効能又は効果、用法及び用量の一部変更

-医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読みください。-
効能又は効果、用法及び用量の一部変更、
使用上の注意改訂のお知らせ
平成 27 年 9 月
処方箋医薬品(注意-医師等の処方箋により使用すること)
深在性真菌症治療剤
日本薬局方 フルコナゾールカプセル
このたび、標記製品の「効能又は効果」及び「用法及び用量」の変更が平成 27 年 9 月 16 日付にて承
認されました。それに伴い、使用上の注意事項の一部を改訂いたしましたので、お知らせいたし
ます。
今後のご使用に際しましては、下記内容をご参照くださいますようお願い申し上げます。
【改訂内容(下線部
改
訂
:改訂箇所、
:削除箇所)】
後
【効能又は効果】
カンジダ属及びクリプトコッカス属による下記感染症
真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌
髄膜炎
改
訂
前
【効能又は効果】
カンジダ属及びクリプトコッカス属による下記感染症
真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌
髄膜炎
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防
カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎
【用法及び用量】
成人
カンジダ症:通常、成人にはフルコナゾールとして 50~100mg
を 1 日 1 回経口投与する。
クリプトコッカス症:通常、成人にはフルコナゾールとして 50~
200mg を 1 日 1 回経口投与する。
なお、重症又は難治性真菌感染症の場合には、1 日量として
400mg まで増量できる。
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:成人に
は、フルコナゾールとして 400mg を 1 日 1 回経口投与する。
カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎:通常、成人にはフ
ルコナゾールとして 150mg を 1 回経口投与する。
【用法及び用量】
成人
カンジダ症:通常、成人にはフルコナゾールとして 50~100mg
を 1 日 1 回経口投与する。
クリプトコッカス症:通常、成人にはフルコナゾールとして 50~
200mg を 1 日 1 回経口投与する。
なお、重症又は難治性真菌感染症の場合には、1 日量として
400mg まで増量できる。
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:成人に
は、フルコナゾールとして 400mg を 1 日 1 回経口投与する。
以下変更なし
以下省略
〈用法及び用量に関連する使用上の注意〉
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:
(1)~(2) 変更なし
カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎:
本剤の効果判定は投与後 4~7 日目を目安に行い、効果
が認められない場合には、他の薬剤の投与を行うなど適切
な処置を行うこと。
〈用法及び用量に関連する使用上の注意〉
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:
(1)~(2) 省略
改
訂
後
改
【使用上の注意】
4.副作用
変更なし
(1) 重大な副作用(頻度不明)
変更なし
(2) その他の副作用
変更なし
種 類
頻度不明
変更なし
悪心、しゃっくり、食欲不振、下痢、腹部不
快感、腹痛、口渇、嘔吐、消化不良、鼓腸
消 化 器
放屁
訂
前
【使用上の注意】
4.副作用
省略
(1) 重大な副作用(頻度不明)
省略
(2) その他の副作用
省略
種 類
頻度不明
省略
嘔気、しゃっくり、食欲不振、下痢、腹部不
快感、腹痛、口渇、嘔吐、消化不良、鼓腸
消 化 器
放屁
変更なし
省略
【改訂理由】
【効能又は効果】、【用法及び用量】の承認事項の一部変更承認に基づき改訂いたしまし
た。
1.「カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎」における「効能又は効果」、「用法及び用量」の追加が承認
されました。
2.「用法及び用量に関連する使用上の注意」に関連事項を追記いたしました。
3.「4.副作用(2) その他の副作用」の「消化器」の項における症状を一部修正いたしました。
なお、改訂内容につきましては、日本製薬団体連合会発行の「DRUG SAFETY UPDATE 医薬品安全対
策情報(DSU)No.244」に掲載されます。
改訂添付文書情報並びにお知らせ文書につきましては、サンドのホームページ「医療関係者向け情報」
(http://www.sandoz.jp/medical/index.php)にてご覧になれます。
【資料請求先】
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