3 ブシラミンの使用後に,蛋白尿と腎機能低下 を呈し,腎生検 - 新潟大学

学
こ と な し
.
【現 病 歴】
胸痛
,
院 救急 外 来 を 受 診
抗力
× 2 560
抗d
,
ル ジ オ リ ピ ン 抗体 は陰 性
胸 水 を認 め
めなか
た
っ
頭部
.
血液ガ
.
C T
の 4
抗 dsD
,
項目より
ロ ンパ ル ス
抗体 陽 性
N A
S LE と診
療法 を開 始
断
し
た
っ
胸部
.
エ
コ
呼 吸状 態 は 安 定
間後 に再 度胸 痛
,
胸 部違和感 を訴 え
た
し た
第
.
b ri n k i n g l u
機能検 査
ゴ
プ
胸部
,
n
y
dr
o m
.
α
.
ゾ
内 服継 続
ri n
た
っ
k in g l u
n
で S LE の
dr
1 つ で
o m
e
こ る と され る
本例 は胸 部
.
隔膜 挙上 や 板 上無気 肺 を示
し
度拘 束 性 換気 障害 を認 め
,
e
が 疑 われ た
C O 2 ナ ル
コ
-
また
シ ス
.
へ
関与 も考 え ら れ た
,
レ ン
*
26 4
.
日 が 開始 さ れ た
9
月
の
浮腫
,
月下肢
6
b
,
ill a
u c
C RP 5 4
g / dl ,
m
.
m
,
療 法 を行
ス
その 後
っ
,
r
抗体 は陰性
B M
た
い
,
p
蛋白尿
で は,
r e
っ
(
d ni s ol o
2 8g/ 日
.
に
D M A RD
,
胃壁
C
n e
r
した
,
,
年8 月
,
C
l 7
r
.
当院 に
,
蛋白 尿
g / dl)
,
C
c r
M P O-
.
い
半月 体
,
ス テ ロ イ ドパ ル
.
日
増量した
30
m
g/
l 3
m
g / dl と 低 下 し た
.
.
か ら ア ミ ロ イ
よ る 蛋白 尿 や ほ
の 合 併 な ど 多 彩 な 腎 障 害 を き た し,
が
m
腎生 検 を行
.
日
,
月
(I U / 1)
.
へ
か の
.
.
腰原病
まれで はある
急 速進 行性 の 腎機 能低 下 もき た す可 能性 が あ
り 慎重 な 経 過 観 察 が 必 要 で あ る
て
7
,
l 79
,
g/
m
,
i n と 急 速 進 行 性 の 経 過 を示 し た
抗 G
,
C
,
関
.
が 中止 さ れ た
e
R F 77 5
,
l/
2
n e
蛋 白 尿 ( 3 +)
,
日 沈 査 で 赤血球 多数
m
in
m
と 腎機 能低 下 が認 め ら れ
.
した
200 0
.
両足
,
.
,
ト ゲ ン所 見上 横
呼吸機 能検 査
,
*
両膝
,
d n is ol o
re
g/
形 成 を 伴 う 膜 性 腎症 と 診 断
胸痛 を主 訴
,
m
2 ア
は S L E に稀 に
呼 吸 困難
,
lOO
ドの 沈 着は 認 め な か
血清学的活動
横 隔 膜 の 脆 弱 性 や 横 隔 膜 機 能 障害 に よ
,
6g/
RA
sy n
年
A N C A
.
g
e
月
12
当院 を受 診
,
p
,
呼吸
ド
ロ ン
合併 す る 肺症 状 の
の
この
ニ
レ
o m
た
っ
in
g / dl)
m
月
1
チ と診断され
m
年
19 99
.
年
2000
,
蛋 白尿 が 出 現 し
2 001
男性
,
マ
入院 した
レ ン ト
,
ll a
u ci
(
病
ト吸 入 に て 胸 部 症 状 及 び無 気 肺 は改 善 し
【考 察】 s h
dr
を疑
e
拘 束性障害 を示 した
で は 軽度 の
性 も改 善 傾 向 と な
起
s
g
8
ス
ニ
と し
n
ゾ
ニ
歳
78
,
関節 痛 が あり
b
抗
,
症例 は
節リ ウ
入院3 週
.
