる場合
3)
「抑うつ状態」
の診断書が提出されたらどうするか
4)危ない社員とその徴候
戦略・計画②
[各講(1日単位)選択可能]
講 師
丸尾法律事務所
弁護士
丸尾 拓養 氏
略歴:
東京大学法学部卒。大手コンピューターメーカー勤務後、弁
護士登録。労働事件(使用者側)
を専門とする。
リストラ・メ
ンタルヘルス・賃金引き下げ等の法律相談への対応のほ
か、解雇・過労死等の訴訟への対応も行う。
また、実務的視
点からのセミナーや管理職研修等を行う。
著書(共著)等:
実務企業統治・コンプライアンス講義(民事法研究会)、賃金・人事相談Q&A
(産労
総合研究所)、派遣・パート・臨時雇用・契約社員
(中央経済社)、事例式人事労務トラ
ブル防止の手引
(新日本法規)、
パートタイマー・契約社員管理の実務(労務行政研究
所)、新卒採用時の法的留意点(スタッフアドバイザー2004年12月号)
(税務研究会)、
こんなときどうする?人事トラブルQ&A
(労政時報3610号)、事業再編に伴う人事労務
問題の法律実務(労政時報3579号)、
パートタイマーの労働契約解消と賃金設定の
法律実務(労政時報3551号)等
タワーズワトソン コンサルタント
ビジネス・ブレークスルー大学院大学 教授
川上 真史 氏
略歴:
産業能率大学総合研究所研究員、ヘイコンサルティンググ
ループコンサルタントを経て、
1997年より現職。主に、人材の
採用、評価、育成システムについて、設計から運用、定着ま
でのコンサルティングを担当。
また、
これらのコンサルティング
活動にとどまらず、心理学的な見地からの新しい人材論に
ついての研究、開発を行うことで、次世代の人材についての考え方も世の中に提唱す
る。企業内におけるセミナー、研修の講師の他、
テレビや講演会などにも多数登壇。
著書:
「自分を変える鍵はどこにあるか」
「のめり込む力」
(ダイヤモンド社)、
「コンピテンシー面
接マニュアル」
「できる人採れてますか?」
(弘文堂)、
「仕事中だけうつになる人たちース
トレス社会で生き残る働き方とは」
(日本経済新聞社)などがある。
2003年∼2009年
早稲田大学文学学術院 心理学教室 非常勤講師。
2005年∼ビジネス・ブレー
クスルー大学 教授。京都大学教育学部教育心理学科卒。
ウィルミッツ
代表取締役
松浦 剛志 氏
略歴:
東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)審査部にて企業再建を
担当。
その後、
グロービス
(ビジネス教育、
ベンチャー・キャピタ
ル、人材事業)
にてグループ全体の統括業務、
アントレピア
(ベンチャー・キャピタル)
にて投資先子会社の社外取締役
などに従事する。
2002年、人事、会計、総務を中心とするコンサルティングとアウトソースを提供する会社、
ウィルミッツを創業。
2006年、業務プロセス・コンサルティング機能をウィルミッツから分社化し、
プロセス・ラボ
を創業。現在は2社の代表取締役を勤める傍ら、研修講師としてビジネスパーソンのス
キル向上を支援している。