インダスト点滴静注用0.25g

№15-014
・・・医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読み下さい。
・・・
2015年6月
使用上の注意改訂のお知らせ
日本薬局方
注射用イミペネム・シラスタチンナトリウム
カルバペネム系抗生物質製剤
この度、標記製品の「使用上の注意」を以下のとおり自主改訂致しましたのでご案内申し上げます。
なお、改訂後の添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには若干の日数を要しますので、今後のご使用に
際しましては、本内容をご参照くださいますようお願い申し上げます。
(自主改訂による追加箇所
(自主改訂による削除箇所
1.改訂内容(抜粋)
改
訂
後
改
2.重要な基本的注意
(1)本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予
知できる方法がないので、次の措置をとること。
1)~3)
<略>
(2)
<略>
訂
下線:
下線:
)
)
前
2重要な基本的注意
(1)本剤によるショック、アナフィラキシー様症状の発生を
確実に予知できる方法がないので、次の措置をとること。
1)~3)
<略>
(2)
<略>
4.副作用
4副作用
(1)重大な副作用(頻度不明)
(1)重大な副作用(頻度不明)
次のような副作用があらわれることがあるので、症状があ
次のような副作用があらわれることがあるので、症状が
らわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う
あらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を
こと。
行うこと。
1)
<略>
1)
<略>
2)ショック、アナフィラキシー 初期症状として、不快感、
2)ショック、アナフィラキシー様症状 初期症状として、
口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗又は呼吸困
不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗
難、全身潮紅、浮腫等があらわれることがあるので観察
又は呼吸困難、全身潮紅、浮腫等があらわれることが
を十分に行うこと。
あるので観察を十分に行うこと。
、中毒性表
3)中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:
3)皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
皮壊死症(Lyell症候群)
4)~9)
<略>
4)~9)
<略>
<裏面に続く>
-インダスト点滴静注用 1/2-
改
訂
後
改
(2)その他の副作用
次のような症状又は異常があらわれた場合には、投与を
中止するなど適切な処置を行うこと。
精神神経系
頻 度 不 明
<略>
しびれ感、振戦、幻覚、譫妄、激越、ジス
キネジア
訂
前
(2)その他の副作用
次のような症状又は異常があらわれた場合には、投与
を中止するなど適切な処置を行うこと。
精神神経系
<略>
頻 度 不 明
<略>
しびれ感、振戦、幻覚、譫妄
<略>
2015年6月改訂
2.改訂理由
「副作用:その他の副作用」の項に「激越」
、「ジスキネジア」を追記
先発製剤(チエナム点滴静注用、MSD 株式会社)において、国内外の副作用の集積から「副作用:その他の副作用」
の項に「激越」及び「ジスキネジア」が追記されました。これに伴い、弊社製品(インダスト点滴静注用 0.25g/5g
「テバ」
)においても副作用「激越」及び「ジスキネジア」を追記しました。
尚、弊社製品におきましては、現在のところ当該副作用の報告はございません。
「重要な基本的注意」及び「副作用:重大な副作用」の項の記載整備
1)最近の知見に基づき、
「アナフィラキシー様症状」の表記を「アナフィラキシー」に変更しました。
<参考> 医薬品・医療機器等安全性情報(No.299)
2)先発製剤の改訂に伴い、副作用名「中毒性表皮壊死症(Lyell 症候群)
」を「中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal
Necrolysis:TEN)」に変更し、疾患の重篤度を考慮し「皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson 症候群)」との記載
順序を変更しました。
本添付文書改訂情報は医薬品医療機器総合機構のインターネット情報提供ホームページ(http://www.pmda.go.jp/)に
最新添付文書並びに医薬品安全対策情報(DSU)を掲載致します。あわせてご利用下さい。
-インダスト点滴静注用 2/2-