夏季全国医学生離島実習 - 鹿児島大学医学部

夏季全国医学生離島実習
☆詳細は別冊(夏季全国医学生離島実習・
地域推薦枠医学生実習・地域医療トレーニ
ングキャンプ報告書2012)に記載
2012年7月29日(日)~8月5日(日)
場所:奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島
研修施設:瀬戸内町へき地診療所、宮上病院、大蔵医院、パナウル診療所
これまでに鹿児島大学が取り組んできた離島医療実習の経験と鹿児島の地域性を活かした教育プロ
グラムを、全国の他大学の医学生にも体験してもらう目的で毎年「夏季全国医学生離島実習」を開設し
ています。
2008年夏季に開始したこの離島実習ですが、今年で5回目となりました。今回参加した13名のうち8名
の医学生が離島に行くのが初めてとのことで、離島ではどのような医療が行われているのか、離島での
医師と患者との関係、島ならではの経験をしたいと、自らが目的を持って学ぶことを前提に参加しても
らっています。
離島医療は各コースの島によって異なりますので、最終日にはそれぞれの体験をコースごと報告する
報告会を行いました。今年も台風に遭遇してしまう状況でしたが、予定を変更してでも皆が集まりたいと
のことで、無事に奄美大島での合同発表会を開催することができました。それぞれの島の発表を聞いて
離島医療への理解をさらに深めることができ、他の島の医療の状況を共有することができた報告会でし
た。また参加医学生皆で奄美大島伝統の大島紬の泥染め体験をしたり、ウミガメにも触れたりと、参加
医学生同士交流の時間を多く作ることができました。
このような活動を通して、今後も離島医療に興味関心を持った全国の医学生の良い機会と経験の場と
して提供し、離島医療が充実・発展していくことを期待しています。
集合写真
奄美大島
徳之島
与論
沖永良部
14:00~16:00 鹿児島県医師会館、実習説明等
16:30 ジャンボタクシーで鹿児島新港へ移動
18:00 鹿児島新港発
7月29日(日)
船中泊
5:00 名瀬港着
地域実習
7月30日(月)
役場・保健所等
9:10 亀徳港着
地域実習
役場・保健所等
13:40 与論港着
地域実習
役場・保健所等
徳之島泊
知名泊
与論泊
病院実習
(宮上病院)
病院実習
(大蔵医院)
診療所実習
(パナウル診療所)
瀬戸内泊
徳之島泊
知名泊
与論泊
地域診断実習
地域診断実習 地域診断実習
地域診断実習
瀬戸内泊
名瀬泊
和泊泊
与論泊
地域診断実習
地域診断実習
地域診断実習
地域診断実習
瀬戸内泊
診療所実習
7月31日(火) (瀬戸内町へき地診療所)
~8月1日(水)
8月2日(木)
11:30 和泊港着
地域実習
役場・保健所等
8月3日(金)
20:25 名瀬港着
夜 研究報告会準備
名瀬泊(鹿児島県立大島病院むつみ寮)
8月4日(土)
午前中
奄美北部地方視察
13:00~16:00 研究報告会(各グループ20分、全体討論30~60分)
於:県立大島病院会議室
17:00~20:00 大浜海岸にて懇親会(BBQ)
名瀬泊(鹿児島県立大島病院むつみ寮)
8月5日(日)
8:00
解散
大浜海岸
実習説明等(鹿児島県医師会館)
船の上で集合
与路島巡回診療(奄美大島)
ウミガメ早朝観察会(沖永良部島)
病院実習
与論島から奄美大島へ出発
ハブ咬傷講義(徳之島)
訪問診療へ(与論島)
地域診断実習(ケイビング)
大島紬村での泥染め体験