ゲ ン上 右横 隔膜 の 挙 上 と板 状 無気肺 を 認 め
s
検査
ー
関 節痛
い
チ科
マ
新潟大学 第二 内科 *
挿 管 復 す ぐ に 意 識 は 回復
.
リウ
レ ン
メ チ ル プ レ ゾ
,
,
で
同
リ ン パ 球減 少
,
日 に抜 管 に成 功
時点
瀬 波 病 院 内科
左肺 に 少
,
.
自 発呼 吸 は 微弱 な状 態 が 続
し た が,
大渕雄子・小柳明久・石川肇*
遠山知香子*・中園清*・村澤章*
村上修一**・上野光博**
西慎一**・下条文武**
ス で は 低酸
心 電 図 及 び心
,
で 明 ら か な 異 常所 見 は 認 め な か
核抗 体 陽 性
認め た R A の 1 例
.
C T 上 明 ら か な 問 質性 陰 影 は 認
,
3 ブシラミンの使用後に,蛋白尿と腎機能低下
を呈し,腎生検で,半月体形成と膜性腎症を
1614
ま た 著 明 な低 補体 血 症 を認 め た
,
489
事
人工呼
,
抗体
トゲ ン 写真 で は右 横 隔膜 の 軽度 挙上 と
の
朝当
D N A
s
素 血症 及 び高 二 酸化炭 素血症 を認 め た
量
9/ 1 8
,
記
.
【経 過】 抗 核 抗 体
l と高値
夕食
ほ ぼ呼 吸 停止 状態 で
.
吸 開始 の 上緊急 入 院
m
9/ 1 7
.
呼 吸 困難 が 出現 し
,
わ
朝の こ
,
当院整形外科初診
8/ 3 0
,
後 より 晦気
年8 月より多関節痛
H 13
ばり を 認 め
I U/
会
S h ri n k i n g l u
n
g
で軽
sy n
-
入 院 時 の 急 性呼 吸不全
の S h ri n ki n g l u
n
g
s
y
n
dr
o m
4 MRIが診断,経過観察に有用であった好酸
球筋膜 炎 の 1 例
,
佐伯敬子・山﨑肇・宮村祥一
e
橋本剛*・永井博子**
藤田信也**
.
長 岡赤 十 字 病 院内科
症例 は
出現
.
33
歳 女性
そ の 後数
ヶ
.
同
皮膚科 *
同
神 経 内科 *
*
誘 因 なく 膝 上 部 に む く み が
月 の 経 過 で 両前 腕
,
下 肢 の 腫脹
49 0
と
新潟 医学会雑誌
つ っ
た
ぱり 感 が 進 行
徐々 に手指
.
月後
に
れた
γ グ
ロ
造影 後
われ て
い
の 屈 曲 拘 縮 も 出現 ,
発症
ケ
症状な
ー
し
ブ リ ン 血症 を認 め
7
第9 号
平成
末梢 血 好 酸 球 増 多
.
大腿
,
M RI で G
ゾ
ロ ン 40 m g/
日 で 治 療 開始 し症 状
,
第
時
高
会
m
後 も異 な る
確 診 に は 生 検 が 必要 だ が
.
生検 部 位 の 決定
治 療 効果
,
な 検査 と して 非 常 に 有用 で あ
dli n i u
描 出 にす ぐれ
要と 思われ た
,
m
っ
Ⅰ
I
T
M RI は 診
別
この
条件下 で
の 撮 影が 必
T
恩田
清
槍前
薫
中井
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p et r o
r a n s
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.
「 慢性 関節 リ ウ
ダ
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メ イ ド 医 療+
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マ
チ 痛風 セ ン タ
鎌
所長
ー
谷
3
時
ル
5
,
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直
徳
一
純男
・
新井
弘之
・
遠藤
・
宮川
照夫
木村
輝雄
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d e 4)
を報告 し た
保存 的治療 の 後
.
p
r o a c
第
,
(
6
m
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2)
M RA
.
