「使用上の注意」改訂のお知らせ - ザイダスファーマ株式会社

-医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読み下さい。-
「使用上の注意」改訂のお知らせ
平成 26 年 6 月
製造販売元:ザイダスファーマ株式会社
謹啓
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、弊社製品につきまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度、標記製品に関しまして「使用上の注意」を平成 26 年 6 月 3 日付 厚生労働省医薬食品局安
全対策課長通知(薬食安通知)により改訂及び自主改訂致しましたので、ご案内申し上げます。
今後のご使用に際しましては、下記内容をご参照下さいますようお願い申し上げます。
謹白
【改訂内容】
部:薬食安通知による追記
改訂後
改訂前
2. 重要な基本的注意
(1)~(8)略(変更なし)
(9)2 型糖尿病における糖尿病性腎症の患者では血清カリウム上
昇及び血清クレアチニン上昇があらわれやすいので、本剤投
与中は定期的(投与開始時:2 週間ごと、安定後:月 1 回程
度)に血清カリウム値及び血清クレアチニン値のモニタリン
グを実施し、観察を十分に行うこと。血清カリウム値及び血
清クレアチニン値に異常が認められた場合には、適切な処置
を行うこと。特に、本剤とアンジオテンシン変換酵素阻害剤
を併用した場合、急性腎不全、高カリウム血症のリスクが増
加するとの報告があるため、本剤とアンジオテンシン変換酵
素阻害剤を併用する際には注意すること。
3. 相互作用
略(変更なし)
併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等
臨床症状・措置方法
省略
アリスキレン
省略
アンジオテンシン
変換酵素阻害剤
腎機能障害、高カリ
ウム血症及び低血圧
を起こすおそれがあ
るため、腎機能、血
清カリウム値及び血
圧を十分に観察する
こと。
アンダーライン部追記
機序・危険因子
併用によりレニ
ン・アンジオテン
シン系阻害作用が
増強される可能性
がある。
アンダーライン部追記
省略
(裏面へ続く)
改訂後
改訂前
4.副作用
略(変更なし)
(2)その他の副作用
次のような症状又は異常があらわれた場合には、投与を中止するな
ど適切な処置を行うこと。
種類/頻度
頻度不明
省略
消 化 器
口内炎、口角炎、胃不快感、胃潰瘍、下痢、嘔吐・
嘔気、口渇
4.副作用
略
(2)その他の副作用
次のような症状又は異常があらわれた場合には、投与を中止するな
ど適切な処置を行うこと。
種類/頻度
頻度不明
省略
消 化 器
口内炎、口角炎、胃不快感、胃潰瘍、下痢、嘔吐・
嘔気
そ
の
他
省略
勃起不全、咳嗽、発熱、ほてり、味覚障害、しび
れ感、眼症状(かすみ、異和感等)、倦怠感、無
力症/疲労、浮腫、関節痛、筋痙攣、筋肉痛、総
コレステロール上昇、CK(CPK)上昇、血中尿酸
値上昇、女性化乳房
そ
の
他
省略
勃起不全、咳嗽、発熱、ほてり、味覚障害、しび
れ感、眼症状(かすみ、異和感等)、倦怠感、無
力症/疲労、浮腫、関節痛、筋痙攣、筋肉痛、総
コレステロール上昇、CK(CPK)上昇、血中尿酸
値上昇
部:自主改訂による追記
【改訂理由】
厚生労働省医薬食品局安全対策課長通知により「2.重要な基本的注意」及び「3.相互作用」を改訂し
ました。
また、先発会社の自主改訂に伴い、
「4.副作用 (2)その他の副作用」を同様の内容に改訂しました。
なお、本情報は DSU(医薬品安全対策情報)№ 230(平成 26 年 6 月下旬発送予定)に掲載されます。
改訂後の添付文書情報は
「医薬品医療機器情報提供ホームページ(URL:http://www.info.pmda.go.jp/)
」
または「ザイダスファーマ株式会社ホームページ(URL:http://www.zydus.co.jp/)」においてご確認
いただけます。
以上