と B A tip
)
(約
日 前 者 を rt p t e r i o
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p
r o a c
b にて ク リ
術前 み ら
.
して い る
後 者 を
.
rt
の
71
歳 男性
腫 癌内 出 血 を
神経 麻捧
たが
月で
10 ケ
こ して い な い
4 5
c m
Zy g
o m a ti c
.
全摘
の
した
.
m
i
n
gi
o st e o t o m
過性
40
痴呆
.
頭 葉内
o
y
m
a
m
,
歳女 性
々 に増 強 し受診
.
に右
.
e n
i n gi o
m a
左 Ⅴ- Ⅹ 脳
部 分摘 出 に終 わ
.
っ
そ の 後再 出
,
失語症 等
,
へ
右
.
で入
院
.
左
上 方 に 発育す る 約
と 強 い 浮 腫 を認 め た
a st oi
d
e ct o m
術 後 症オ犬 は 著 明 に 改 善
〔症 例 5〕
徐
e n
同
,
.
〔症 例 4〕 7 7 歳 女 性
テ ン ト か ら側
m
二 度 起 こ し,
小脳 失調 を 認 め た
,
li v al
o c
手術 によ る 症 状 の 悪 化 は なく
,
血 も起
小脳
u p et r
.
(料
n sp et r o s a
一
動眼神 経麻痔 が み ら れた 以外 は経 過良好
〔症 例 3 〕
院
l
tra
術後
.
て 入
に て 右 IC PC
ピ ング した
ッ
n sp et r o s a
に 動 脈癌 を認 め
)
m
,
院
l
tra
ピ ング した
ッ
3D CTA
m
l
rt
く も膜 下 出 血 に
,
n a
病日 に
23
.
8
て 入
と脳底動脈
に て F M D
現 在職 場復帰
,
歳 女性
64
e
し
-
に 2 個 の 動脈 癌 を認 め
b に て 両者 を ク リ
H & K g
m
間)
の
o st e
.
く も膜下 出血 に
.
脳 血管 写
.
(p
b によ る 6 手術例
r o a c
pp
歳 女性
50
〔症 例 2 〕
之
に よ る手術 経験
・
れ た 四肢麻 痔 は消 失
東京 女子 医科大 学勝原病
リウ
9p
s a
& K g
た
チのオ
マ
山崎
・
本 幹 ( A IC A と S C A
演
ー
午後
-
題
造 影後 T l 強 調像 は 病変 部 の
診断には
講
時
( 土)
13 日
新潟 脳外科病 院脳神経 外科
(H
特
10
演
〔症 例 1〕
Ⅱ
午前
p et r o s a l a p p r o a ch
r a n s
特 に脂 肪抑 制
.
年 12 月
新潟 グ ラ ン ドホ テ
場
般
一
.
の皮膚
の 判 定 に 非 侵襲 的
た
15
常磐の 間
イ ド によ り改善 が 期待 で き 予
ス テ ロ
平成
で
所見 と
好 酸 球 性 筋膜 炎 は 強 皮症 類 似
.
a
回新潟 脳神 経外 科 懇話 会
43
日
月
9
プ レ ドニ
M RI
,
所 見 を示 す が
画像 で の G
dli n i u
皮 膚 か ら筋 肉 ま
.
bl o c k 生 検 所 見 で 筋 膜 炎 と 確 診 し
e n
も改 善 し た
a
,
年 ( 2 0 0 4)
16
強 調 像 と T 2 強 調 像 で 筋膜 が 高 信 号
の Tl
の
,
巻
し た が原 因不 明 と い
に描 出 さ れ筋膜 炎 が 疑 われ た
節
1 18
四肢 の 皮 膚 硬 化 よ り 強 皮症 を 疑 わ れ 紹 介 さ
レイ ノ
.
肘
,
第
を併 用
y
した
して
.
右 顔 面 の 圧 迫感
,
メ ッ ケ ル
.
痔れ
が
腔 か ら 海 綿静 脈 洞
,